見出し画像

私が菜食になった理由と食事方法

先に言っておきます。
肉食を批判したり、悪く言うつもりは微塵もありません。

ただ、
「こんな選択肢もあるよ」という提示や、
「お肉がどうしても苦手・食べられなくて、
お肉の代替えや健康的な食事法を知りたい」
という方向けに書いています。

そして私は「菜食主義」というよりは
「罪悪感と生理的拒否、気持ち悪くて自ずと肉が食べれられない」
の方です。

また、「私は菜食だから動物を殺していない」とも言いません。

車・電気使用⇒排気ガスによる温暖化、
オゾン層破壊、それに伴う生態系の崩壊と生命種の絶滅。
病院の利用⇒薬が安全な範囲で利用されるためのネズミ実験。

この世は現在、
”生きているだけで生態系、自然、動物殺しに参加させられる”
しくみになっています。

だからといって、
「動物の命の上に我々の命は成り立っている。
だからこそ、それを受け止めてしっかり感謝すること」
だけでこのブログを終えるつもりもありません。

もちろん、命への感謝、お詫びは必要不可欠です。
だけれど、現在
動物の命、生態系や自然破壊が無ければ
なりたたない生活になっているのは、
”しくみ” ”システム” のせいです。

自然破壊や動物殺傷は、すでに一線をこえています。

山は切り開かれ、獣は住処を失う
海は埋め立てられ、サンゴと魚は惑う
山川海、ごみで溢れ、生態系が崩れる
メタンガスや二酸化炭素によって、オゾン層破壊と温暖化
放射線汚染による生態系異常
違法な草木の伐採、密漁などによる森林、海の森の減少

文明化から200年と少し。
ずっと持ってはきましたが、そろそろ
自然的、物質的な資源限界の限界が見え始め、
このままでは地球が住めなくなります。

他の星に移り住む……みたいな話もありますが、
ロケットに何十億もの人が乗れると思いますか?
地球を見捨てていく人達が、全ての人を救おうとすると思いますか?
その場合何十億もの犠牲を地球に残していくことになります。
場合によっては、あなたや私が取り残される危険性すらあります。


肉食をせずとも健康に暮らせる方法があること。
自然に優しい発電方法があること。
農薬や殺虫剤などに頼らずとも、共生する方法が必ずあること。

それらを、私は考えていきたいし、全人類で考えてゆきたい。
しくみを変えること。
そのためには一人一人が変わること。

私の経験談やブログが、少しでも参考になれば幸いです。


菜食になる前となったキッカケ


もともと、牛肉は脂がすごすぎて、すぐ胃もたれして食べれませんでした。
(小学校のころから)
それに加え、牛肉そのものが高いので、家ではあまり出されず、
あまり好きでもなく、食べる機会もなかった、という状況です。

よって、私が元々食べていた動物性は、

  • 豚肉

  • 鶏肉

  • ゼラチンやビーフエキス系

  • ヨーグルト

  • チーズ

などですが、
豚肉も脂で胃もたれをよくしていたので、
あんまり食べていません。

けれど、カレーや親子丼、ハンバーグは当時大好きで、
当時はよく食べていました。
たまに
「ミンチ肉って、冷静に考えたら結構グロイのでは?」
と思う時もありましたが、あまり考えないようにしていました。

キッカケは中学生時代の自律神経失調症……のフリをしていた時。
言語化できない違和感と、増し続けるモヤモヤと憤りからなんとか
逃れるため、慢性頭痛を演じている時があり、
その時、「治そうと努力しているアピールは必要だな」と思い、
一応健康法などは大量に調べていました。

その中で、江戸時代の人の食事を知りました。

今まで
「お肉を食べなければ健康な体になれない」
と聞いていたこととは正反対。
低糖質、高たんぱくでなく、
低脂肪、高糖質、
さらには一日二回の食事。

さらには、上の動画のように、
車夫に西洋式の食事(高脂肪、高たんぱく、低糖質)
の食事を与えて身体能力が落ち、
今までの食事(玄米、イモ、つけものなどの低たんぱく、高糖質)
に戻して身体能力が戻るという。

そんな食事では、
もちろん背も低ければ
体つきはよくなく、
現代人の方がはるかに”体格は”良い。
ただし、
運動能力においては、江戸時代の人の方がはるかに上。

  • 90~120Kgの米俵を、身長140cmの女性が担ぐ(百姓)

  • 伊勢から江戸(おおよそ600km)を三日で片道(飛脚)

  • 暴れ牛の引き縄を踏んで止める(町人)

  • 鎌倉時代の武士の引く弓の重さ(弦の張りの強さ)
    の平均は45kg(現代の弓道は15kg、女性で10kgくらい)

健康の域を超えちゃってますね(汗)

そして、肉って本当にとる必要があるんだろうか?
と思うようになりました。
(製造方法などは知っていて罪悪感などはあった
+牛のげっぷのメタンガス、家畜のための大量のエサと水など)

