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ナチュラルに選ばれるライティングのコツ【自分のシゴト文章術1】


「自然・暮らし×起業」の専門家

自分のシゴト構築コーチ 梅崎靖志です。

自分のテーマで仕事を始めるとき、
必ず必要になるのがライティングです。

SNSやブログで発信するのも、
チラシを作るのも、
動画で話をする時にだって、
台本を作るのにライティング力は
欠かせませんね。


どんなスタイルであれ、
発信をする時に
「買って欲しい」
「申し込んで欲しい」

という気持ちがあっても、
「売り込んだら嫌がられるだろうな〜」と
思うから、

セールスには抵抗感を感じる人が
多いのではないでしょうか。

何を隠そう、僕も売り込むの苦手だし、
売り込まれるのも嫌いです。


では、どうするか?

その答えは、
売り込むのではなく、

自分の商品やサービスをお知らせして、
選んでいただく流れを作る、ということ。


いくら役立つものであっても、
お知らせしなければ、
お客様にとっては、存在しないのと同じです。


では、どんなふうに発信をしていけば
売り込まずに選んでいただけるのか?

これを、
「ナチュラルに選ばれるライティング」
と呼んでいます。

文章を書く上でのコツがいろいろあるので、
大切なポイントをご紹介していきますね。

 


文章を書く前にやるべきこととは?

実は、
何をどんなふうに書くのか?
を考える前にやることがあります。

 

さて、なんだと思いますか?

 


そうです!


「対象者を決める!」


そう思った方、さすがです。

センスいいですね〜

 

起業したい、という方の中には、

「とてもいいサービスなので、
すべての人が対象です!」

とおっしゃる方もいます。

 

たとえ、
すべての人のお役に立てたとしても、

すべての人を対象にして発信していると
誰もきてくれない可能性が高くなるんです。


というのも、対象が広すぎると、
だれも、「自分のことだ!」と思って
くれないから。

 

だから、「みなさん」に向けた発信ではなく、

具体的な対象者さんを絞って発信した方が
いいんです。


例えば、

渋谷のスクランブル交差点で信号待ちを
している人たちに、

「みなさんにとっていい情報があります!」

と声を張り上げたとしても、
興味を持ってくれる人は、たぶん一人もいません。

 

1回の青信号で横断歩道を渡る人の数は、
平均して、およそ3000人ほどいるそうですが、

「それ、興味あります!」という人はゼロ。


3000人のほぼ全員にスルーされるって、
ある意味すごいです(汗)


なぜスルーされるかと言えば、

「みなさん!」と呼びかけられても、

誰も、「自分のことだ!」とは
思わないから、ですね。

 

では、どうすればいいでしょう?


答えはカンタンです。

 

多くの人に届けるなら、
対象者をしぼろう!


多くの人に届けたいのであれば、
対象者を絞った方がいいんです。

 

対象者を絞ると、
「お客様が減ってしまいそうで怖いんです・・・」


と不安を口にする人も多いですが、

 

実は、適切な絞り方をすると、
お客様の数が増えます。

 


ちなみに、
「対象者を具体化しましょう」というと、


「30代の女性に絞りました!」

みたいな感じで決める方もいます。


実は、これでもまだまだ広すぎるんです。

 

どのくらい具体的にするかと言えば、

その人が「あ、これ私のことだ!」と
ピンと来るまでに絞ります。

 


たとえば、

「30代の女性」よりも、

 

「5歳の怪獣男子に日々ふりまわされて
自分の時間が持てない30代後半のママ」

みたいにした方が、

対象とする範囲はせまくなりますが、
興味を持ってくれる人の数は増えます。

 


5歳の男の子を持つ36歳のママはもちろん、
4歳児や6歳児がいるママもきっと興味を持つでしょう。

そして、5歳児を持つ41歳のママも
興味を持つに違いありません。

 


こういうママに、

子育てが楽になって、
自分の時間が取れるようになる
秘訣があるけど、興味ありませんか?

と声をかけたら、

 


「ちょっと、気になる」

「どんな秘訣なのか、知りたい」


と思ってくれる人は増えるでしょう。

 

まあ、渋谷のスクランブル交差点で
いきなり知らない人から声をかけられたら、

興味はあったとしても、
怪しすぎてスルーされるかもしれませんが(笑)

 

でも、
SNSやブログをずっと読んできた人の
発信だったら、「知りたい〜」となる
可能性はとても高くなると思いませんか?

 



対象者を具体化するほど、
「私のことだ!」と気づき、
興味を持つ人は増えていきます。

 

だから、

あなたの理想のお客様を
まずは1人決めること。


そうすると、ずばりストライク!の方だけでなく、
その周辺にいる人たちも反応してくれます。

 

こんなふうに、
対象者を具体化することは、
心に届く発信をする上で、
とっても大切なポイントです。

 


そうそう、
理想のお客様を決めるときは、

自分に都合の良い理想像を
でっち上げないように
気をつけてくださいね。

 

都合よくでっち上げてしまうと、
そういう人は、
地球に住んでいないかもしれません(笑)

 

実在する方をモデルにするのもおすすめです。

あとは、
過去の自分を理想のお客様とするのも
やりやすい方法です。


「こういう人がたくさんきてくれたら、
うれしいな!」という方を

あなたの「理想のお客様」にしてくださいね。


では、長くなってきたので、今日はこの辺で。


続きはこちらです。
【自分のシゴト文章術2】
お客様のことを深く理解する効果とは?

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