「人がいない。お金がない。」中で。~子どもにどう向き合うか~
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
非認知能力を育てるには、子ども時代が大事。
非認知能力を上げるためには、
子ども時代の土台作りが大切だと以前の記事で書きました。
そのために親ができることは何かについて書いています。
今後の社会を考えた時に、非認知能力を意識して子育てをすることはとても大切だと思っています。
日本は、小さい子にお金をかけていない。
下の本を読みました。
その中では、アメリカが
子どもたちのためにどのくらいお金をかけているのかが書かれていました。
日本も気になって調べてみました。
日本は、世界的に見ても、
小さい子たちに対するお金は
少ないことが分かります。
本来なら、小さい子供たちへの教育を熱心にしたほうがいいにもかかわらず。
これは、寂しいものです。
さらに内訳を調べてみました。
日本では、幼い子どもたちのために使われる社会福祉費は主に以下のような用途に分けられます:
いろいろなところにお金が振り分けられていますね。
上の記事で書いた内容で言うならば、
直接子どもとの関りに関する場面に
力を入れてほしいと思っています。
小学校の現場にいる立場から言えることは、
子どもと落ち着いて接するためには
人的援助は欠かせません。
1人1人の親が
ゆとりをもって子どもと向き合ってほしい。
本当にそう思います。
もちろん、自分もそれができる親でありたいと思っています。
「人がいない。お金がない。」中で、子どもとどう向き合っていくのか。
人がいない、お金がない中で子どもと接していくためには、
やっぱり、作戦が必要になってきます。
今やっていることを
見直して、いらない行動を減らしていく。
例えば、家庭の中で言えば
・水やり、草抜きに時間がかかるなら、植物を減らし、防草シートを張る。
・片付けに時間がかかるなら、モノを減らす。
・洗濯物が大変なら、バスタオルをやめる。
・子どもの宿題チェックが大変なら、プラスαの課題はタブレットドリルにする。
・自分の時間が欲しいなら、子どもが自分でできるものは自分でさせる仕組みを作っていく。(ご飯を炊く、上履きを洗う、洗濯物をまわすなど)
などなど。
子どもと向き合う時間を取り、
子どもの環境をプラスに代えていく。
国に期待してもダメです。
自分にできることをしていくしかありません。
夏休み、少し時間に余裕ができたなら、
子どもと生活を見直してみるのも大切かもしれません。
特に、
これは、長期休みにできることではないでしょうか。
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