パパてる

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仕事で行き詰まったときにヒントをくれた、ゼロベース思考と仮説思考

経営コンサルタントとしての経験を長く持つ齋藤嘉則さんの本。 新しい部署に配属され、物事を俯瞰して見るために良さそうだなと思って読みました。 実例を含めて分かりやすく書いてくれてます。 ▼仕事の価値はどこにある? ①わかること ②実行できること ③結果がうまくいくこと 結果が、うまくいってはじめてバリューがあると言います。 ただし、①と②、②と③のあいだにはすごく大きな溝がありますよね。 ▼溝をどう越えるか? 溝を越えるための考え方が大きく分けて2つ。 「ゼロベ

    • サバティカルタイム 「40歳の壁」を越える戦略的休暇のすすめ: 〜FIREではなく働き続ける生き方〜

      Voicyを2年くらい聞かせてもらっているハルさんの本。 ご自身がサラリーマンを卒業してからの経験などあらゆる要素を赤裸々に教えてくれます。 そして得意の分解が面白いです。 特に、管理職時代の話や、周囲の人とのあつれきなど、あるがままの姿を書いてくれているのがありがたいです。 ▼ どんな報酬を会社からもらっていますか? 報酬というと「金銭」をイメージしやすいですが、実はほかにもいろいろあります。 皆さんは仕事を受けるときに「何の報酬を得るのか?」を意識したことがあ

      • 3つの学び

        田中修二さんの「大きな嘘の木の下で」 仕事に対する考え方や、お金に対する考え方を教えてくれます。 ▶︎会社に勤めていて思うこと。 同じ年数を過ごしているのに、気づいたらすごく差がついていることがあります。 ▶︎3つの学び 学び方には3つあると思います。 ①お金を払って学ぶ 学校とか、予備校とか、本とか ②タダで学ぶ インターネットとか ③お金をもらって学ぶ 仕事をしながら学ぶ ▶︎一番効率がいい学びは? ③お金をもらって学ぶ です。 少し考えれば分かり

        • 『世界で最もイノベーティブな組織の作り方』山口周さん

          山口周さんの本は、何度読んでも、面白いし新しい気づきがあります。 豊富な知識から、必ず具体例を入れてくれること。 例を示すだけでなく、「だからこうしようよ」という行動を必ず示していること。 読んだ後に、自分の行動が変わっていく一冊。 人事に携わる人は必読の本です。 ▼ドゥンカーのろうそく問題 ろうそく問題」とは、テーブルの上にろうそくが垂れないようにしつつ、ろうそくを壁に付ける方法を考えてほしいというものです。 この問題を与えられた成人の多くは、だいたい 7〜

        仕事で行き詰まったときにヒントをくれた、ゼロベース思考と仮説思考

          「会議革命」齋藤孝さん

          日本の会議について、多くの人が不満を持っているのに、具体的にどこが不満か分からない。 ズバッと指摘し、解決策も提示する一冊。 ▼無駄な会議の嫌なところ 会議に自分の時間が奪われていくことが嫌なわけではない。 そうではなくて、自分のもっている能力が100だとしますと、そのうちの10以下しか使わなくとも、その会議には参加できてしまう。そのことが嫌なのではないか。 もっというと、10人が参加するなら10人が100 使える会議にしたい。 そのための方法の一つがホワイトボード

          「会議革命」齋藤孝さん

          『amazonのすごい会議―ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法』佐藤 将之さん

          会議の運営に悩んでいるときに読んだ本。 アマゾンの会議のルール、リーダーに求められることが分かりやすく書かれています。 ▼ 反論は会議の席で Have Backbone; Disagree and Commit アマゾンの 方針の一つです。 日本語に訳すと「しっかりとした考えを持ち、反論があれば会議の席で異を唱えること。一度同意したらコミットすること」という意味です。 ▼後出しジャンケンを許さない 会議に呼ばれた人には発言する義務があります。 その部署の代表者と

          『amazonのすごい会議―ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法』佐藤 将之さん

          「なぜ、あなたの仕事はおわらないのか?」中島聡さん

          ▼まずは試作品を作る 石膏像を作る時に、眉毛一本一本から細い彫刻刀で彫り始める人はいない。 大抵の仕事の全体図は、実際にやってみないとわからないもの。 そのためには、いきなり細部にこだわるより前に、プロトタイプを作って、難易度がどのくらいかを感じとることです。 ▼評価恐怖症 仕事が遅い人の心理として、「評価されるのが怖い」ということがあるようです。 自分の中の100%を目指したい。 そのせいで、遅くなっていく。 上司からの期待はもっと高い気がする。 もっと完璧を目

          「なぜ、あなたの仕事はおわらないのか?」中島聡さん

          「日本のみなさんにお伝えしたい48のwhy」厚切りジェイソンさん

          ▼アメリカで流行った釣り人の話 釣り人が魚を釣っているところにある投資家が通りかかった。 「釣れていますね。人を採用して船を買ったらどうですか?」 「いいですね。それでどうなりますか?」 「さらに船を買って、もっと人を雇うんです。」 「その後はどうなりますか?」 「いつか大金が集まったら、引退してゆっくり釣りができますよ」 「もうやってるよ」 ▼なんのために稼ぐのか? 今の仕事を楽しくする方法はないのか? イヤイヤ仕事をやり、お金を稼ぐことはできる。 ほと

          「日本のみなさんにお伝えしたい48のwhy」厚切りジェイソンさん

          「夢をかなえるゾウ2」水野敬也さん

          ▶︎「あの人、きっとこれからも貧乏ですよ」 店員を気持ちよさそうに叱責している客がいる。 お金を払ってるから、喜ばせてもらって当たり前。これはお客さん。 でも、お金を払う立場でも「おいしかったです」「楽しかった」 と相手を喜ばせようとする人もいますよね。 貧乏神に好かれるのは、「いつもお客さんでいたい人」。 仕事をしていても、どこかお客さん感覚の人がいる。 頼まれてきてるんだから、喜ばせてもらって当たり前? お金を払う立場でも、頼まれている立場でも、相手を喜ばせ

          「夢をかなえるゾウ2」水野敬也さん

          「お金2.0」佐藤航陽さん

          めちゃくちゃ面白い。初めて読んだのは2年ほど前ですが、今読んでもすごく新しい。 prime readingで読めてしまうので、マジでオススメです。 資本主義の話や、テクノロジーの話など、本当にたくさんの「世の中」のことが佐藤さんなりの見方で語られます。 ▶︎お金ってなに? お金ができた理由は、「価値」という漠然としたものをやりとりするためのものであり、価値の保存、尺度、交換の役割があると言われています。 もともと、お金は、物々交換の不便さを補うために発達しました。 た

          「お金2.0」佐藤航陽さん