【オーロラ】一生に一度は……ッ!!
人生で一度は見に行きたい!と思っていたオーロラ。
オーロラといえば、フィンランド?
と思っていたのですが、どうやらカナダの方が見れるらしい。
オーロラは住んでないと見れない、と言うらしい。
果たしてどれほど綺麗に見えるのか!
正直不安ですが、3晩過ごしてきました。
昼間は、雪が結晶の状態で降って(舞って)きて、本当に神秘的でした笑
ラスボストリオ!
イエローナイフは、平均気温がマイナス20度以下。
夜はもっと冷え込みます。
防寒対策をばっちりして、カメラを準備して、飛行機手配して。
数々の困難を乗り越えてついにイエローナイフ到着!
されど、オーロラと写真を撮れる確率は非常に低いのです。。。
ラスボスが3体いるような感じです笑
①雲さん、どいてぇ!!
そもそも、オーロラは宇宙のお話。
地球上に雲がかかってしまっていたら見えないのです😭😭
天候に恵まれるかは完全に運次第。
少しでも見れる確率を上げようと、初夜と2日目はツアーに参加しました。
オーロラを見る方法は大きく2種類あるのです。
オーロラビレッジに一晩滞在して、空を見続けるという方法。
そしてもう一つが、バンでオーロラが見えそうな場所までうろうろ探してくれる、というツアー。
もし曇っていても、場所を移動すれば雲の隙間があるかもしれない…!
②とにかく薄い!!
天候に恵まれたとして。
「オーロラを見る」という言葉だけで捉えれば、見れる可能性はあります。
でも。。。
とにかく、薄い!!!
写真だとオーロラかもな、とは思えますが肉眼だと本当に見えません。
真っ暗なので、薄い雲がかかっているのか? というレベルです笑
そういう薄い小さいものは比較的よく出ていました。
左下の赤いのはオーロラでも山火事でもなく、灯りです。
オーロラを撮るには、星空の撮影の如くシャッターを長時間開けておく必要があります。
そのため、街の灯りが入ってしまうと非常に眩しく写り込んでしまうのです。
③写真撮るのが難しい!!
雲が光っている。。。
雷か? とも思えますが、これがオーロラを見る最後のチャンスかもしれない。
そう思い、写真を撮りました。
まず、真っ暗なのでピントが合いづらい。
次に、長時間シャッターを開いておく必要があるので、被写体(自分)がかすかに動いてしまうだけでブレてしまう。
最後に、1人で自撮り写真を撮ることができない!!
オーロラをバックに写真を撮るには、本当に一瞬だけ自分にライトを向けてもらう必要があります。
そうしないと自分の体が完全にシルエットになってしまうからです。
(逆にライトを当てすぎると真っ白になる)
昼間も楽しいイエローナイフ
凍った湖の上を犬ぞりで駆け抜けることができます笑
側から見たり、そりに立ってみたりするとスピード感は予想通りですが、
ソリに座ると圧倒的な速さに悶絶します。
遂に見れたぞ! オーロラ
3夜過ごす中で、最終日の夜8~9時ごろだけ、ぶわっと広がるオーロラを見ることができました!
とはいえ、肉眼よりも写真の方が綺麗に映ります。
(自然の景色って写真には映らない良さがあることが多いですが)
オーロラは常に流動的で、みるみるうちに形が変わっていきます。
そして1時間であっという間にまた雲みたいなオーロラに戻ってました笑
ちなみに、マイナス40度にも達する気温なので、スマホやカメラを冷凍庫に入れるのとは非にならない寒さです❄️
部屋に入る時は、スマホやカメラの結露を防ぐために、ジップロックや保冷剤などを用意して、ゆっくりと室温に慣らす必要があります。
オーロラってなに??
オーロラは、コロナによって作られるそうです。
コロナとは、皆既日食の時にだけ地上から見ることができる、太陽のまわりにあるガスのこと。ウイルスと同じで語源はラテン語の冠(コロナ)から。
❓太陽のせいなのに、なんで夜にオーロラは出るの
ここで不思議だったのが、太陽が影響しているのであれば、太陽に近い方で現象が起きるはず。つまり昼間に現れるから見えてないだけなら良いけれど、夜に現れる理由がわからない。
理由は、地球が磁石になっているから、らしい。
太陽から飛んできた粒は、地球の磁石の力によって遠ざけられる。
しかし、地球の反対側の磁力が弱くなったところから入り込むことがある。
それが大気とぶつかって光が発生、オーロラになると言われている。
オーロラ豆知識
①オーロラの名付けはガリレオの勘違い
オーロラと名付けたのはガリレオという説がある。
ローマ神話にアウロラという女神がいて、その神から名前をとった。それで、このアウロラという女神なのだけど、暗い夜を消して明るい朝をもたらしてくれる。
ここから、ガリレオはもしかしたら朝日がどこかに反射して、それがオーロラになると考えていた可能性がある。
②オーロラ伝説
今では、オーロラ=美しい というイメージがあるけれど。
もし何も知らない状態で、いきなり闇夜にオーロラが現れたら。。
昔の人は神の怒りだとか、子供がさらわれるとか、色々な言い伝えで怯えてきたらしい。今の時代に生まれてきたおかげで神秘的だと思いながら眺めることができる。
【最後まで読んでいただきありがとうございます!】
ヨーロッパ旅行でポーランドがすごく良かったので覗いていただけたら嬉しいです🍀
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