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難しい問題や状況が、日常では多々おきます。


こっちを立てると、あっちが立たず。
「決めきれない」ことはありますが、「決める」と本当に物事が動きだす場合が多いです。
スピリチュアルな感覚とか余りない私ですが、身近な事例で「決める」チカラを伝えします。

■父の資格取得

なんども書いていますが、私の父は暴力夫ですし、仕事が嫌いな人でした。
ですので、定年まで待てずに1年前にとっとと大手企業を辞めました。一応定年退職扱いを頂いたのは幸運でした。会社としても邪魔だったのかも知れませんが(苦笑)

その父が、やっと仕事から解放されたと思いきや
「やっぱり仕事がしたい」
と言い始めたのです。私も母も、びっくりです。あんなに「仕事がイヤ」な人が「したい」なんて。
最初は気の迷いや、やることのない寄る辺なさからだと思っていました。
ならばとハローワークに通い、求人広告にも目を通しました。
しかし、当然上手くいきません。


「資格が必要だ」


と言い始めました。元大企業だけでは、何の価値にもならないと気づいたようです。
「簿記検定2級合格」
と目標を「決めて」、勉強を始めました。
簿記なんて、経験ゼロです。ただ数学が得意だったというだけで、さっぱり分からない地点からスタートしました。
当然、はかどりません。
「学校へ通う」
とまたもや、変なことを言いだす。結構なお金がかかります、それ以上に難聴で先生の声が聞こえるのか、理解できるのか。
家族には不安しかありませんでした。

そんな不安には目もくれないのが父です。
すぐ評判のよい学校に、結構なお金を払い込んで申し込みました。
そして、聞こえにくさを補うために早く教室に入っては、一番前の席でかじりつくように授業を受けたみたいです。

とにかく、家にいては復習と予習。授業は夜間コースを週に2回。
家族には厄介なことです。
誰かが通学に付き添うこともままあり、学校とトラブル起こして電話対応をしたり。

しかし、半年後には3級を合格。


四苦八苦した末、5年後には日商簿記2級合格を果たしました。

最初は「いまさら何を」と傍観していた私でしたが、何度不合格でも勉強しつづける父を、いつか家族全員が応援するようになりました。

どうしようもない父が「立派やな」と思えた最初の瞬間でした。

それはともかく、「決める」と決めたら一直線。
そして、諦めないことです。
そうすると、「時差はあってもいつか扉は開く」と体感した経験でした。

自分でできることは小さなことでも「決める」


なるべく早くスタートする。

でも、自分だけでは決められない。人間関係や組織のしがらみがフクザツであればあるほど、迷いも悩みも一筋縄では解決できない。
「決められない」のが、一番辛いです。

それは私も経験しましたし、父も退職には、父なりに悩んだと思います。
そんな絡まった結び目を、ひとつづつでも解いて頂けるような本を書いています。
発売日が決まったらお伝えしますね。

お読みいただきありがとうございました。

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谷脇まゆみ@「自分史上」最高の未来創りコーチ🌈自己肯定感をアップして悩みの「仕組み」を紐解く
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