見出し画像

ネパールでの交通手段・::・::

ネパールの面白いところの一つにタクシーがある。

ネパールで一人で動く際の交通手段はいつもバイクタクシーを利用している。バイクタクシーとは、バイクの後ろに乗らさせてもらって目的地まで連れて行ってもらうタクシーのことだ。このタクシーの面白いところはメーターがない。ちなみに、車であろうとバイクであろうとこの国のタクシーはメーター制ではない。値段は交渉と相場次第なのだ。さらに面白いのは、バイクの後ろに乗っている人【お客さん】はとにかく自由。ヘルメットは被らない。スマートホンを触りながら、犬を抱えながら、さらに木材を抱えながら乗っている人もいた。特に驚いたのが、1つのバイクに5人乗っているのを見た時だ。よく乗れるなと思ったのもあるが、それを運転する運転手もよく運転できるなとも思った。

自分もパタオというアプリを使い早速乗ることに。周りの人を見ると、運転手の体につかまっている人は誰もいない。それを見てさすがに運転手に捕まるのは恥ずかしいなと思い、自分も運転手の体につかまらずに乗ることにした。乗ってみると思った以上の安定感。カトマンズ(ネパールの首都)は道が混んでいるのでスピードがあまり出せない。その分ゆっくりなので全く怖くない。むしろ楽しいし、車と違ってどんどん進むことが出来る。

たまにすごく話かけてくる運転手がいる。「どこから来たんだ?」「ネパールに何しに来たんだ?」「ネパールはどうだ」は定番の質問だ。日本に行ったことがあるという人もいる。一度、「俺の顔は日本人に似ているとよく言われるんだがどうだ?」とヘルメットを外して言われたことがあった。自分はそんなに似ているとは思わなかった。また、ある運転手は俺がネパールを案内してやるよといって電話番号を登録した人もいる。(この運転手とはこれ以降連絡を取り合っていない。)

とにかく色々な運転手とバイクがいる。バイク好きな人にとっては面白いかも知れない。

バイクだけでなく、車の話もしておこう。車のタクシーは、バイクのタクシーよりも少し値段が高い。だが車もかなり面白い。日本のタクシーと同じでほとんどの車種は同じである。車の屋根が黄色いのが特徴だ。たまにこれでよく走れるなと思うくらいぼろぼろの車に出会う。ドアが外れそうなのではないかというタクシーに出会った人もいた。

このようにネパールのタクシーは本当に面白い。みなさんもぜひ、ネパールに来た際はタクシーに乗ってほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?