そして、
・小麦粉が体に合わないことが判明(小麦粉の過敏性)
⇒小麦粉を米粉に
・砂糖の取り過ぎや添加物系が良くないことが判明
⇒市販のおかしをやめ代わりにナッツ類に
・甘味料や清水飲料が良くないことが判明
⇒控える、基本買わない
……と次々変えていく中、

「肉を食べるのをやめると、必須アミノ酸は不足しやすいけど
ニキビが減って洗い物が楽になる」
と聞き、
肉を食べるのをやめ、魚や卵のみにしたのが一年前です。

そして半年前、日月神示に出会い、
「食、気つけよ」の文とともに、人や日本人には肉食は体に合わず、
五穀菜類が良いとかかれていたことをキッカケに、
「そっか、お肉を食べずとも良いんだな」
となり、完全な菜食になりました。

菜食とは言え、
正確には私は「ヴィーガン」ではなく
「ベジタリアン」になります。
どうしても不足しやすい必須アミノ酸を補うため、
チーズのみいただいている故です。
(ブッタが悟りを開き、死にかけで山を下りた際
チュダータなる盲目の少女にヤギの乳を渡され、
それを飲んで復活し、人々に教えを説いたという逸話がある。
日月神示にも遠くて近き食物がよい、四つ足を食うなかれとかかれ、
牛乳には言及がなかったためいただいている。
チーズ以外の動物性はゼラチン、魚、卵を含め食べていない)

ゆるい菜食や完全菜食、様々な種類の菜食

ヴィーガンや菜食というと、
完全に動物性を断つ人をイメージするかもしれませんが、
かなり細かく分かれています。

牛、豚だけ食べず、鳥や卵、乳製品、魚だけ食べる人

牛、豚、鳥、卵を食べず、魚や乳製品だけ食べる人

乳製品以外の全ての動物性を食べない人(私はここ)

卵、牛だけ食べない人


……など

かなり多種多様なスタイルがあります。
私もいきなり菜食になった訳でなく、
始めは
1、牛を食べなくなる
2,豚を食べなくなる
3,鳥を食べなくなる
4,卵を食べなくなる
5,魚を食べなくなる
6,乳製品以外の動物性全てを
食べなくなる(ゼラチン、コンソメなども含む)

といった順を踏みました。
牛や豚を食べなくなるだけでも、
洗い物が楽になる上、
買い物の値段も抑えられて
とても良いですよ!
(ただし、鉄分、亜鉛の不足に注意するため、
デーツや納豆、梅干しやしそなどを食べるようにしてください)

菜食のメリット

1,洗い物が楽

動物性の脂は洗剤を使う、牛肉や豚肉に関してはお湯を使わねば全く
落ちませんが、菜食になると脂がなく、油オンリーになるので、
ゴマ油、米油、オリーブオイルの後最低限の洗剤で
落ちます。

2,ニキビが減りやすい

過度な脂、コレステロールが減るので、余分な皮脂が減り、
ニキビができにくくなります。

3,体臭が減りやすくなる

汗や体臭が臭くなりにくくなり、
風呂に2日くらい入らなくても(汗をかいていなければ)
意外とにおいません。
まあでも、……風呂は毎日はいることをおススメします。

4,ぬいぐるみや動物、虫と仲良くなりやすい

急にスピリチュアルチックな話になりますが、
なんだか虫や獣、ぬいぐるみとコミュニケーションがとりやすくなり、
蚊を見つけた時も「○してやる」という思いから
「ちょっと待っててね外に出すからねー」と、殺意もわきにくくなります。

5,胃もたれや便秘などの消化器系の不調に陥りにくい

菜食になると、自ずと野菜や果物、ナッツ、海藻、きのこなど、
食物繊維を多く含むものを食べるようになるので、
便秘はほとんどならなくなります。

そして、植物性の油は動物性の脂に比べ消化しやすいので、
胃もたれもほとんど起こりません。

菜食のデメリット

1,かなり意識しないと
必須アミノ酸、ビタミンB12、鉄分、コラーゲンが不足しやすい

どうしても普段お肉に必須アミノ酸、ビタミンB12の摂取を頼っていると、
菜食に急に切り替えた際に不足しやすくなります。
また、野菜系からとれる鉄分系は、お肉系と比べ
ビタミンC、B12と一緒に取らなければ吸収しづらく、不足しやすいです。

1,対処法:松の葉やナッツ類、豆腐や納豆、キノコ類、玄米
などを食べるようにする

松の葉をネットで調べると出てきて、
必須アミノ酸やタンパク質を多く含みます。
仙人も食べていたとされるほど松は良いもので、
菜食の心強い味方です。

他にも、ナッツ類、豆腐や納豆、キノコ類、玄米
などにもタンパク質が含まれ、
玄米に関しては五大栄養素全てを含むスーパーフードですので、
特におススメします。
雑穀も加えた雑穀玄米だと、玄米独特の風味が減って食べやすくなるので
おススメです。

