いつか笑い話しになる日まで⑨〜2人の誤算〜

こちらは⑨になりますのでよろしければ①〜⑧も合わせてお読みください^ ^

⑧にも書いていますが具現化するお金を毎日毎日家族で待っている間にもまた事件を起こし、それでも何も変わらないように過ごしていたYですが、家賃も支払わなければいけないし、私のパート代や子供からの支援だけでは生活もできないから待っている間に何でも良いから働く事はできないのか?と話す私にYはもう少し具現化するのを待っていようと思っていたが、そろそろ考えないとな。と働く意思があると話した後、日課のようになっていた神社に向かいました。
その神社でいつものように参拝した後LINEが来ました。「もうほとんどお金は具現化されてるから待って後1日だって。後1日したらお金使えるようになるって神様が言ってる。今回は確実だって言ってる」と。
本当なのか?また伸びたりしないのか?私には今までの経験で素直に喜ぶ事はできませんでした。
ただ1日待ってみよう。そう思いました。
明日の朝、神社から戻ってくればわかる。
次の日の朝早く電話が鳴りました。
Yだと思った。でもS子からでした。
また何か起こったんだな。と思いました。
案の定、S子の電話は「昨日宇都宮のコンビニでYを見たけどいつこっちに来たんだい?」「???」
私は昨日家を出て神社に行った事、今日にはお金を使える状態で持って帰って来る事などをS子に伝えました。昨日の朝の時点でこちらに居たのに宇都宮に向かえるはずはない。S子の見間違いじゃないのかと聞きましたが、S子は絶対にYだったと言いました。
何かおかしい。すぐYに電話をかけましたが出ませんでした。
前にYの携帯のショートメールを使って神様から連絡が来たのでショートメールを使って神様に連絡をし、S子からの電話の内容を伝えました。
神様からはすぐ返信が来ました。
「少し調査してすぐ連絡します」と。
数分後連絡が来ました。
神様からのショートメールの内容は「Yは節分辺りに何者(きっと敵対する神の残党)かに嘘の記憶を植え付けられそのまま家を出て宇都宮で1人で生活していたようだ。その嘘の記憶というのが家族みんなから罵倒され追い出され行くところもなく宇都宮に戻ったというもので、かなり本人心が荒んでいるというものでした。
神様はYの元に行き状況を説明したが本人は2月からの荒んだ生活と家族からの罵倒で心を閉ざしているようで耳を貸さない状態とのことで、すぐ私から電話を入れるよう言われました。
私は即電話をかけました。
電話口に出たYは電話に出た時点で反抗期の中学生のような態度でした。
何とかこちらの状況を説明し、嘘の記憶を植え付けられたらしいとの神様からの説明を繰り返しましたがYの態度はとても悪かった。
こちらに毎日帰ってきてはまた神社に行っていたのは誰なのか?私も頭は混乱していました。が、
この時はまだ私はYを信用していたのでなんとかなだめて家に帰ってくるよう話をしました。
ただお金はどうなったのかYもわからないと言っていました。
それでもいいから帰ってきて欲しい。私はそうYに伝えました。
そのままお金を持たずに家に帰り、記憶をすり替えられた可哀想な自分を家族が迎えてくれる。それがYの考えたシナリオだったのでしょう。
でも誤算がありました。
今まで一番お金も出し、お父さんお父さんとYを慕いYに反抗もした事がなかった娘がブチギレたのです。
Yは娘に対してもみんなで俺の事追い出したとキレ気味で電話に出たのが大誤算でした。
Yの中では自分がキレたらなだめて家に帰ってと泣いてくれるとでも思ったのでしょう。
娘はYに「頭いかれてんじゃない?病院行けば?何かあったからって借りてるお金も返さんと宇都宮に逃げるってかっこわるない?とにかく全額返済してからどこにでも行けば?」と。
ど正論です。もう神さまだとか何とかは通用しないとYは悟ったようで、それ以来私にしか連絡をしてこなくなりました。
私ならまだ騙せると思ったのでしょう。
娘はその後Yの為にしてしまった多額の借金を抱えたまま必死で働き新しい家を借り、息子と二人で家を出ました。
その後Yは私に対し神様からのショートメールを使いずるずるとお金を持って帰れない理由を次々作りながら家には帰ってこなくなりました。
後にわかりましたがずるずると引き延ばしている間に色々と逃げる準備をしていたようでした。
もちろんそこにはS子の協力があっての事でした。
2023.8.11「今から帰る。後2時間ぐらいの所までは帰ってきてるからもう少し待っててね」というLINEを最後にYは全く連絡がつかなくなりました。
Yはずっと逃げるタイミングを見計らっていたのでしょう。ここから私たち家族がYがついた嘘をひとつずつ暴いていく事になります。
次回はYとS子が今までついていた嘘を裏取り検証していった経過をお話しします。
今回もお読みくださりありがとうございました。

                                           to be continue…


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