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相手の核心を突く取材のやり方について

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ライターの人たちで
インタビューをする人は多いと思います。
僕も有難いことに、ほぼ毎日のように
色んな方のストーリーを聞いています。

その際、質問(取材)の仕方はアドリブなようで
実はちゃんと組み立てた上で引き出しています

今日は相手の核心を突く質問の
タイミングについて
シェアします。

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改めて、初めまして。
株式会社ライフストーリー代表取締役兼
ライフストーリー作家®︎の築地隆佑です。
小説を書くサービスで起業して4期目です。
ストーリー作りの専門家として活動中。
詳しい仕事の内容や生い立ちはこちらから。

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noteを始めたての頃
インタビューをする際に意識している7つのこと!
を書きましたので、気になる方は
こちらの記事もお読みください。

(6月6日にnoteスタートさせて5日目でした〜)

さて、タイトルにあるように
取材相手から核心を突く(本当に聞きたいこと)
内容を引き出す
にはどうするか。

それは、最初から訊かないことが大事です。


どういうこと?
って思われた方もいると思いますが下にスクロール。笑


本当に知りたい内容こそ、早めに聞きたい!
と思いがちなのですが、それは相手からしたら
かなり答えづらい回答になることがほとんどです。
それに、おそらく答えが抽象的になるので
本人としても言語化しづらくなるんです。

結論を言うと
答えやすい質問内容から少しずつ核心に
迫っていく聴き方
をするとスムーズになります。

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具体例を挙げます。

例えば、最終的に聞きたいテーマとして


「将来的にどう生きていきたいですか?」


なんてものがあったとします。
これをいきなり言われても
ピンときませんよね。

だから、最初は答えやすい質問を投げかけます。

・生年月日は?
・いつ起業した?
・社員は何人?

といったように、ある種
考えずとも答えられるものから尋ねます。
実績や数字として表せる事実の類ですね。

そのあとに、少しだけ過去を深掘りします。

・会社員時代はどう過ごしていた?
・起業しようとしたきっかけは?
・起業してから大変だったことは?

そのあとは現在について。

・今抱えている悩みは?
・売り上げの大部分を占めているマーケットは?
・どんな社員がいる?

のように

客観的事実

過去

現在

と辿っていくことによって
本人の思考が整理され
未来に対する考えが浮き彫りになります。

要は、いきなり訊くよりも
昔あんなことがあったんだよ!
こんなことがあって大変だったんだよ!

と、熱を持って言ってもらえる
空気感を作ること
話しやすい雰囲気を生み出すことへと繋がります

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いやいや。
これ、例え話で未来について訊いているから
そう言っているんでしょ?

って思われそうですが
決して、未来に限ったことではありません。

・あなたにとって働くとは?
・あなたにとってやりがいとは?
・あなたにとって生きるとは?

のような場合でも同じです。

どんな質問にしろ
過去と今が紐づいているので
パターン化ができてしまいます。

このやり方と取り入れていただければ
相手は話しやすく、答えやすくなり
インタビューもスムーズに進みます。

すでに仕事として毎日のように
インタビューしている人からすれば
何を今更、って感じかもしれません。

が、これからインタビューを軸に
仕事をする人の役に立てば何よりです。

またこれ以外にもまつわる記事を
いくつか書いてきたいと思いますので
良かったらチェックしてみてください。

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