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キャリコン|知っておきたい項目


こんばんは。るーんです。
いっとき秋めいたな♪と感じていたら、また暑さが舞い戻ってきましたね。今日は、知っておきたい項目についてメモしていこうと思います。


第11次職業能力開発基本計画
▪︎概要(4つ)
1. 産業構造・社会環境の変化を踏まえた職業能力開発の推進
 「Society5.0」
2. 労働者の自律的・主体的なキャリア形成の推進
 「セルフ・キャリアドック」
 
企業が従業員のキャリア形成支援のために、キャリアコンサルティングやキャリア研修を実施すること(義務ではない)
3.労働市場インフラの強化
4. 全員参加型社会の実現に向けた職業能力開発の推進

職業能力開発促進センター(ポリテクセンター)
国が担う公共職業訓練を実施する施設で、求職者の再就職を支援するための職業訓練、中小企業等で働く方々を対象とした職業訓練や人材育成等の支援を行っている。

地域若者サポートステーション(サポステ)
全国177ヶ所
15~49歳の方々に対し、就労支援を行う期間


<働き方改革の諸施策>

労働施策総合推進法(≒パワハラ防止法)
▪︎ハラスメント防止措置を講ずることの義務化
令和2年〜大企業へ
令和4年〜中小企業へ

▪︎以下3要素をすべて満たす場合
1.優越的な関係を背景とした言動
2.業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動
3.労働者の職場環境が害される

最近はハラスメントに対して本当にみな敏感だと思います。今一番の問題は、ハラスメントと訴えられることを恐れてまともな指導ができず、メンバーを育てられなくて困っているマネジメント層が増えていることかと思います。だからこそ「傾聴力」「アサーション」など、あの手この手でマネジメント層へ研修を提供したり、1on1導入などをする人事は多い気がします。

個人的に最近気になるのは、ハラスメントをした方に対して、適切な介在がしっかりできているのか?という観点です。何人にも基本的人権があり、よりよく改善する余地はきっとあると思う派です。


時間外労働の上限規制
月残業上限:45時間(年360時間)
月60時間超は、割増賃金率を50%へ引き上げ

これは10年前に比べると確かに是正されたとは思います。それまでは、みなし残業80時間とする企業もあって、私も新卒の頃、6時の始発に乗って24時過ぎの終電で帰宅する日々を送っていました。平日は基本自宅と会社の往復になり、睡眠時間が3〜4時間くらいしか取れないくらい仕事に追われていました。当時の私は、いわゆる”思考停止状態”だったのではと・・まるで歯車を回すネズミのように、”止まったらいけない!”という強い危機感を持っていたように今では思います。それが基盤のため、自分の限界を把握できるようになったのは唯一よかった点かもしれません。

とある広告代理店の大企業で、新卒が過労とパワハラにより自殺した事件が公になってから、国も色々と整備をされてきたと思います。(実際、その他企業でも同様のことが起こっていた(いる)と推察します)
何事も自分で決めるということを大切に、働いていけたらいいですね。


高度プロフェッショナル制度
高度の専門的知識等を有し、一定の年収要件を満たす者(1,075万円)に対し、労働法の規定を適用しない制度(労働時間/休憩/休日/深夜割増賃金)
※年間104日以上、4週間を通じて4日間以上の休日を与える

この制度は、従業員というより雇い主側が得する制度なのかなぁ、と思います。年収が高い従業員=高いパフォーマンスを上げる=働き者である確率が高いと仮定するならば、この制度のもとで働く個人(従業員)にはどのようなメリットがあるのだろうか、と個人的に不思議に感じます。現在はフルフレックス制度や在宅勤務など拡充されてきているはずなので、この制度のもとでなくても、業界や仕事内容によっては自由に働けるご時世ではないかと。


ではまた^^



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