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宜蘭観光最強スポット(後編)|伝統芸術センター・畫框博物館・中興文創園區

前編の「宜蘭観光最強スポット」で伝統芸術センターを紹介しました。まだ読んでいない人は、この文章をチェックしてください。

二つ目おすすめしたいの観光スポットは「畫框博物館」です。「畫框」は額縁のことです。博物館と言うより、美術館のほうに似ていると感じます。その理由は、館内に模倣の絵と額縁がたくさん揃っているからです。

一階のロビー
一階のロビー

入口でチケットを購入してから、スタッフが絵を紹介してくれます。一階のロビーでお土産が販売されており、DIY体験のコーナーもあります。
奥の階段に進むと、様々な額縁が壁と床に飾られています。インスタ映えの写真を撮りたいなら、ここがいいです。

額縁の階段
額縁の天井と床

二階に上ると、絵画の歴史の紹介があります。

そして、注目してほしいのはこちらの「最後の晩餐」と「モナリザ」の模倣の絵です。実はこれはレゴで作られた作品です。なかなか面白い発想ですね。

最後の晩餐
レゴで作られた
モナリザ
近く撮った写真

隣の絵は「落穂拾い」です。油絵だと思いましたが、実はちょっと違います。スタッフの話によって、この絵は従業員の全員で宜蘭の米を使用して出来上がったのです。

落穂拾い
宜蘭の米

こちらの絵は一目で見れば、女の人だと思いますが、撮った写真を逆にすると、お爺さんになります。

女性
おじいちゃん

この絵は正面から見ると、ライオンですが、撮った写真を逆にすると、ウサギになります。

ライオン
うさぎ

この絵もなかなか面白いです。「顔」が絵の中に隠れています。「顔」がいくつかあるかわかりますか。

三階は3Dの立体絵と額縁があります。こちらの「サル」と「海の世界」はとても人気があります。

サル
海の世界

奥に進むと、「モナリザ」と「真珠の耳飾りの少女」の模倣の絵が壁にいろいろ飾られています。面白すぎて、つい会心の笑みを浮かべました。

四階に上がると、絵を描くスペースです。チケットを購入したとき、スタッフから黄色いステッカーがもらえます。ここで好きな絵を描くことができます。描いた絵は三階と四階の壁に貼ります。

壁と天井にステッカーいっぱい貼ってる


退館する前に、無料のDIY体験もできましたが、今コロナの影響で、できなくなりました。その代わりに、DIYの材料をもらって、自分で家で作れます。
「畫框博物館」に展示されている作品はユニークで面白いです。今までの「博物館」と「美術館」とは全然違います。季節によってテーマも変わるので、何回も来ても飽きないと思います。カップルや子供連れのパパママにおすすめします。
唯一の欠点を言うならば、館内は少し狭いです。見て回る所有時間は一時間ぐらいです。また、夏休みになったら、団体旅行の客も増えるので、余計に写真を撮りにくくなります。混雑を避けるには、朝開館のときに来るのがベストです。

OMG!畫框博物館
営業時間:金~水 10:30~18:30
住所:宜蘭縣五結鄉五結路三段81號
電話:03-960-6108
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三つ目おすすめしたいのは「中興文創園區」です。「中興文創園區」は廃棄された製紙工場で、隠れのインスタ映えスポットです。

廃棄された工場
店もある

昔の工場跡が観光地としてリニューアルされ、今は伝統工芸の店が出店するいい所になりました。各店にDIY体験のスペースもあります。興味があれば、スタッフに申し込んでもらえます。

敷地はわりと広くて、全部回るのはかなり時間がかかりますが、まだ工事している所もあるため、観光客が少なくて落ち着きます。
おすすめの撮影スポットはこちらの壁です。廃工場ならではの非日常な雰囲気が味わえます。ここで撮った写真をSNSに投稿したら、人の目を引くでしょう。

次におすすめのは廃棄されたレンガの建物です。天気のいい日なら、どんな角度から撮っても抜群できれいです。観光客で賑わう場所ではないため、人目を気にすることなく、ゆっくり写真を撮ることができます。

中興文化創意產業園區
住所:宜蘭縣五結鄉中正路二段6之8號
営業時間:10:00-18:00
定休日:水曜日
ホームページ

今回の宜蘭旅は小学校を卒業して以来、初めてです。宜蘭の冬山河は久しぶりですが、相変わらずきれいです。この辺りは夏休みになったら、イベントがありました。そのため、観光地が耐えられないほどの観光客が押し寄せる状態はいつものことでした。しかし、コロナの影響かもしれませんが、県外からの客が減った分で、今回訪れた観光スポットは以前より人が少なくて、ゆっくりに楽しめました。

宜蘭は山と海に囲まれた美しい町です。いつかここで家を建て、のどかな田舎暮らしをしたいと思います。台湾は台北101と九份のような有名な観光地だけではなく、新竹や宜蘭にも「秘境」があり、まだあなたが知らない穴場がいっぱい眠っています。電車がないということでなかなか足を運びにくいと感じた人はいると思いますが、台湾人の友達と一緒に行くか、タクシーで行くか、団体旅行のバスで行くか、交通手段はなんとかなるので、ぜひ訪れてもらいたいです

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