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失敗から得るもの

こんにちは。

iPhone15が発売され、早くも心動かされているあさです。笑

ここまで来ると頭打ちになっている様子も窺えるスマートフォン業界ですが、やはり一消費者として、気になりますね〜いいなぁほしいなぁw(現iPhone11)



さて、はじめの話と全く脈略はないですがw

今日は失敗というキーワードで少し書かせてください。みなさんも一度は失敗した経験、お持ちですよね?


もちろん、わたしもこれまでに、というか小さなものでいうと日々起こっているのですが、多くの失敗を積み重ねてきました。


一言で失敗と言っても幅が広いですよね。子どもの頃にしでかしてしまったこと。社会人になって仕事でミスしたこと。種類も程度もいろいろです。

でも、失敗から得られるものって成功から得られるそれとはまた違ったインパクトを残しませんか。わたしは成功して得られた学びよりも、失敗して学んだことのほうが強く心に残っています。


今日お話しすることのなかには、正直「そんなことあえてネット上に上げなくても…」と思う内容もあるかもしれません。


でも、子どもを教育する立場にあるものとして、「失敗はひた隠しにするものではなく、時には共有してみんなで相談に乗ったり、解決すべきだ」という持論を持っているので、今回はちょっと勇気を出して、過去のだめな自分を見せます。


もしよければ、読んでみてください。そして、読んでくださる方にはどうか、人間誰しも過ちは犯すものだという前提に立ち、温かい寛容な心でとらえていただければと思います。




1.万引き

 初っ端からインパクト強いのですが、実は小学生の時に一度だけ、コンビニでしてしまったことがあるのです。当時流行っていたトレーディングカードがどうしても欲しくて、思わず手を出してしまった。本当にそんな感じです。

でも、幸いにしてその場で店員に見つかり、そばにいた母親に連れられて家に帰ると、当然ながら父親に雷を落とされました。おそらく人生で一番叱られたと思います。今でも忘れません。


 ただ、その話には続きがあって、普通そういうことがあるとその類のカードは当分買ってもらえなくなりそうなものなのですが、事件の後も両親はお願いすれば時と場に応じて買ってくれました。

まるで、「カードで遊ぶことが悪いのではなく、それを不正に手に入れようとするお前の行動が悪いんだ」と行動で示すようでした。当時の私には理解できませんでしたが、この経験を通して


この世には人として絶対にやってはいけないことがある


ということを学びました。後にも先にも、あそこまで叱られたのはこの時だけ。なんというか、だめなものはだめだとちゃんと教えてくれた両親に感謝するとともに、自分もこんな人になれたらいいな、いけないことはいけないことだとはっきり人に言えるようになりたいなと今は考えています。



2.そうめん流し

 そうめん、好きですか?(笑)わたしはそうめん大好きです。好きすぎて、失敗したことがあります。

大学生の時ですが、その時の私は自分たちで考えて企画したことを実行して、何でもチャレンジできる大学の雰囲気に酔っていました。なんというか、大人ぶってた?


 だから、何でもできるような気がしていて、勘違いを起こしていました。そんなある時、友人数名と「流しそうめんがしたいね」という話になり、自分たちでそうめんを流す竹を貸出してくれる業者を探したり、場所や材料など、和気あいあいと準備を進め、当日を迎えました。


さあ、ところで、この大学生グループはどこでそうめんを流し、夏の風流を楽しんだと思いますか?


正解は 「大学の建物の目の前」 


もうわかりますよね。(笑)当然そんなところでそうめんを流してはいけませんし、ダブルでまずかったのが

建物から電源を取って水流のモーターを回していたこと。


とんでもない違反行為をしていることに全然気づかず、しかもそばに止めた車からは大音量で音楽を流し、自分たちで企画して実行に移せた喜びに浸りながらそうめんを流していました。本当に大バカ者でした。

この後警備員や学部の事務、担当教員など、多方面に多大なる迷惑をかけ、こっぴどく叱られました。

あの時、わたしは自分で考えて行動できたことにばかり焦点を当てて、周りへの配慮や、物事の順序などを考えることができていませんでした。


物事には順序がある


当時叱ってくれた先生も、そのような話をしてくださいました。たしかに、建物から電源を取るなら許可なり申請なり通さなければならないし、場所だって勝手に使っていいわけではありません。周りの環境も考慮して場の設置を行う必要があったし、そもそも爆音でそうめん流しなんてセンス×でした。


 主体的であることは大切なことですが、これからの世の中、どうすれば流しそうめんを実施できるか最適解を求めていくよりも、みんなが楽しめる流しそうめんを考えて納得解を導いていくことのほうが大切なのではないでしょうか。



3.出席簿

 学校で教員をなさっている方なら、出席簿の存在を知らない人はいないでしょう。教員でない方も、子どものころ、学校で朝出欠を取る先生が必ずいたはずです。


この出席簿に関しても、わたくし、やらかしております。

あ、でも、先に説明しておくと、服務違反、信用失墜につながるような事件性のある件ではありませんので、ご安心ください。


何かというと、この出席簿、公簿と言って、記録をその学校に5年間保管することが法律で決められているほど、大切なものなんです。それゆえに、ほんの小さなミスも許されず、かなり繊細に扱うことが求められるものなのですが、現場の先生方は日々扱っている身近なものでもあります。


わたしは採用1年目に、この出席簿(当時はまだアナログで、直接記入)の記入の仕方がわからず、それを周りにも聞けずに見様見真似で記録していました。

しかも、肝心の保健室への提出(保健室の先生が把握するため)もせず、そのまま6月を迎え、さすがに心配した養護の先生から学年主任に「あさ先生健康観察出されてないけど大丈夫?」と相談が入り、事が公になりました。


しかも、普段書き込む下書き用の健康観察簿でなく、5年保管する清書用の出席簿に直接書き込んでいたわたし。さらに、出席している児童は「空欄」であるにもかかわらず、律儀に全員「丸⭕️」をつけていたという珍事件を起こしていました。


この後、校長に相談して教務主任に新しい出席簿を用意してもらい、全て1から書き直しました。幸い、その間私の学級の子どもは誰1人として休んでいなかったということも含めて、今でも勤務していた学校では語り草(初任の先生への声かけとして)となっているようです。すごく複雑な気持ちですがw


この後、学年主任からは
「教えてなくてごめんね〜。何がわからないかがわからないんだよね〜。気づいてあげれたらよかった」

と、逆に気を遣われ、周りにも笑われて、すごく恥ずかしい思いをしたのを覚えています。(もちろん、辱めを受けるような嘲笑でなく、和やかにわたしの失態を笑い飛ばしてもらえました)


あの時、心の底から

分からないことはすぐに聞こう


と心に誓いました。新しく教職に就かれる新卒の方も、どうか遠慮せず、間違いを恥じることなくなんでも質問、相談なさってくださいね。私が言うと説得力があるのではないでしょうか笑




他にも数えきれないほどあるのですが、かなり長文になってしまったのでこの辺りで締めます。懺悔の会になってしまいましたが、


失敗から学べることってたくさんあるよね。


これが伝えたかったです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。これからも失敗、成功、一つひとつ噛み締めて、成長できる自分でありたいです。ではまた。

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