北澤 賢治

書くのがすごく遅いです SNSは苦手です ゴロゴロするのが大好きです 友人はいません …

北澤 賢治

書くのがすごく遅いです SNSは苦手です ゴロゴロするのが大好きです 友人はいません NHK教育TVがすきです  アーカイブスを見るのが好きです 懐かしむのが得意です 妄想癖あります

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北澤 賢治
6か月前
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初めてのイラスト集です

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第3話 文字への旅

ハムニオの病の知らせがホムタ王の元へ届けられたのは、翌日の事であった。身体がだるいと聞いていたのは僅か1日前の事であった。歳のせいで冬の寒気がこたえたのだろうと…

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第2話 太古の言葉

樹々の緑も落ちて冬も深まったある朝、いつもの様に自身の墳墓の造営を見に行っていたホムタ王とハムニオの元に、急使が届いた。遠くに見える河口近くに、異国からの帆船の…

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第1話 夢旅行

悲鳴とも、絶叫ともつかぬ、獣の様な声が教室の中から湧きあがった。 教室のみんなの眼が一斉に声の出所を探した。 「なんじゃあこりゃあ」 SNSのライブに出てきそうな勝ち…

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 # ジャンププラス原作大賞 #連載部門

題名 言霊の行方  あらすじ   女子高生香が、授業中に発生した自分のパソコンの、ウィルスによる文字化けを理由にして、まんまと英語の小テストを抜け出してしまう。…

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第3話 文字への旅

ハムニオの病の知らせがホムタ王の元へ届けられたのは、翌日の事であった。身体がだるいと聞いていたのは僅か1日前の事であった。歳のせいで冬の寒気がこたえたのだろうと、ホムタ王は軽く考えていた。
ハムニオの元を訪れたホムタ王は、少し離れたところに留め置かれた。ハムニオの命令で、ホムタ王への病の感染を恐れた為の処置であった。
側女に話を聞くと、最早、意識は混沌としており、身体が火のように熱いと言っていた。

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第2話 太古の言葉

樹々の緑も落ちて冬も深まったある朝、いつもの様に自身の墳墓の造営を見に行っていたホムタ王とハムニオの元に、急使が届いた。遠くに見える河口近くに、異国からの帆船の様なものを見つけたという知らせであった。
ホムタ王は目が良く、遠目が効いた。確かに、急使が指差す河口近くには、倭のクニの様式とは違う、一見として異国船と解る船が見てとれた。ホムタ王の周りの重臣達に、一瞬にして緊張が走った。異国からの侵攻では

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第1話 夢旅行

悲鳴とも、絶叫ともつかぬ、獣の様な声が教室の中から湧きあがった。
教室のみんなの眼が一斉に声の出所を探した。
「なんじゃあこりゃあ」
SNSのライブに出てきそうな勝ち気な眼をした女の子が、うる顔で自分の机の上にあるノートパソコンの画面を呆気に取られて眺めていた。
ノートパソコンの画面表示は真っ赤に点滅しており、持ち主の努力の成果は上から順に得体の知れない文字に置き換わってゆく。それはアルファベット

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 # ジャンププラス原作大賞 #連載部門

題名 言霊の行方 

あらすじ  

女子高生香が、授業中に発生した自分のパソコンの、ウィルスによる文字化けを理由にして、まんまと英語の小テストを抜け出してしまう。その夜、香は夢を見る。夢の中で香は古代日本、倭国のホムタ王になっている。香は自分が夢を見ている事を自覚していて、どうせなら覚める前にこの夢を楽しもうと決心する。ホムタ王になった香は、国王として倭国を豊かにする為、倭国には未だ存在しない文

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