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#創作大賞2023
春風が吹くと鮮やかに映しだされる恋のお話【春風/ゆず】
春風の吹く季節になりました。
ゆずの『春風』という曲をご存知でしょうか。
『栄光の架け橋』なんかに比べると
少しマイナーというか
あまり知られていないのかなあなんて思うけど
大好きな曲のひとつです。
『春風』の存在は
18歳の時初めて付き合った彼が教えてくれました。
大学生だった私たち。
交際が始まったのが8月の初めだったから
付き合って間もなく長い夏休みに入り
すぐにお互いそれぞれの地
彼の何がそれほどまでに好きだったのか
18歳から21歳まで付き合っていた彼がいました。
好きで好きでたまらなかった、初めての彼氏です。
彼の名前が初めて日記に出てきた日。
最後の一文が彼のことです。
この頃はまだ付き合う前で、苗字の一部にちゃんをつけたニックネームで呼んでいました。
山田くん、だったら、やまちゃん、みたいな。
きゅんとしました、かあ。
恋愛を何も知らないピュアすぎる少女が、心臓がきゅんって鳴る音を本当に聞いたん
大恋愛 はじまりの瞬間
18歳、初めて彼氏が出来た日の日記。
大学のレポート期間が終わって、明日から夏休み!という時でした。
この日は友達のHちゃんをまじえ3人で、彼のおうちで、レポートお疲れ!の鍋をしていて。
(真夏になぜか鍋。笑)
Hちゃんは、友達から重めの相談メールが来たからと、途中退席。
ほとんど2人きりで鍋をつつきました。
ドキドキしてうまく話せなかったけど、とても楽しかった。
過ぎていく時間が惜しくて惜