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【警察見学】違法駐車、通報するならホントに110番?

今日もご覧くださりありがとうございます!
私の趣味は読書やお絵描き、旅行です。
新しい場所や新しい知識を得ることが大好きなんですっ

今回選んだ行先は、警察施設
東京都内で見学できる施設が複数あるのをご存じですか??

ずっと行ってみたいと思っていた警視庁。
実際に行ってみて、ドラマや漫画でよく出てくる警視庁や刑事の階級にテンションが上がったり、鑑識や科捜研のシミュレーションゲームや白バイ乗車などとっても面白かったですッ
お子さんから大人まで楽しめる施設なので、ぜひ平日に行ってみてください♪

事前予約が必要で、特に警視庁はとても人気なので1日で3か所まわるのは難しそうです。


① 交通管制センター

場所は御成門駅からすぐです。
無料ですが事前に予約が必要で、連絡先や名前・職業などを人数分伝える必要があります。所要時間は1時間弱です。

僕が行ったときはなんと貸切!
毎朝ラジオで「交通管制センターと日本道路交通情報センターの情報聞いて助かってます!」と伝えたところ、ガイドのお姉さんが大喜びしてくださいました。
お陰で疑問をなんでもぶつけ放題で、とっても楽しかったです。

① 監視社会!? 至る所の道路が見放題

交通管制センターでは、様々な場所に設置されているカメラで、道路状況を確認することができます。
一見、監視社会のようにも思えますが、あくまで円滑な交通のためにのみ使用しているとのことです。
……ここで気になったことがあります。

もし事故や犯罪を見つけてしまったら通報するんですか? 

ガイドさんに聞いてみたところ、基本的には現場で対応するので交通管制センターでは対応しないとのことです。
ただ、事前申請の無い工事などを見つけた場合、問い合わせるとのことです。

せっかくなのでもう一つ質問してみました。

皇居の要人や、箱根駅伝での信号操作などもしているんですか??

タイミングなども重要になるため、現場の警察官が直接信号機を操作しているそうです。

② 思った以上にハイテク! 交通システム

お話を伺って、びっくりしたことがあります。
思ったよりもシステマティックに交通の円滑化が行われているということです。

・現場急行支援システム
 救急車などの緊急車両が通る時。なるべくスムーズに現場へ急行できるように、信号を操作するようです。

・公共車両優先システム
 公共バスについても定時運行をバックアップしていると伺いました。
それによりバスの利用者が増えれば、さらに円滑な交通が実現できそうです。

 疑問に思うのは、信号の操作をし始めると、芋づる式に多量の信号を操作する必要が出てきそうです。
 またまた聞いてみたところ、まさにその通りで、基本的に幹線道路は操作しないようにしているとのことでした。

こうやって見るととっても大きな信号機!

信号機が置いてあります。
LED電球の信号と白熱電球の信号は、手を近づけると全然熱さが違いました…!
やっぱり白熱電球はとっても熱い。寒い地域だと重宝するようです。

いつもの道が、楽しくなる見学となりましたッ♪

② ポリスミュージアム

場所は銀座一丁目や京橋駅から数分のところにあります。
無料で予約も不要なので一番立ち寄りやすいです。

じっくり見ようと思えば1日でもいられますが、特にゲームコーナーが楽しいのでお子さんも1・2時間は楽しめると思います。

交通事故現場に遭遇! 通報するゲーム

例えば、鑑識の指紋を見つけ出すミニコーナーがあったり。
足跡から該当の靴を見つけ出すゲームがあったり。

私が一番面白かったのは、容疑者を見つけ出すゲームです。
最初に容疑者の顔写真が出されます。

その後、映像の中から(変装している)容疑者を見つけ出すというものです。
レベルが1~3まであるのですが、これが意外と難しいのです。

レベル1は、静止画写真3枚から見つけ出す問題。
レベル2は、カフェの写真の中から見つけ出す問題。
レベル3は、信号を渡っている映像から見つけ出す問題です。

大人も子どもも楽しめてとても良かったです♪

白バイに乗れます

③ 警視庁本部

場所はもちろん、桜田門♪
無料ですが、交通管制センター同様に事前予約が必要です。
かなり予約は埋まっている印象で、思った日時で予約できない可能性は高いです。
2か所にある記念写真スポット以外で撮影はできません。

見学できるのは、
110番通報の受付先である通信指令センターと、
服やエンブレムなどの展示がある警察参考室。
そして映像資料を見るふれあいひろば警視庁教室の3か所です。

① 万引きをしてはいけない理由ってなに??


