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映画ドラえもん のび太の地球交響楽|オープニングが圧巻でした

どうも、こびっとです。今回は映画の話です。(ネタバレなし)


圧巻のオープニング

公開初日に7歳の息子と鑑賞してきました。
今回は音楽がテーマです。
まずストーリーの前に言いたいのですが

タイトルオープニングが圧巻でした。
映画主題歌をオープニングで流していたこれまでのオープニングとは違った、オーケストラ風の曲を色んな楽器、音、声が紡いで、リレーのように画面の中を走馬灯のように駆け抜けます。
その疾走感のあと、タイトルがドーン!

オープニングだけで私は鳥肌がゾワーーーっと。
ほんの数分、数秒にかけた大人たちの本気を感じました。
大人が作った本気のオープニングでした。

ストーリー

音楽がエネルギーとなる惑星ファーレから不思議な少女が、のび太たちを惑星に招待して、楽器を演奏してエネルギーで惑星を助けてとお願いするというストーリー。

今回このストーリーが、小学一年生の息子にはとてもわかりやすかったようでした。
中には物足りないと感じる人もいるかもしれないです。
が、音楽が題材でここまで映画1本できるのは凄いなと思います。
なぜなら、恐竜や宇宙、氷河時代ってエピソード作りやすいからです。

一つ前の映画ドラえもん「のび太と空の理想郷」のストーリーが小さい子供には複雑すぎました。洗脳というテーマが入っていて、ニコニコとしたキャラが実はみんなを洗脳していた真の悪だという、大人のドラマのような展開をしていたからです。
この時は、途中で息子にこっそり「誰が悪い敵かわかる?」と聞くと、首を傾げていました。笑

しかし、今回ははっきりとした悪(ウイルスのようなもの)がおり、音楽を見事に奏でると、エネルギーが貯まる。悪も滅びる。というわかりやすいストーリーで、子供たちは飽きずにみている印象でした。

音楽は欠かせないもの

音楽の授業が嫌いなのび太は、書いたことが本当になる日記に「音楽がなくなった。楽しかった。」と書いてしまうんですね。
音楽の授業が」と書けばよかったんんだけど、これがきっかけで音楽が世界から消えてなくなってしまう。
バンドの曲もオーケストラも、テレビの音も、ラジオも、赤ちゃんを泣き止ます子守唄も、おじいさんの演歌も包丁とまな板のトントンという音でさえも。

音楽というと自分の好きなアーティストや曲を想像するけど、子守唄、保育園の歌、CM、テレビの効果音、たくさんの音が私たちと共存していると気付かされました。

そもそも音楽って色んなジャンルありますが、音楽きらいな人っていないんじゃないかなと思います。
クラシック好きな人、ロックやメタルが好きな人、演歌が好きな人。
みんな何かしら好きな音楽ってありますよね〜

音楽の偉人たちがモデルのキャラクターたち

惑星ファーレに住むキャラクターたちが面白いです。
バッハ、モーツァルト、ベートーベン、瀧廉太郎をモデルとしたキャラクターが登場します。

一番貫禄があったのがベートーベンでしたが、音楽室にあるベートーベンの写真ってすごく怖かったですよね。

音楽はみんなで一つになるもの

惑星ファーレのためにそれぞれの楽器を演奏するのび太たちですが、自分の楽器の音だけ上手く演奏してもエネルギーにはなりません。
仲間の楽器、音をよく理解し、上手くハーモニーにならなくてはなりません。

個性がはっきり分かれているドラえもんのキャラクターたちは、これにピッタリです。

俺の音を聞いてくれジャイアン
僕が1番うまいでしょ?スネ夫
ちょっと頑固なしずかちゃん
自信のないのび太くん

みんな違っても、理解し合い、尊重し合えば、素敵なハーモニーになる。

いつも素敵なメッセージを届けてくれる映画ドラえもん。
今回も大人も楽しめる素敵な映画でした。ぜひ劇場へ!GO


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