上半身だけは痩せるのに下半身は太いまま…【解消法教えます!】
人生が変わるジム、銀座トレーニングラボの今村です。
トレーナー歴は22年。
業界ではかなりのベテランです(だと思っています)。
これまで1000人以上は担当したかと思います。
食事制限やスクワットを頑張る…
その頑張りが報われて体重はどんどん減るのに、
「どうして下半身だけは太いままなの?」
「上半身だけは痩せるのに下半身は太いまま」
この問題を抱えた方がたくさんいらっしゃいます。
この記事を読んでいるあなたもその一人ではないでしょうか?
とっても難しい問題にみえますが、カラダの成り立ちを知ってしまえば、実はとっても簡単な話だと言うことがわかります。
今回のBLOGでは、
・なぜ、上半身だけが痩せるのか?
・なぜ、下半身は太いままなのか?
これらの原因から解消法までを解説ししていきます!
最後に自宅でできるトレーニング動画もあるのでぜひ最後までご覧ください!
なぜ下半身だけ太いままなのか?
下半身が太くなる理由は、私たちが二足歩行をするようになったため、下半身には全身の約80%もの筋肉が集中してしまったからです。
この筋肉たちが日常生活の中で適切に使われないと太くなったり、硬くなったりして下半身が太ってしまうのです。
下半身痩せのためには、下半身の筋肉を適切に鍛えて引き締める必要があります。
とは言っても闇雲にスクワットをやれば良いということではありません!
また、体重が減少することと筋肉が引き締まることは別の現象であり、食事制限だけでは下半身の太さは解消されません。
少し考えてみましょう。
ダイエットを始めたとき最初に減るのはどれでしょうか?
正解は水分です。
体重が減る最初の段階では、主に水分が減少します。
糖質制限などをすると一気に2〜3kgくらい減ることもあります。
次に脂肪が減っていきます。ですので、体重が減少することと下半身が引き締まることは別のプロセスです。
だから下半身は太いままになってしまうのです。
では、下半身を細くするためにはどうすれば良いのでしょうか?
それは、筋肉の使い方を変えることです。
下半身が太くなりやすい太筋を極力使わず、下半身が細くなる筋肉を使うようにするのです。
具体的には、太筋とは前もも・外もも・ふくらはぎの筋肉を指し、細筋とはお尻・内ももの筋肉を指します(※この言葉は私が使っているものです)。
眠りが浅い、ヒールをよく履く、座っている時間が長いといった状態では、太筋が過剰に活動し、日常生活だけでなくトレーニングをしても脚が太くなってしまいます。
逆に、細筋を上手に使えるようになると、日常生活の中で下半身が引き締まっていきます。
したがって、細筋を日常的に使うためにはトレーニングが必要であり、これが「下半身だけ太い問題」の解決につながる手がかりとなります。
どうして前ももだけが太くなるのか?
前ももが太くなる原因の一つに反り腰が考えられます。
腰が過剰に反っていると、骨盤が過剰に前傾し、お尻の筋肉は弱くなります。
その結果、体重を支える際に前ももへの負荷が増えます。
反り腰の姿勢を放置しておくと、前ももはどんどん立派になり、お尻はどんどんペタンとします。
ではどうして反り腰になってしまうのか?
理由は様々ありますのでいくつか紹介をしていきます。
1.呼吸が浅い
口(肩)で呼吸をしてると腹式呼吸がうまくできなくなってしまいます。
胸式呼吸は肩を上げて息を吸います。そうなると、腰をそらさないと空気を入れる空間が確保できません。
呼吸は1日に3万回近くやっているので反り腰が加速してしまいます。
口呼吸を続けた結果、腰が反ってしまうのです。
2.お尻が上手く使えない
体重を支えるときにはお尻と脚の筋肉で支えるのですが、座っている時間が長いとお尻に筋肉は弱ってしまいます。
そうなると、前ももでお尻の分も負担しないといけません。
その結果、体重はつま先側にシフトし過剰な反り腰が完成します。
※他にも色々あります
お尻の筋肉を鍛えよう!
