綺麗な花が欲しい

アリ坂が釣りをしていると、
その背後にキツネ目の男が立っていた。

それに気付いたアリ坂は、
心底驚いて深々とお辞儀をした。
それに対し、
キツネ目の男は、
にこやかな対応をとっている。

と、
これ以上は恐い事になるかも知れないから、
これ以上を見るのはやめます。

その頃、
中ハラはでっかい花を売っていた。
持って帰るのも一苦労なほどにでかい花だ。
それをなんと、
七十円で売っている。
それじゃ、
やっていけないだろ。
てか、一輪も売れてないじゃん。
もう押し売れよ。
七十円なんだから。

と、
中ハラを見ている内に、
アリ坂とキツネ目の男のやりとりが終わったみたいだ。
アリ坂は、少し疲れた顔をしている。
釣った魚は逃がすみたいだ。
いつもは逃がさず食べるのに今回はどうした?

まぁ、それは聞かないほうがいいのかな……?

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