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タイ3大寺院🇹🇭〜ワット・ポー〜

2024/04/10

この寺院の正式名称は、「ワット・プラ・チェートゥポン・ウィモンマンカラーラーム・ラーチャウォラマハーウィハーン(วัดพระเชตุพนวิมลมังคลารามราชวรมหาวิหาร)」といいます。

ワット・ポーは、ラーマ1世が
僧侶が法を学ぶために建てるように命じた
古くからある王宮寺院。
王宮の南側にある涅槃仏と
タイ古式マッサージで有名なバンコクを
代表する観光名所のひとつです。

ラーマ 3 世の治世中、国王はこの寺院を
丁重に改修し、人々に知識を広めるために
さまざまな分野の学術書を寺院の周りに
刻み込みました。
このことから、タイで最初の大学
と考えられています。

ラーマ3世によって造立された涅槃仏は、
全長46m、高さ15mです。

日本と違うと思ったところは、
お賽銭箱がたくさんあるということ。

6つのお賽銭箱の上には、
寄付先が書かれています。
病気の僧侶や、インフラ整備、教育など、
自分の寄付したいところ入れても良し
全てに少しずつ入れても良しという感じ。

近づける距離が決まっているため、
頭側から仏像全体を撮影することは至難の業💦💦

その大きさもさることながら、
特に興味深いのが仏像の足の裏です。
そこには、仏教の世界観を現した
真珠で飾られた108の図が、
美しい螺鈿(らでん)細工
(貝殻を研磨して模様にはめ込んでいく装飾方法)
によって描かれています。

108という数は、人間の煩悩の数を表しています。

仏像は表の頭側から周り、足裏、
その後頭に向かって裏側も見ることができます。

裏側には、お賽銭を少しずつ入れる器が
108個並べられていて、
20バーツを払い、1バーツに満たない
お賽銭がたくさん入ったのカップを受け取ります。
足裏側から、頭側に向かって、
器に数枚ずつ入れていきます。

どのくらいずつ入れていくかは、
1人ずつ違います。
私の前を歩いていた中国人らしき
小学1年生くらいの男の子は
最後の108個目の器に、
余った30枚くらいのお賽銭を
一気に入れていました!

余ったお賽銭はどうしよう💦と
戸惑っている姿がとても愛くるしく、
つい話しかけてしまいました😊

1番大きな仏像以外にも、
たくさんの仏像を見ることができます。

基本的には金箔を全身に纏っていますが、
数体、金箔をわざと剥がしているように見える
仏像もありました。

女性は仏像に触れることは禁止されていますが、
金箔を貼ることができるという意味が分かりました

日本では、横たわった仏像を拝める場所に
私は行ったことがありません。
いつも首が痛くなるほど見上げていた仏像を、
頭先から足先まで身近に見ることができるのが、
この寺院の魅力だと思います。

また、この地域では路上でも
僧侶を見ることもできますが、
僧侶の方たちが、
食事をする姿も見ることができました。

テラス席で食べる僧侶と、
部屋の中で食べる僧侶
同じお寺の中で修行をしていても、
階級などが決まっているように感じました。

立派な建築物ばかりに目が行きがちですが、
この寺院内ではたくさんのお花が育てられていたり
野生のリスも見ることができます。

自然と信仰を大事にしていることが伺えました。

最後に、
この寺院内は、クーラーの効いた場所は一切なく、
炎天下の中、歩き続けることになるので、
お土産屋さんや、売店を利用して、
水分補給を欠かさずに回ってみてください!



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