ヒトは2本の足で立つように設計されています(進化してきた)。
太ももが太くなるのもお尻の筋肉と深い関係があります。
地面(床)に設置しているのは足(の裏)です。
この足の裏と地面の接地面に問題があれば、そこから上のパーツは全てうまく使えなくなります。
その代表的な筋肉の一つに中臀筋があります。
この筋肉をいくら鍛えても、つま先に体重が乗っていたり、土踏まずがきちんと形成されていないと、全く機能しません。
そのため、下半身痩せでヒップアップを行いたい場合は、体重がきちんと踵に乗るようなエクササイズと土踏まずをきちんと形成するための動きを学習しないといけません。
また、踵にきちんと体重が乗りさえすれば、内閉鎖筋という筋肉が自動的に使われます。
なので、つま先に体重が乗ってしまっている人はどんなにお尻の筋肉を鍛えても日常生活の中で使うことは出来ません。
下半身痩せを実現したいなら、最終的に“どのようにして正しく立ち、正しく歩行できるように導くのか?”という観点で下半身痩せのプランを組まないといけません。
ヒトは二本の足で立ち、歩行することができるからヒトなのです。
下半身痩せを成功させるポイントは「順番」
下半身痩せエクササイズを組み立てる時に重要なのは順番です。
エクササイズをやる順番を間違えてしまうと、下半身痩せができないどころかむしろ脚は太くなってしまいます。
脚を細くしたいからスクワット!
ヒップアップしたいからヒップスラスト!
下半身を鍛えたいからデットリフト!
この発想でエクササイズを組み立ててしまうからあなたの下半身はいつまでも痩せないのです。
例えば、眠りが浅いことが原因で下半身が太くなっているなら横隔膜のコントロールから。
平面で躓いてしまうなら足の裏触覚から。つま先体重ならヒップヒンジから。
と言った感じに、下半身が太くなってしまった理由に合わせてエクササイズの順番を決めないといけません。
どうやって順番を決めるの?
エクササイズの順番はいくつかのテストによって決めることができます。
今回は体験トレーニングの際によく使うテストをご紹介します。
※5年くらい前に撮影した動画です。
ブルートゥースのイヤホンがなかった時代なので音声が微妙ですいません。
このチェックをやって膝から動いてしまった方は、スクワットやデットリフトなど立位でのエクササイズをやってしまうと脚は太くなってしまいます。
ヒップリフトなど他種目からやらないと、下半身痩せは失敗してしまいます!
食事からもアプローチ
食事を減らしても筋肉が引き締まる要素はゼロなので、体重が減っても下半身は太いままなのです。
ただし、ちょっと太った程度の女性の体型では、脂肪が原因で下半身が太ることは稀です。
とは言っても上半身が痩せていくのに下半身だけが太いままなのは、筋肉の問題だけでなく食事の面も関係しています。
下半身を痩せさせるためには、適切な食事習慣が重要です。
以下のポイントに気を付けましょう。
1.バランスの取れた食事
タンパク質、炭水化物、脂質などの栄養素をバランスよく摂ることが大切です。野菜や果物も積極的に摂りましょう。
2.過剰なカロリー摂取の抑制
高カロリーな食品や大量の食事は避け、摂取カロリーを抑えるように心掛けましょう。
3.高繊維食品の摂取
繊維が豊富な食品(野菜、果物、全粒穀物など)を積極的に摂ることで、満腹感を得られ、過食を防ぐことができます。
4.水分摂取の意識
適度な水分摂取は代謝を促進し、体内の老廃物を排出するのに役立ちます。水をこまめに飲む習慣をつけましょう。
5.食事のコントロール
食事をコントロールすることで過食を防ぐことができます。食事の量や時間を意識し、バランスの取れた食事を心掛けましょう。
上記のポイントを意識しながら、トレーニングと食事の両面でアプローチすることが、下半身の痩せを促す効果的な方法となります。
高橋凛さんの脚やせプログラム
ドラマ、グラビア、バラエティなどで活躍されている高橋凛さんの脚やせはこちらの記事で解説しています。
高橋凛さんの成功例を解説しているので併せてご覧ください。
具体的なトレーニング方法【動画付】
トレーニング方法はいろいろありますが、まずは以下のトレーニングから始めてみましょう。
まとめ
いかがでしょうか?下半身だけ太い問題は少しは解消されそうでしょうか?下半身痩せのポイントは、「正しい知識」を知ることからはじまります!
他にもたくさんの情報を発信しているので、ぜひご活用ください!
「下半身だけなぜか太い問題」についてお話しました。
他にもたくさんのダイエットや下半身痩せ情報を発信しています。
ダイエットを成功させたい、リバウンドしたいくないという方は、人生が変わるパーソナルトレーニングを一度受けにきてください!
引き続き、下半身痩せ、ダイエットに関するお悩みが解決できるように情報発信していきます✨
最後までお読みいただきありがとうございました!
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