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プラス思考の習慣は、ここまでやって、初めて完結する!

私は、小学校で指導教諭をしています。
noteでは、
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信
しています。

気持ちが前向きになる私の好きな言葉

突然ですが、以下の言葉を知っていますか?

言葉①

「おもしろき こともなき世を おもしろく 住みなすものは 心なりけり」

高杉晋作

ネットで意味を調べると、

たくさんの面白さを見つけ、多 くの面白さを人に与えたり、共有できる人は、いかなる世の中になっても楽しく幸せに生きていくこと ができます。

と書いていました。

私の解釈は、

おもしろくないような時でも、おもしろさを見付けながら(おもしろがって)生きることが大切だぞ!

一了解釈

と捉えています。時々、この言葉を思い出しながら、自分の気持ちを前向きにしようとしています。

言葉②

「喜べば喜びごとが喜んで喜び連れて喜びに来る」

明治時代から大正時代にかけて詠まれた歌

こういう繰り返しの言葉好きなんですよね~。
私の解釈は、

プラス思考で物事を考えておくと、プラスの出来事が舞い降りてくる。

一了解釈

というものです。

何事も、前向きにとらえるって大切ですよね。

毎回、毎日、前向きにとらえられることばかりでなく、
落ち込むことがあるときに
よく思い出している言葉です。

予祝(よしゅく)という考え方

言葉②で紹介した
「喜べば喜びごとが喜んで喜び連れて喜びに来る」
というものが紹介された書籍を見付けました。

簡単に言うと
「前祝い」です。

前祝いを行い、盛大に喜ぶことで
・願いをかなえる。
・素敵な未来を引き寄せる。
という考え方のようです。

もう桜が咲きますね。

昔から日本人は、この予祝を大切にしてきたのだとか。

春に満開に咲く「桜」を、秋の「稲」の実りに見立てて、仲間とワイワイお酒を飲みながら先に喜び、お祝いすることで願いを引き寄せようとしていたのです。
これを「予祝」といい、ちゃんと辞善にも載っている日本の文化です。
祝福を形め予定するのです。いわば「前祝い」です。

喜び、先に祝うことで、その現実を引き寄せるというのが、日本人がやっていた夢の叶え方なんです。盆踊りも予祝だと言われています。秋の豊作を喜ぶ前祝いの踊りなんです。

前祝いの法則より

予祝は様々なところで。

詳細は、書籍を読んでいただくとして、
この本には
・仕事
・スポーツ
・学校現場
など、様々な分野での予祝の効果が書かれていました。

とにかく、結果が出る前に、
前祝いをして、前向きな気持ちになってから(前向きな気持ちを共有し合ってから)行動することで、

喜びごとが喜んで喜び連れて喜びに来る
というものでした。

やっぱり、職業柄
学校現場に取り入れられた予祝の記事は、じーっと読んでしまいますよね(笑)

書籍には、成功体験がずらりと並んでいて、とてもワクワクしながら読みました。
中には、疑ってしまう…なんて人もいるかもしれません。

人によって分かれるところがあるでしょうが、

私が特にいいと思っているのが、

予祝の考え方は、人生を前向きに捉えようとしている

という点です。

予祝の考え方でうまくいかなかった。

そんなこともあるでしょうが、
前向きに捉えた人生の方が面白いに決まっています。

家庭の中に予祝を取り込んでみよう!

新学期・新チーム・新生活スタート!

新学期や新チーム、新生活のスタートの前には、
この予祝を取り入れたいものです。

「新しい学年、何をかんばりたいの?」と決意表明をするのではなく、

あくまで
前祝い!と
銘打ったうえで、
「楽しいことがたくさん、できることもいっぱい、友達もたくさんできる新しい学年を祝って、乾杯!!!」
いきたいところです(笑)

「絶対に楽しいことが待ってるよ!素敵な生活を記念して、お祝いだ~。乾杯!!!」と前向きに捉えるのもいいですね~。

「新しい学年、何をかんばりたいの?」と決意表明から入りやすい場合は、

親:「新しい学年、何をかんばりたいの?」
子:「楽しい一年にしたい。」
親:「いいね~。わくわくするな。よし!前祝いだ。今年楽しい1年になりました!!いや~よかった!乾杯!!!」
親:「本当に楽しい1年になって、おめでとう!」とするのがいいでしょう。

前祝いヒーローインタビューを取り入れる

上の例で行くと、
「え~それでは、楽しい1年を送られた〇〇さんに、聞いてみたいと思います。」
「なんで、楽しい1年になったんですか?」
「何を意識して取り組んだんですか?」
などと、声をかけるのもいいでしょう(笑)

書きながら
私の頭の中では、このやり取り
酔っ払いですよね(笑)

繰り返しになりますが

人生を前向きに捉えようとしている

という点がいいと思うのです。

起こった出来事をプラスに捉えるのも大切。でも、起こるであろう未来を前向きに捉えるのも大切。

この小見出しが一番いいたいことです。

出来事に対して
さかのぼって、前向きに捉えるのももちろん大切ですが
あらかじめ、前向きに捉えておく。

そんな習慣も大切だと思うのです。

つまり、
プラス思考は、物事が
起こる前 から
起こった後 まで
ここまで全部ひっくるめて、大切にする考え方
なのだと思っています。

子育ての中に
こういう前向きな考え方を少しプラスすると
楽しい家庭になると思いませんか?

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