良い文章って、どんな文章?
noteを初めて、もうすぐ3ヶ月になります。
「あれ、そういえば文章の書き方を勉強してないじゃん。」
特に何も意識せずに書いてきたので、文章力が向上している実感もない。
そんなわけで、「良い文章を書く方法を勉強してみよう!」と思ったんです。
今回はハーバード大学の心理学の教授である、スティーブン・ピンカーさんがおすすめしている文章の書き方を、勉強しました。
自分なりにまとめると、良い文章は
視覚的、会話的である
分かりやすい言葉が使われている
何度も見直す
の3つが重要だと思います。
他にも大事なことはあるのですが、記憶に残りやすいように3つにしぼりました。
では、順番に解説していきます。
視覚的、会話的である
人類の歴史から見ると、文章を書くという行為は比較的最近のことなんです。
だから、人間は文字を読むのが実は苦手。
一方で会話をしたり、見たりして理解するのは得意。
そう考えると、活字離れが起きるのは、当たり前のことなのかもしれないですね、
YouTubeや漫画の方が本よりも視覚的、会話的であるから。
脳への負担が小さいものの方が、頭に入ってきやすくて苦痛がない。
つまり理解しやすい文章というのは、パッと一目で見た時に分かりやすくて、語りかけているような文章なんですね。
見た目の良さを大事にしよう
紙の本だと文字のデザインには制限があるけど、noteではいろんな機能があるので、視覚的に分かりやすいものにできます。
段落をあけたり、太字にしたり、箇条書きにしたり。あと、句読点(、)の位置を気をつけたり。
気をつけるのが、めんどくさいことだけど、読む人にはとっては大きく印象が変わるんですね。
というのも、人間の脳は3分の1が視覚に使われているそうです。
中身だけでなく見た目も、気をつけていきましょう。
話すように書こう
人類は他者とコミュニケーションを取ることで、生き延びてきました。
社会的な生き物なので、会話というものをすごく大事にしているんです。
なので、語りかけているような文章は、すごく頭に入ってきやすい。
書き方に困ったら、会話しているように書いてみましょう。
パソコンの画面の向こうで、誰かに話しかけているように。
僕は、さらにもう一歩踏み込んで、歌のような文章を書くことを理想にしています。
歌って、すらすら心に入ってくるじゃないですか。
そんな心地いい文章を書くことが、究極の目標です。
分かりやすい言葉を使う
難しい言葉を使えば使うほど、書き手の印象が悪くなるみたいです。
会話でもそうですよね。意味の分からない難しい専門用語を使われたら、聞く気が起こらなくなります。
僕も研究していることを書く時があるので、注意が必要です。(昔の記事で、しっかりした解説もなく専門用語を、使っていたかもしれない)
対策としては、友人に向けて書くようにすること。
自分の世界に入って書いちゃうと、難しい言葉を使ってしまいがちだから。
自分が知っている言葉や知識は、他人にとっては全然知らないことが多いです。
人それぞれ、まったく違う経験をしてきているから。
ついつい、かっこいい言い回しをしたくなる気持ちも分かりますが、伝わりやすい言葉を使いましょう。
何度も見直す
個人的に、これが一番難しいことかなって思います。
頑張って書き上げたものを、見直すのって大変じゃないですか。
noteを書いている方は、本業をしながら空いた時間で書いている人が、ほとんどだと思います。
すきま時間で必死に書いたものを、すぐに投稿して読者の反応が欲しいという気持ちは、とても分かります。
でも、どんな偉大な作家の文章でもかならず編集者によって、編集が行われていますよね。
それだけ文章とは、難しいものなのです。
書いている人にとっては、簡単に理解できるものだとしても。
noteは基本的に自分で書いて、自分で見直して投稿するしかありません。
編集者が自分なので、この何度も見直すという作業が、文章の質に大きな影響を与えると思います。
すぐに投稿したい気持ちをグッとこらえて、何度も読み返してみましょう。
まとめ
文章法について勉強したことを、自分なりにポイントをしぼって、まとめてみました。
良い文章を書く方法について、自分なりに一言で表すと、友人に話しかけるように書き、それを何度も読み返すということ。
偉そうに書きましたが、自分の文章がいい文章だとは、これっぽっちも思ってないです。
しかし、今回まとめたことに気をつけてアウトプットを続けていれば、確実に文章力が向上していくはずです。
伝わる文章を書きたいと思っている人に、役立てる内容になったのならば、とてもうれしいです。
どんなに文章のネタがよくても、見せ方が悪くて伝わらないというのは、非常にもったいないことです。
どんなに素晴らしい商品でも、広告がなければ広まりませんよね。
良い商品はどんどん広めて欲しいです。
これと同じように、みなさんの面白い経験とか知識が多くの人に広まって欲しいので、この記事を書きました。
書くことは、たくさんの困難もありますが、noteという創作の街で、一緒に切磋琢磨していきましょう!
切磋琢磨って、難しい言葉じゃないですよね??
おしまい
あ、参考文献を貼るの忘れてました。
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