また、鉄分も不足しやすくなるので、デーツや海苔、納豆なども良いです。
私の祖母が貧血だったのですが、毎日デーツを食べるようになってから
一ヶ月後には貧血が治っていたそうです!
ただし、高カロリー高糖質なため、
一日五粒までにしてくださいね。
(補足:鉄分といえばほうれん草!みたいなイメージがありますが、
実際には意外と鉄分は含まれておらず、
なんなら食べすぎると鉄分の吸収を阻害されます。)

コラーゲンに関しては、寒天や海藻から多くとることができます。
乾燥海藻サラダみたいなものも売っていますので、
ビタミン系と合わせて一緒に食べてください。

2,外食時やお土産をもらう時に困る

どうしてもビーフエキスやゼラチン、卵まで避けるとなると、
外食で食べられるものや市販のお菓子で食べれるものも
かなり減ります。
(完全菜食の場合、コンソメ、鶏がらとかも食べれなくなります)

2,対処法:線引きを緩くするor自分はこうだ!と貫く
どうしても食べたかったら家で代替え料理を作る

中には自分からは買ったり食べたりしないけど、
出されたりお土産でもらったものだけ食べる……
のようなゆるいスタイルをとっている方もいます。

また、きのこや油揚げ、大豆系は食べ応えがあり、
肉料理系のお肉の代替えにいれても意外とおいしいです。

ただし、菜食にこだわりすぎて体調を崩しては本末転倒です。
我慢をするとストレスはどうしても溜まるため、
理想は食べたいけど食べないではなく、
「食べたくない」の状態です。
無理をせず一歩ずつ進みましょう。

3,ヴィーガン反対派から批判を受けることもたまーにある
(今の所ちょっと小言を言われたのが一回だけ)

人によってはヴィーガンを心地よく思わなかったり、
ヴィーガン過激派のイメージで避けたり、
外食時に「私動物性食べれません」というと、
「コイツ面倒くさいな」みたいな小言をいわれることもあります。
友人でそんなことを言ってくる人とは距離をとりましょうね。

4,菜食切り替えしたては料理レパートリーがグッと減る

急に菜食に切り替えると、動物性を使う系のレシピが使えなくなるので、
しばらく食べるものがかなり減ります。
特に、完全菜食になろうとすると、
「え!?こんな食品にも動物性入ってるの!?」
みたいな食品もたくさんあります。
外食大好きな人ほど、
完璧な菜食を目指すとダメージが大きいです。

4,対処法:ネットで調べると、
動物性を使わないレシピが意外とたくさん出てくる

ネットで動物性や卵を使わない料理、おかしを調べると
意外とたくさん出てきます。

中医学の五行表を目安にすると、
栄養素をバランスよくとりやすい。

中国5000年の歴史にて磨かれた先人の知恵、
中医学というものが存在します。

身体や食物、季節、時間、色、味、感情……。
あらゆるものが五行で構成されていると考え、
木、火、土、金、水。
この五つの要素にあてはめていく考え方です。

水の気に対応する味は塩味。

木:青い・緑の食べ物、酸味の食物、または両方
火:赤い食物、苦い食物、または両方
土:黄色い食物、甘い食物、または両方
金:白い食物、辛い食物、または両方
水:黒い食物、しょっぱい(塩)食物、または両方


木:スモモ、カボス、タケノコ、ワラビ、緑の野菜類
火:トマト、スイカ、ピーマン、ゴーヤ
土:(自然な甘み系統)さつまいも、バナナ、なつめ(デーツ)
金:生姜、米、七味、大根
水:黒ゴマ、キクラゲ、梅干し

一つの食品が複数の気を持つことも
例:コーヒー
黒⇒水の気
苦味⇒火の気
酸味(コーヒーの種類によってはある)⇒木の気
砂糖による甘み⇒土の気
(できれば白砂糖より黒糖やキビ砂糖が良い)
ミルク⇒金の気

例:ビール
黄色⇒土の気
苦味⇒火の気

まあ、理解して覚えて、日常に応用していくのは中々大変なので、
参考程度に。

菜食そのものは健康法ではない。
代替え食品なども使いながら、
健康に菜食ライフを楽しみましょう。

菜食をしている人が特別な訳でも偉いわけでもありません。
強制するものでもなければ、絶対的な健康法でもありません。
不足しやすい栄養素をしっかりと補う手間もあるし、
世間の目が刺さることもないことはないです。

だけれど、肉を食べなくなることによるメリットなどもありますし、
環境への良い影響も及ぼすことができます。
負の念が湧きにくくなった……というのもなぜかあります。
(罪悪感がなくなるから?)

自分は元々魚が大好きでしたが、
魚さんと仲良くなりたいと思うようになると、
魚を食べる度脳裏に生きたお魚さんがよぎり、
罪悪感で食事を楽しめなくなってから
乳製品を除く全動物性を食べない菜食になりました。

このブログが少しでも参考になれば幸いです。
ここまで読んで下さり、
ありがとうございました!

それでは、
どうぞ日々をお健やかにお過ごしくださいませ。
弥栄ましませ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?