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【LIVEレポ】Mr.Children tour 2023/24 miss you

デビューから32年目を迎えてもなお、
邦ロック界の先頭を走り続けるMr.Children。

……なんていうと、在り来りな表現だが、
このnoteを読んでくださっている方はもちろん、
Mr.Childrenという名前のミュージシャンを
聞いたことの無い方はほとんどいないだろう。

そんな彼らが2023年にリリースしたアルバム
『miss you』を引っ提げた全国ツアー。

私がMr.ChildrenのLIVEに参戦できたのは、
【Mr.Children DOME & STADIUM TOUR 2017 Thanksgiving 25】以来、7年ぶり。
大好きなわりに
アルバムツアーは初めて、という新参者。


※以下ネタバレ注意※
(レポというより個人の感想を連ねています🙇‍♂️)

まず初っ端から 《birthday》って何事ですか?
君 (お客さん) のこと特別だよってこと?

常に真正面から向き合ってくれるミュージシャン、
Mr.Children。1曲目から心はされるがままに。

アルバム『miss you』より 《ケモノミチ》
圧倒的迫力も訳が分からないほど身体の芯に響く。

会場がホールだったから
派手な演出がある訳じゃなく、
ライトのみの演出で、
あそこまでアルバムの世界に没入できたのは、
Mr.Childrenの表現力に脱帽する他なかった。

楽器を変えるのはもちろん、
叩き方、弾き方、声も、歌い方も毎曲違う。

アルバム曲をいくつかやって。
突然の 《口がすべって》 

序盤にして大混乱。

今だから、こんな世界だからセトリに組んでる?
と思いながら音にどっぷり浸り続ける。

分かり合うのって簡単じゃないけど、
大事にしてみようよって言われてるようで。

高校生の頃、
《口がすべって》が入っているアルバムきっかけでMr.Childrenにハマった私にとって
生で聞けるなんて思わず、まず涙ぐむ。

そこから懐かしの曲もいくつかやってくれて、
怒涛のアルバム曲。
アルバムの世界へ誘われる。
荒々しいMr.Children や 穏やかなMr.Children 。

様々な表情を魅せてくれて、
再び懐かし曲を織り交ぜながら、
ラストに 《おはよう》
7年前より少しだけ大人になった今、
おはようがどれだけ愛の深い曲か。

冬の朝のポタージュのように。
眠れない時のホットミルクのように。
じんわりと染み渡る感覚だった。

アンコールの中でも1発目は衝撃だった。
《優しい歌》 これが全然優しくない。
曲名や音に反してトンネルの中にいるような歌詞。

でもこの曲にも何度救われたか分からない。

田原さんがMCをしてくれたのも激アツ。
可愛かったです。とっっても。


全体通して、
"大人穏やかなMr.Children" という雰囲気。
感情は大きく揺さぶられながらも、ほっこり。

「コレ、大切にしてね」って
見えないものを大事そうに渡された感覚のLIVE。

25周年ツアーとはまた違う、
日々に寄り添ってくれる、
ベッド脇のオレンジの温かいライトみたいなLIVE。

明日からも頑張ろう!!
では無いけど、
これからも何かあったら、いや、何も無くても。
Mr.Children が そばにいてくれる。

そんな力強いモノを貰えるようなLIVEだった。

声出しができて、
自己満でしかないが「ありがとう」を伝えられて。
幸せな時間だった。

本当にありがとう。
推しは推せるうちに。

今日もまた彼らの音を聴きながら眠りにつくのだ。

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