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ミニチュア バラの花かご

ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介する作品は販売いたします。お問合せください。



前回は簡単なプロフィールと工房紹介をしました。


今日からインスタグラムに投稿した作品を一つずつ取り上げて紹介していこうと思います。


まず、一回目はバラの花かごを椅子に飾り付けた作品。



バラは大輪のもので直径1cmほど。
素材はパン粘土です。
小麦粉を使ってある扱いやすい粘土で、自然乾燥させます。


色付けはアクリル絵の具を使っています。
少しの絵の具を粘土に混ぜていきます。必ず薄い色から、、、
なぜかというと粘土が乾燥してくる時に絵の具を混ぜるとまた柔らかくなるからです。


この作品ではピンク系と紫系のバラを使っています。
薄い色つけをした粘土を小さい玉にして(この時、表面が滑らかになっていることが大切です)、粘土玉を左手(利き手でないほう)の人差しの腹に載せて、つまようじで薄く、横長に伸ばします。出来るだけ薄く。

花びら一枚分の粘土を指の腹におく
つまようじで細長く伸ばす

細長く伸ばした粘土を30番の緑の地巻ワイヤーに巻き付けます。この時、ワイヤーの先にほんの少し木工ボンドを付けます。異素材なので、粘土が乾燥した時に外れないためです。
くるっと巻いたらつぼみのできあがり。

ボンドをつけたワイヤーを粘土の上に置き、親指で巻いていく
つぼみのできあがり

あとは同じように薄く、横長に伸ばした粘土をつぼみの周りに巻き付けていきます。この時はボンドは不要です。乾燥していない粘土はくっつきます。

3枚目の花びらを巻いていく

3枚、5枚と巻き付けて、咲き具合の違うバラを作っていきます。
乾燥していない花は変形しないように、立てておきます。
私はフラワーアレンジメント用のオアシスを小さな箱に入れておき、そこに挿して乾燥させています。

直径1㎝ほどの粘土玉でつぼみ、咲き初め、少し開いた花、満開の4輪ができる

こうやって作ったバラは色別にストックしておき、作品に仕上げていきます。

7色のバラのストック


この作品はできあがった花かごをワイヤーでできた椅子の上に置きました。
椅子の座面の直径は4㎝ほどです。


作っているところは工房にいらしたらお見せします。
気楽に遊びにいらしてください。
ミニチュアちさと工房
松江市山代町425-7
駐車スペースは2台分
☎ 070-5678-5427
ryosyun4106@gmail.com



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