小学校の授業でやってほしいこと。
小学校の授業の中で、6年間のうちの1回・1コマでもいいので、”自分を大切にすること”をテーマとした授業・取り組みをしてほしいです。
学校では社会に出て生きていく為に様々な知識を教えられますが、自分の心や感情の取扱い方を教えてもらえる機会はほとんどありません。
道徳の授業などもありますが、他者を尊重したり慈しんだりすることは大切だというメッセージは多くても、自分の心を大切にしていいよというような内容はあまり多くない気がします。むしろ、周りと協調しましょうという話が、自分を押し殺して周りに気を使いましょうというメッセージとなってしまっている気がします。(今の教科書の状況が分からないので見当違いでしたらすみません。)
子どもは純粋で親が大好きです。同時に、親がいなくなったら生きていけないと強く思っています。なので親が自分を愛してくれなかったり、親の期待に応えられず親から叱られると、自分がいけないんだと思って自分を罰してしまう子が多い気がします。そうすると愛情不足になり、なおかつ自分で自分を傷つける癖がついてしまいます。
そしてその傷や良くない癖を抱えたまま大人になり社会に出ると、結局その傷が原因で生きづらさを感じたり色んな問題を引き起こしてしまうと思います。(恋愛や人間関係がうまくいかない等)
一方で自分の心が満たされていたり親から愛情いっぱいに育てられた人は、のびのびと自分らしく社会でもいられますし、他者との境界線をうまくひきながらよりよい人間関係を作れている気がします。
結局は自分の気持ちや自分の存在そのものを自分が大切にできているか、自分で自分の心を満たせているかという点が様々な問題の根本であり、幸せを感じていきていけるかというところの根っこになる気がします。
子どもの頃に自分の心を大切にする方法を知っていれば、どんな状況でも自分で自分のを守っていけます。(実際に自分の悲しみを感じると癒されて元気になりますし、感情を感じると宇宙が味方してくれるそうなのです。つまり、状況が好転していきます。)ただ、その事実や方法を教えてもらっていないからできない、やれていないのです。
だから、柔軟性がありなおかつ多感な時期の小学校の授業で、6年間のうち一度でも良いのでそういった観点の教育(授業)を取り入れてほしいなと思います。
私のイメージとしては、元気な(笑)外部の講師を呼んで ”自分の思い、いやだ~と思うことは大切にしていいんだよ~。でもお友達にはぶつけずに、自分の心の中で思いっきり叫ぼうね~”ということを伝えたり、”自分の名前を呼んで、大好きーと言ってみよう!””自分の頭をなでながら、○○ちゃん/くん(自分の名前)ありがとうーと言ってみよう!体のどこかを触りながら、例えば腕なら、腕さんありがーと言ってみよう!”みたいな感じで、とても簡単でなおかつ少し体を動かしながらやる、子ども達が楽しめるような体験型授業みたいなのができたらいいのではないかなぁと思います。先生も横で見守っていると思いますが、教育の最前線に立っている先生にも感情の大切さを伝える機会にもなると思います。
子どもの頃の記憶って何気ないことでも意外と記憶に残っていたりしますよね。だからこそ、大切なことをさりげなくしっかりと伝えていくことが大切なのではないかなと思います。子どもたちが生き生きと、自分らしく過ごしていけるようになると良いなと思います。子どもは世界の宝です🌎
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?