見出し画像

PMSやPMDDの憂鬱感に悩まされる話

PMSとは、生理前から生理期間中に目眩や立ちくらみ、憂鬱感や希死念慮など、体調不良からメンタルの悪化が顕著に来やすいものです。何もかもが煩わしくなり、倦怠感や集中力の低下、注意散漫、物忘れなども、起こしやすくなります。

月経(生理)の前にはどうしてもイライラしてしまったり、甘いものが無性に食べたくなったり、乳房がはって痛んだり…いろいろな不調がでてきますよね。
これは、PMS(月経前症候群)と呼ばれる症状です。PMS(月経前症候群)は“Premenstrual Syndrome”という英語の略称。月経(生理)の3〜10日位前から起こるキモチやカラダの不調で、月経(生理)が来ると症状が弱まり、やがて消えていくものです。
多くの女性が月経(生理)の前になんらかのPMSの症状を抱えていると言われています。でも、まだPMSという名前の認知度は低く、知らずに悩んでいる人もたくさんいるようです。

人によっては、ニキビがでやすかったり下腹部の不快感や痛み、胸の張りや不快感、食欲旺盛又は低下、むくみ、イライラ、目眩や頭痛などの症状が起こりやすくなるそうです。

それが悪化すると、PMDDという症状になり、自殺願望も出てしまいます。
情緒不安定になりやすく、死にたくなるのです。
あらゆる物事に絶望的な気持ちになり、強い希死念慮に襲われます。

そんな私も、これらの特徴に悩まされています。ネガティブな気持ちが全開になり、人にネガティブな気持ちをぶつけてしまい、人付き合いに悩みます。周りがキラキラ輝いて見え、羨ましい気持ちでいっぱいになります。そして、劣等感も強くなり、後悔や死ぬしかない気持ちに襲われてしまうのです。そして、誰も知らない遠くの場所に逃げたくなるのです。

そして、交流している相手に対してとても申し訳なくなり、自分が足を引っ張っているような気持ちにもなります。
皆、前を向いて頑張ってるのに…と、とても申し訳ない気持ちにもなり、自分はずっと何も変化はなく停滞したままなのだと、身を引くべきだと考えるようになります。
付き合い長いし色んな思い出があるのに苦楽を分かちあったのに、裏切ってしまってごめんなさい…と、なるのです。

以下に、PMDDの特徴があります。

ほとんどの月経周期において、月経開始前最終週に少なくとも5つの症状が認められ、月経開始数日以内に軽快し始め、月経修了後の週には最小限になるか消失する。B以下の症状のうち、1つまたはそれ以上が存在する。
(1)著しい感情の不安定性(例:気分変動;突然悲しくなる、または涙もろくなる、または拒絶に対する敏感さの亢進)
(2)著しいいらだたしさ、怒り、または対人関係の摩擦の増加
(3)著しい抑うつ気分、絶望感、または自己批判的思考
(4)著しい不安、緊張、および/または“高ぶっている”とか“いらだっている”という感覚Cさらに、以下の症状のうち1つ(またはそれ以上)が存在し、上記基準Bの症状と合わせると、症状は5つ以上になる。
(1)通常の活動(例:仕事、学校、友人、趣味)における興味の減退
(2)集中困難の自覚
(3)倦怠感、易疲労性、または気力の著しい欠如
(4)食欲の著しい変化、過食、または特定の食物への渇望
(5)過眠または不眠
(6)圧倒される、または制御不能という感じ
(7)他の身体症状、例えば、乳房の圧痛または膨脹、関節痛または筋肉痛、“膨らんでいる”感覚、体重増加D症状は、臨床的に意味のある苦痛をもたらしたり、仕事、学校、通常の社会活動または他者との関係を妨げたりする(例:社会活動の回避;仕事、学校、または家庭における生産性や能率の低下)。Eこの障害は、他の障害、例えばうつ病パニック症、持続性抑うつ障害(気分変調症)、またはパーソナリティ障害の単なる症状の増悪ではない(これらの障害はいずれも併存する可能性はあるが)。F基準Aは、2回以上の症状周期にわたり、前方視的に行われる毎日の評価により確認される(注:診断は、この確認に先立ち、暫定的に下されてもよい)。

注:基準A~Cの症状は、先行する1年間のほとんどの月経周期で満たされていなければならない。

出典:産婦人科診療ガイドライン-婦人科外来編2017

これらの症状により、一部の女性は毎月深刻に悩まされているのです。
故意ではなくても人に八つ当たりしたり、ネガティブな気持ちをぶつけてしまい、人間関係が悪化してしまう恐れがあるのです。

もっと、認知が広まり誤解が無くなっていけばいいな…と、思ってます。

また、当事者も放置せず医師に相談していった方が良いでしょう。

https://pms-navi.jp/sp/



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?