リジェネラティブリーダーシップのあり方を探究するキャンプ型のショートプログラムに参加したら、すごくよかった・・・
はじめに
約1年前に読んだサーキュラーエコノミーにまつわる書籍をきっかけにリジェネラティブという言葉が気になってから、以前から単語だけは知っていた「Regenerative Leadership」という英書を仲間と学び始めることにしました。
読み終わってきた頃に、現在こちらの本を翻訳中であり、日本において「Regenerative Leadership」の普及を進めている一般社団法人 Ecological Memesの代表・発起人である小林泰紘さんが一体どのような質感で原著者からこのコンセプトを受け取ったのかなど、書籍を通してでは伝わってこない部分に強く興味を持ちました。
そして、色んなタイミングが重なり参加することができたのが、つい先日開催された「森と呼応するリジェネラティブ・リーダーズ・キャンプ」だったのです。
今回はこの体験から受け取ったものについて書いていきます。
写真で振り返る概要
まずは当日撮った写真の紹介です。(運営の方、他の参加者の方が撮られた写真も許可をいただいて記載しています)
私は何を受け取ったのか?
テント泊、野生のトイレといった、できる限り「自然にとって自然なことに沿って暮らす」プチ体験ができたことで、今までにない感覚が今でも残っています。(あえて言語化するならば、ハワイ島での体験からこれまで確かにあると感じていた"いのちのJUNKAN"を自分自身の存在も含んだものとして捉え直すことができたということでしょうか)
人間目線で見たい森を見る、触れたい森に触れる、で終わるのではなく、淡々と在り続けている森の姿を、ナビゲーターの皆様のあり方や話からだけではなく、実際に初日と2日目で大きく変わった天気(初日は晴天。翌日は大雨・強風な時間帯もあり、貼っていたタープが吹き飛ばされそうになったり、支えている木が折れてしまったシーンもあった。)といった森のコンディションからも感じ取ることができて、それが何か嬉しかった。
美しさも、心地よさも、厳しさも、面倒くささも、あたたかさも、寒さも。それらすべてと共に在り、お互いに与え合っている影響力を自覚しながら、淡々と過ごす。
それが営みというものなのかな。
また、今回お世話になった森の管理人であるWO-unのお2人とチームの皆様と森の関わり方にも深く感じ入るものがありました。
脱力、自然体、人間くささ、お互い様お陰様、不完全さという完璧さ、実在感、静かな確かな情熱・・・
こういったキーワードが浮かびます。
そんな環境の中で、同じテーマに惹かれ集った方々と共にする食事、対話もそれはそれはいいものでした。笑ったなぁ♪
プログラムが終わった直後、そして今に至るまでまだ消化できていない質感があり、「Regenerative Leadershipとはこういうことかも」と特定の形に切り出すにはまだ早すぎる。
まだしばらくは静かな感動を、広がるがままにいたい。
そんなことを感じている、今ここです。
さいごに
労働に色んなことが飲み込まれている「ヒトによるヒトのための生活」ではなく、森のサイクル(言い換えれば、自然にとって自然なこと)に合わせて生活してみるとどうなるんだろう?ということをプチ体験できる、いわば生き方のインターンシップ体験ができたような1泊2日でした。
キャンプをしたことがない人にとっては大きな冒険に感じられるかもしれませんが、似た立場の人も多かったり、スタッフの方含めて、応援してくれるので小さく冒険する覚悟さえあれば、何とでもなります。
気になった方は、こちらから優先案内の受け取りフォームに登録してみてくださいね。
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