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ピンク色がちらほらと🌸

2024/03/27

ニュースでは、桜の開花予想が
流れるようになりましたね!🌸

桜が開花する時期に注目されるのが
「標本木」です。
テレビでよく見るのは、
東京の靖国神社内の標本木ですよね!
その標本木の新芽の方から伸びた枝からは、
もうすでに、いくつかの花が咲いていましたが、
親の木からは、まだ開花が見られないため、
今朝の時点では、
開花宣言にはならなかったようです。

標本木は全国各地にあり、
東京は靖国神社(千代田区)の境内に、
京都は二条城(京都市中京区)に、
大阪は大阪城公園(大阪市中央区)にあります。

靖国神社のソメイヨシノは
1966年から54年間も
「標本木」を務めているそうです!✨

全国に58本の「標本木」

気象庁は北海道から沖縄まで
全国各地で桜の開花宣言を行っています。
観測する桜の木は「標本木」と呼ばれ、
全国で58本あります。

都道府県ごとに「標本木」がありますが、
沖縄や北海道などのように
広いところや離れ島があるところは
「標本木」が各地にあります。

樹種は原則として「ソメイヨシノ」ですが、
沖縄県(石垣島、宮古島、那覇、南大東島)は
「カンヒザクラ」、
北海道(稚内、旭川、網走、帯広、釧路)は
「エゾヤマザクラ」なのだそうです!
場所によって、桜の樹種が違うことを
今回初めて知りました!

沖縄県のように暖かすぎると
「ソメイヨシノ」が根付かないため、
中国南部や台湾などにも分布し、
沖縄で一般的な「カンヒザクラ」を
「標本木」としているそう。

北海道は逆に低温で
「ソメイヨシノ」が根付かないため、
寒さに強く道内の公園などに植栽されている
「エゾヤマザクラ」が「標本木」となっています。
しかし、北海道でも本州に近い
函館、室蘭、札幌は「ソメイヨシノ」が
「標本木」になっているそうです。

「標本木」が老齢になると代替わり

東京の「標本木」は、
大手町の気象庁の敷地内にありましたが、
1966年から靖国神社の境内にある
「標本木」に交替しました。
「長年、観測環境が変化しない場所」として
靖国神社の「ソメイヨシノ」に
白羽の矢が立ったと言います。

「標本木」が老齢化すると、花が咲かなかったり、開花時期がずれることがあるため、
別の木に代替わりが想定されています。

気象庁は、今後の代替わりに関して、
以下のように発表しています↓

「靖国神社の標本木は
いずれ別の木に替えなくてはなりませんが、
まだ樹勢が衰えていません。
代替わりするときは、
標本木と候補の木を少なくとも
3年ほど比較観測して、
開花時期が大きく違わないことを確かめた上で
決めます」(気象庁)

・気象台から近いこと
・周辺の環境が変わりにくいところ
この条件が満たされる、次の標本木はどこなのか
気になります!

ちなみに、桜の開花は「標本木」のつぼみのうち
5〜6輪の花が咲いた状態、
満開は「標本木」の花芽の
80%以上の花が咲いた状態を指します。

開花した桜は、
1週間前後で見頃を迎えることが多くなるので、
入学式が早い地域では、満開の桜と一緒に
記念写真が撮れるのではないでしょうか?🌸

日本を象徴する桜が綺麗に咲くのが
待ち遠しいですね!🌸😊

今日の新宿駅東南口にある桜の様子↓

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