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森岡毅のマーケティングとは❗️

本日はマーケターとしては有名な森岡毅氏のことについてご紹介したいと思っています。

その前に、そもそもマーケティングとはなんぞや!っていう方々の為にも分かって頂けるように簡単な説明もしていきます。
日本にマーケティグの概念が輸入されたのは1950年で1955年に日本生産性本部の米軍視察団が導入したそうです。
1956年には広告代理店大手の電通が『マーケティングと広告』を創刊しました。

実際に各企業がマーケティングを取り入れたのは’90年代頃からです。
そもそもマーケティングというは簡単にいうと『売れる仕組み』を作る!っということです。
それまでの日本と言うのは、まず物を作って売っていくというものでした。
その製品の精度を高めるためにひたすら技術的な事ばかりに目がいってしまっていたのです。
いわゆる『ものづくり』のニッポンというものでした。
そこに、ただ物を作るというだけでは売れない。という事に気づきはじめたのです。

日本の半導体を例に紹介しましょう。
1980年代日本の半導体のシェアは世界一位でした。
それがどうでしょう?
その後’90年代からはアメリカを始め世界から遅れをとっていったのです。
この例から見ても日本は半導体を始めITの分野においても遅れをとって
いったのです。
ものづくりにおいては、日本は世界ナンバーワンである象徴をその世代の方々は強気で思っていたのでしょう。(バカ丸出しである)


そこで今回幾多のイノベーションを起こしマーケターとしても大活躍の森岡毅氏をご紹介します。
その幾多のイノベーションの中でも一番有名なUSJの戦略です。


上の図は来場者数を表しています。
まさにV字回復どころか、右肩上がりを続けています。
その頃低迷していたUSJは森岡氏のイノベーションにより、あの東京ディズニーランドをも上回る事に成功したのです。
知名度、資金力、人工的にも関東の方が全然うえで、断然有利なんです。
しかし、一つ一つマーケティング施策を成功させ最後には、あの
ハリーポッターを実現させたのです。(すげ〜!)
その本のタイトルが『USJを劇的に変えた、たった一つの考え方』という本です。
マーケティングと聞くとちょと難しいと思われますが、そうではないと言っています。しかしながら超重要なものです。
商売の根幹・資本主義社会を勝ち抜くための成功法則というものです。
日本が低迷し続けたのは、このマーケティング力が足りなかったといえるでしょう。
学者とかエリート社員とかがやっている事だと思われがちですが全てシカトで
いいです。彼らは成果を出していません。(全てではないが!)
結論から行くと『売れる仕組み』をつくること。
値段(price)、商品(product)、販売ルート(place)、宣伝方法(promotion)
この4つを上手く組み合わせることが必須です。
皆さんこれを聞くと営業と思われますが、営業とは商品を売り込む事で
マーケティングとは違います。
マーケティングとは自然に商品が売れる仕組みです。
営業マンが売り込まなくてもいいという事です。
教科書的には商品を売る活動全体を表します。
よって営業とかプレゼンとかが入ってきます。
ネットのwebマーケティングではフォロワーを増やすとかアフリエイトとかではクリックさせやすいワード選びとかになり、かなり範囲が狭いです。
今、なぜマーケティングが大事なのか?
それは昔に比べ、つくるっという技術が簡単にパクられるようになってきたからです。
機械やロボットの進化により伝統的な技術や職人というものが、あまり必要としなくなり、その結果大量生産により技術がパクられるようになったんです。
ま〜3Dプリンターもそのうちの一つでしょうか。
今は設計図と機械さえあればマネはできるのです。
それだけ情報の動きが活発になってきたからです。
ですからマーケティングの差別化しかないのです。

それが上手くやっているのがアメリカで、マクドナルド、コカコーラ、P&Gなどです。
日本にもマクドナルドより美味しいハンバーグ、コカコーラより美味しい飲み物
P&Gより優れた商品などは非常にたくさんあるわけです。
しかしながら何が違うか?っというとマーケティング力が日本にはない!という事なんです。
全て美味しいところは持っていかれるのです。


ITの面ではどうでしょう!
まさに日本企業が勝てる企業は一つもありません。
日本企業はマーケティング以外を頑張りすぎてきたからです。
それは既得権益ばかりにしがみついてきた歴史があるからです。
しかしトヨタやソニーなどは『ものづくりの技術』により勝ち得た部分もあります。
ただ現在あるいは今後、勝ち続ける事は非常に厳しい局面に来ているという事です。
日本はまさにマーケティング後進国です!
ですから個人個人がマーケティングに対して勉強しなくてはならないのです。
商店を例にとって説明しましょう。
『お客さんの頭』、『お店の』、『体験』これら3つをコントロールしましょう。
即ちこれがマーケティングです。、
ここが一番大事で、お客さんの頭の中を想像するという事です。
日本は逆で技術から始めて失敗してきたのです。
スタートはお客さんの頭の中であって、技術は後につくものなのです。
これが出来ない店は潰れます‼️

攻めるべきポイントは2つで認知とブランドです。
認知とはその商品を知っている。
そしてブランドは大好きであるという事です。
勿論、知ってもらうだけでは買ってはもらえません。
好きになってもらわなくてはいけません。
お客さんの頭の中をイメージしなくてはいけません。
そして買いたい時に置いてある。もしくは棚に並んでいる。
そして丁度いい値段設定である事。
ブランドイメージを持つには安い店やコンビニには置かない事ですね。
後は数を売りたいにであればネットを使う事です。

ここで気をつけないと、いけないのが価格設定です。
安すぎても高くてもダメです。
その商品の価値を理解する必要があります。
いいものを安く!っという時代はオワコンです。
いいものには、それなりの価格にしないとブランドが死にます。
そして利益率が壊滅します。


USJはディズニーランドよりも早くに値上げをしています。
ですが来場者数は増え続けているのです。(上のグラフ)
日本は安値争いをやってきた結果が今の現状です。
ですから賃上げもなかなか出来ないのです。
自分たちの首を絞め続けてきた結果なんです。

適切なタイミングで、すきあらば値上げをするということに躊躇(ちゅうちょ)しない事です。
企業努力と売り上げ・利益を高める事に専念する。

そして『体験』をコントロールすること。
なんて良い商品、また買いたい、他の人にオススメしたい!
と思わせる事。これこそリピーターを増やすという事に繋がるのです。
このリピーターの存在が不可欠です。

『まとめ』
お客さんの本音を突き止める事に従事してください。
要は職業に関係なく営業、エンジニア、YouTuber、会計士など様々な
職業に関係なく、これが出来る人は成功できます。
それでは今回はこの辺で終了いたします。
さー、皆さんも明日から頑張ってマーケターになりましょう。
ありがとうございました。





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