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自己紹介替わりの5曲

思い立ったので。自己紹介されるよりも、好きな音楽を聴いたほうが、仲良くなれそうか分かる気がするんです。ぼくは。好きの押し売りです。どーぞ。

君と羊と青 RADWIMPS

FM802でかかってるのを聴いて、「何このかっこいい音楽!」ってなった中学一年生。

「君を見つけ出した時の感情が今も骨の髄まで動かしてんだ」という歌詞がサビの曲で、僕はRADWIMPSに出会って、10年越しにライブでこの曲を聴いて、「これを聴くためにここまで生きてきたんだな」と思った。

真赤 My Hair is Bad

それはそれは自分に自信がなくて、その自信のなさは裏返って、恋人への依存になっていた。でも、依存の二言で片付けてしまいたくないくらいには、あの頃の自分はちゃんとあの人に恋をしていて、あの人と二人でいられる自分のことが好きだった。

無邪気に駆け回る僕のことを撫でて欲しかった。たとえ君が手綱を手放しても、真赤な首輪はまだついたままだったよ。君の方を見ていなくても、君のことがとてもとても好きだったんだ。どこにも行かないでほしかった、あの頃。


前線に告ぐ さよならポエジー

赤が青に変わる様
日々は単調になっていくわ
無傷は振り出しの象徴であるかの如くです

馬鹿が阿呆になる様
日々に変調もさしてないわ
蹉跌は自らへの表彰であるかの如くです

「何も起こらないクソ退屈な日々」を表現するための4分弱。諦念を携えた視線で生活を眺めるこの歌詞がとても好き。「絶対諦めるな」なんていう力強い声かけよりも、自分はこの曲に支えてもらえている。

蒼き日々 plenty

朝が来るまでは僕だけが正義

情けないし、みっともないし、ガキくさい。いつまで経っても。そうやって自己憐憫に浸ってる自分のことがさらに嫌いになる。でも、せめて、朝が来るまでは。僕は僕のことを認めなくちゃいけない。そうしないと。

サリンジャー The SALOVERS

そんなんで僕らは
何にもないのに
無くしたふりして
クルッとクルッと回ってる

共感も同情もない。ただただ「俺は寂しいんだ、ここにいる俺を見てくれないあなたに届け」を歌っている。共感されたいわけじゃない、同情されたいわけじゃない。ただ、僕と同じように、寂しいと感じている人がいる。叫んでいる人がいる。それが心強かった。

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