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先生は味方。保護者は味方。

私は、小学校で指導教諭をしています。

教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

子どもがよりよく成長していくために!

子どもがよりよく成長していくために、
先生と保護者、地域の連携はとても大切だと思っています。

地域まで話を広げると、かなり大きな話になるので、
今回は、先生と保護者の関係について書いていきます。

上にも上げましたが、
私はいくつか
「利用せよシリーズ」を書いています。

保護者の方には、ぜひ、学校(担任)、学校行事を利用して
子どもをよりよい方向に導いてほしいと思っています。

先生と保護者の協力があれば、なお効果的!

その際に、先生と保護者が連絡を取り合い、
同じ方向を向いて指導に当たっていると
子どもも迷わずに進んでいくことができます。

先生と保護者協力関係を作り上げる事はとても大切です。

繰り返しますが、
これがうまくいけば、子どもにとっても迷いなく、
生活(学習)を進めることができます。

子どもの対応に悩んだら…。

子どもの対応に悩んだら…

私は保護者と面と向かって話をするように心がけています。

ときには、家にお伺いをし、
ときには学校に来ていただいて。

それは、直接会って話さないと伝わらないことがあるからです。

私が必ず伝えるのは、

学校(私) は、こういう思いで子どもに接している。
そして、こういう力をつけたい。

子どもには今こういう力がついている。
こういう力を伸ばしたい。

ということです。

私が関わってきた保護者の方は、こういう思いに共感してくださいます。

その上で次のように伝えます。

私が、今のように声をかけたり接したりしていることを知ってくださっていれば、家でおうちの方も同じように声がかけれると思うんです。

反対に
おうちの方の思いが分かった今、
私も学校でおうちの方と同じようなことを
子どもに伝えられます。

この学校でも家でも
同じようなことを言われるって経験が
子どもが迷わず伸びていくためには必須だと思うんです。

今日は、直接話ができて本当によかったです。

と。

保護者が学校にクレームを言いに来られることがあります。
基本的に、めちゃくちゃ怒って来られます。

これは、話合いになりません。
保護者は要求を押し付けにやってくるからです。

少し落ち着いて、状況が整理されてから
話合いをするしかありません。

ですので、何か不安なことがあれば、
こまめに連絡を取り合う必要があります。

保護者として、学校へ連絡をする場合

保護者として学校へ連絡をする場合は、

最近、子どもの様子を見て
~~が気にります。
学校ではどんな様子ですか?

と伝えたり、

子どもが~で悩んでいるみたいなんです。
気になる様子があれば、連絡をいただけませんか?

とお願いしたりするのがおすすめです。

できれば電話でなく、直接話をしたいものですが、
担任としてこういう情報を知っているのと知らないのとでは
対応に大きな違いが出てきます。

さらに援護射撃として
保護者が子どもに対して

困ったことがあれば、先生に言うだけ言っておくのよ。
(知ってもらっておくだけで違うんだから。)

と伝えておくと、子どもも声をかけようと思うかもしれません。

担任だけが頑張る。
保護者だけが頑張るのでなく、

当事者である
子どもも変わろうする努力が必要です。

それを
担任や保護者のサポートで
さらに加速させたいものです。

最後に…

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
担任と保護者は、味方同士として
強くつながっておくほうが子どもにとってはプラスになることは間違いありません。

ただ、私も…
若いときには、保護者から何か言われるのではないか…とびくびくしていたこともあります。保護者との関わりを極力避けようとしていた時期もあります。

でも、いろいろな経験をしていくうちに
保護者の方と思いを共有することができた場合、
子どもがのびのびと育っていく場面を数多く見てきました。

そこからは、考えを変え、
保護者の方に積極的に関わるようにしています。

もちろん、腰が重いときもありますが(笑)

まだまだ今年度は続きます。
お子さんにとって、今年が素敵な1年になるように
願っています。

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