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選手が成長する秘訣は声かけにあり!練習中も応援し続けるお父さんに注目

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

今日は、子どもへの親の関わり方に関する記事を書きます。

私が出会ったある父親の話です。

待望!新規加入の親子

私には3人の娘がいます。
3人とも、球技の習い事をしています。

毎週末、その練習に家族総出で参加しています。

私はそのチームの末端のコーチをしています。

練習のサポートをしたり、
準備や片付けをしたり
試合の動画をアップしたり
試合中、ベンチに入ったりすることもあります。

今でこそ、練習の流れがわかってきて、
進んで動けるようになってきましたが、
こうなるまでに1年以上の時間が経ちました。

このスポーツに関して、
私がド素人で口をはさみにくかったということもありますが、

娘が習い事に入った当初は
未就学児の遊び相手として借り出されることが多かったので、
練習に関わる事はほとんどなかったと言うことも、言い訳の1つです(笑)

1ヵ月ほど前、待望の新入部員が入ってきました。
1年生と5年生の女の子です。
(私の娘が所属しているチームは、決してメンバーの多いところではありません。新入部員を常に募集しているのです。)

その新入部員のお父さんや、お母さんも、
毎週のように練習に顔を出してくれます。

そして、私がすごいと思ったのは、このお父さんです。

父親の関わり方

練習に数回参加したあたりから、
練習中に、選手に向かって、どんどん声をかけてくれるのです。

かけてくれる声かけは、
監督や他のコーチが言った、技術的なアドバイスを復唱することが多いのですが、声をかけられた子どもたちは、アドバイス内容を意識しながら練習を持続することができます。

練習に参加し始めて数回ですから、
選手の名前や
練習の流れなど、まだまだ見通しがない中で、
自分の子供を中心にどんどん声をかけてくれています。

その姿を見て、私だけでなく、
監督やコーチ多くの保護者から、
「すごい!」の声が。

私も心の底から凄いと思います。

それと同時に、私にはできなかったことだと反省もします。

そんなご家族だからか、
子供もものすごいスピードで成長しています。
前までできなかった。プレーが安定してできるようになった。
ディフェンスのポジショニングが上手くなった。
ボールコントローが良くなった。
などなど、どのプレーも、目を見張る上達ぶりです。

お父さんにそれをお伝えすると
「子どもだから成長が早いんですね」と謙遜されますが、
きっと家でも積極的に声をかけてくださっているのだと思います

お父さんの中では
「子どものために今自分ができることをやろう」という軸で
動かれているのだと思います。

一方、1年前の私はと言うと、
「小さい子の相手をしていれば、自分の役割を果たしたことになるだろう」
周りからの目線を気にして動いていました。

いや、今でもそういうところがあります。
(私は人の目線を気にして動くことがよくあると反省しています。。。)

最後に…

今、自分が何を大切にして行動するのか、
これがはっきりしているからこそ
積極的に動けるのだと
新入部員のお父さんを見て学びました。

それと同時に、
自分の優先順位についても
考えるようになりました。

せっかく子どもの習い事に参加しているのです。
子どもたちがのびのびと、
楽しく明るく元気にプレーできるように、
それを1番に取り組んでいきたいと思いました!

今までも、下のような記事を書き、
自分の考えを発信してきました。

これらも、前向きに頑張るしかないですね。

さて、今日も朝らから練習があります。

子どもたちのために、積極的に関わり
いい練習時間にしたいと思います!

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