中学生の団体と一緒の見学だったので、映像資料は中学生向けだったそうです。
ピーポくんが見学者とコミュニケーションをとりながら、警察や犯罪についての知識を学べます。

ただ、私は猛烈な違和感に襲われました。
それは「万引きをしてはいけない理由」です。
映像の中では、小学生が万引きをする再現ドラマがあります。

その時に描写された例はこちらです。

・絶対に捕まるから (肩を叩かれるシーン)
・親が悲しむから (親が泣き崩れるシーン)
・命令した人も犯罪だから (補導されるシーン)

これが本当に万引きをしてはいけない理由?

私の違和感の理由は、上記はいずれも「万引きをした結果」であって「万引きをしてはいけない理由」ではないからです。
万引き家族なら親は悲しまないかもしれません。震災直後に横行した窃盗で、どれほどの人が捕まらずに済んだでしょうか。

私は中学生が対象なら、生産者の存在や物の価値についての話をするべきだと感じました。
万引きは生産者の労力を無視する行為であり、物の価値を否定する行為だからダメなのではないかと思います。

その他にも、SNSの利用についての啓発動画もありましたが、全体的に恐怖心を煽る映像となっていました。

最近はBeRealという"盛らない写真"をリアルタイムで投稿するSNSが流行っています。
撮影禁止場所や他人の映り込み、情報漏洩など数々の問題が出てきています。恐怖で支配しなければ統制がとれない実情もあるでしょう。

私は我が子に教えるときは恐怖という感情ではなく、納得という理解で啓発していきたいなと感じました。

② 駐車違反は110番?


非常に満足度が高かったのが、通信指令センターです。
20台の110番受理台に、随時110番通報が届きます。

不思議だったのが、電話の内容を手元の液晶パネルに手書きで情報を書きこんでいることです。
デジタルならタイピングの方が圧倒的に早くて多量の情報を記録できるのに。。。

と思って聞いてみたところ、
答えられる回答の1つは、再雇用の方もいらっしゃるからとのこと。
確かに、年齢の幅があるとタイピングは難しい人もいるかもしれません。

ちなみに、110番通報の多くが駐車の取り締まり依頼や悩み相談など緊急性のないものだそうです。
ガイドのお姉さんの口ぶりだと、駐車の取り締まり依頼は110番にしないでほしい(=なぜなら緊急事案の対応ができなくなるから)と聞こえました。

私自身は駐車違反を通報しようと思ったことはないのですが、改めて考えてみます。
違法駐車、通報するとしたら110でしょうか…?
緊急性はないなら#9110でしょうか。
もしくは所轄の警察署の電話番号でしょうか。

ネットで調べると、様々な意見や経験談が飛び交っています。
私だったらお金はかかりますが所轄の警察署に電話をしてみようと思います。

③ 知らない場所で交通事故に出逢ったら?


もう一つ、知れて良かったことがあります。
それは、現在地を伝える手段です。

家や学校の傍であれば具体的に説明できるでしょう。
しかしあまり行かない出先で遭遇してしまった場合。

最初に思いつくのは、目立つビルや信号機に書いてある交差点の名前です。
しかしその場からビル名が見えなかったり、交差点に名前が書いていない場合もあります。

私が初めて知ったのは、信号機や標識の管理番号です。

柱にシールが貼ってあり、
ホントだ、管理番号が書いてある…!

今までこれを見る発想はありませんでした。
一つ賢くなれて、見学に来た甲斐がありました♪

🔶 🔷 🔶 🔷 🔶 🔷

私は今回のような公共施設の見学や工場見学に行くのが大好きです。
平日しかやっていない所も多いのが難点ですが、
造幣局なども行ってみたいなと思ってます(>_<)

あなたのおすすめ見学スポット、ぜひ教えてください!!
日本全国どこでも嬉しいです~ッ


【最後まで読んでくださりありがとうございます!】
渾身のもう1記事、ぜひ見ていただけたら嬉しいです!!

ではまたすぐお会いしましょーッ!!

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