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雑感記録(138)

【新天地にて】


新しい仕事になってから2日経つのだが、体感かなり時間が経ったように思う。それは仕事の真新しさもあるのだろうけれども、1人暮らしで家事も全てこなさなければならないという部分が大きい気がしている。今までは洗濯機の前に衣服を置いておけば朝、選択されて自室にあった。階下のテーブルに座ればご飯が自動的に出て来る。それが当たり前の生活だった訳だが、実はそれが当たり前でないと思い知らされる。親は偉大だ。

今度の職場はかなりホワイトだが、求められるレベルが以前とは大違いである。正直僕は今週1週間については研修段階なので色んな部署の人から業務内容の説明を受けたり、他の営業の方の後ろにホイホイ付いて行くだけなのでさほど大変な状況ではない。しかし、今までと業務内容がガラっと変わる訳なので見えない疲労が蓄積されている感覚というのがあるように思われて仕方がない。

それにしても、愉しいというかワクワクすることが多い。まだ入社2日目だが色々な場所に連れて行ってもらえている。今日は某大手書店との打ち合わせがあり、朝からプチ出張みたいな感じだった。そもそも今まで書店の方と話す機会なんて無かったから非常に良い経験だった。しかし、会議の内容についてはさっぱりわからず置いてきぼりだった。仕方がないと言えば仕方がないが、何だか1人異物が混入しているような居心地の悪さを感じたことも事実である。


僕が配属された部署は優秀な人が多い。と言うよりもさすが大手企業の完全子会社ともいうのだろうか。やはり求められているレヴェルがケタ違いだ。金額については銀行と比べるとそりゃ大したものではないのだが、業務内容に関しては相当な知識と経験が求められている。無論、僕がまだ2日しかいないということもあるだろうが、先輩方の話を聞いたり帯同させて頂くとよく分かる。

個人的に驚いたことは、全国への出張が多いということだ。僕の直属の先輩方は3人で年齢も近いのだが、その人たちが凄く出来る先輩方で全国津々浦々を飛びまわっている。全国を3人で分担している(!?)と言うのだから凄い。つまりは3人で全国すべてを網羅していることになる。

僕については今期は営業せず、試用期間でどこの部署に配属するか見極めるらしい。一応、現在は営業の部署に身を置いているが、3ヶ月後に正式な配属先が決まるらしい。各部署の話を今は聞いている最中だから自分がどこの部署に行きたいかを検討している最中ではあるが、正直どこの部署も面白そうで全部やりたいというのが今のところの気持ちである。営業もやってみたいし、所謂バックオフィス的な業務もやってみたい。やりたいことが沢山ある。

それにしても、まだ2日しか経っていないので何とも言えないのだが、しかし自分が興味のある分野に転職して良かったなと日ごとに思う。様々な部署の話を聞く中で「そんな業務もあるのか」という発見と共に「やりたい!」と思うことが多く日々新鮮な気持ちで業務に当たっている。何よりも分からないことですら楽しめている。まだ2日しか経ってないけどね…。


日々様々な発見と共に何とか無事に過ごせている。これから本格的になっていく訳だが、何があっても何だかいけそうな気がしている。これからもこの気持ちを忘れずに頑張っていこうと思う。

よしなに。

『批評王』めっちゃ面白い。
『資本主義の〈その先〉へ』もめっちゃ良い。







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