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世界のSDGs・日本のSDGs
世界のSDGs
20世紀の後半から言われ始めた地球の限界(プラネタリーバウンダリー)。
人口増と経済成長に起因するといわれています。
MDSや京都議定書など何度も決定され、先送りされ、2016年、2030年まで達成しようとあらためて国連総会で全会一致で決定した17の目標と69のターゲット。
これが世界のSDGsです。
参考:平成29年版 環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書(概要)
日本のSDGs
日本のSDGsは2030年達成では間に合いません。
2025年から2027年までに、今まで通りの経済成長を前提とした都市集中型か、それとも今までとは全く違う地方分散型か、大きな社会選択が迫られています。
そして一度決まった選択は2050年で決して後戻りすることがない。
明治維新から約100年で4倍、1億2千万人まで増えた人口が、2050年までには半分(6000万人)とも4分の3(8000万人)に減ります。
人口減少が進む中で、しかも経済成長が望めず、高原型社会(世界の中で高止まり)の現状。
この社会をいかに持続的に(サスティナブルに)していくかが今の日本社会が抱える最大の課題です。
2050年に直面する3つの社会課題
資本主義の限界
(今の私たちにとって)信じられる未来がなくなる。
お金を集めて、産業を興し、経済を発展させ、豊かさを享受する。
17世紀後半から始まった産業革命。大量生産大量消費の仕組みはいよいよ限界です。
社会課題は社会インフラの崩壊
ハード面は道路や橋です。財政赤字だけが原因ではありません。人口が減少する中、果たして今整備している道路や橋、いつまで(時間)、どこまで(範囲)維持管理し続けるのか。
ソフト面の代表が社会保障。高齢化にともなう年金や健康保険といった社会保障や、企業などによる雇用といった働き方そのもの。さらに食の安全保障。
今でさえ低い食料自給率のさらなる低下(人口減少は地方の1次産業の影響が最も大きい)。
人間のやることそのものがなくなる
Society 5.0はサイバー社会ともいわれています。
クラウドに蓄えられた情報、その情報を元に、AIやロボットが私たちの仕事に代わっていきます。
いわゆるマーケットジョブ(都市での仕事)は、一部の特殊技能、わかりやすく言えばGAFAMで企画をする人たち(作業をする人ではありません)に高額な報酬を手にし、多くの人はケアジョブ(人と人接する仕事)、その多くは健康保険料や介護保険料などの社会保障費を原資とする仕事です。
支払原資が減るなか賃金が上がるわけがありません。
これが今のままの延長で2050年に私たちの住む日本が迎える社会。
それを打破していくのが私たち一人一人の好奇心を駆動させることです。
地方創生
地方創生という言葉は2014年から使われ始めました(第1次まちひとしごと総合戦略)。
2019年、第2次まちひとしごと総合戦略が閣議決定された際に、「Society 5.0の実現」と「SDGsを原動力とした地方創生」という言葉が使われてます。
これが日本の国の政策としてのSDGsです。
国の予算をどこに配分するか、どのように国を支える人材を育成していくのか、どうしたら地域社会や経済が自立していくか、そういった大きな方向性を決めたのです。
環境、経済、暮らし、これをどう整えながら、人口を維持していくのかがテーマです。
感染症の拡大
2020年から始まった感染症の拡大。
それを受けた2021年6月閣議決定の「まちひとしごと創生2021」。
感染症の流行は、地方移住に関する関心の高まりとともにテレワークを軸とした人の流れに大きな変化をお呼びしています。
特に若い世代の地方への関心が高まり、東京から地方への個人、企業の転出が顕著になっています。
複数の仕事・複数の収入・IKIGAI
厚生労働省のモデル就業規則が原則禁止から原則OKに変わったのが2018年。
そして2019年には日本を代表する大手メーカーや経団連は「終身雇用はもう無理」と宣言。
昭和の高度経済成長期から信じてきた終身雇用は感染症の拡大により強制的に改革させられています。
信じてきた未来がなくなる。敷かれていたレールがなくなる。
国や企業としてできることは、法律の整備や雇用の延長。企業に対して定年を65歳、70歳まで強制。そこに働き甲斐ややりがいはあるのか?
わくわくから始める資産形成
だからこそ、個人として備えなければらないのが、副業解禁の波にのり、自分のワクワクする世界で、無形資産を作り、複数の仕事・複数の収入を手にする。
それを日本人だけが持つ固有の仕事観、「好き・得意・稼ぐ・役に立つ」というIKIGAIにしていこうというのがパーソナルファイナンスの分野でのSDGsです。
2050年に向けての大きな社会変動は一見悲観的に見えるようですが、敷かれたレールがなくなるということは、それだけ自由度が高まるということです。
あなたの「好き」が社会の課題を解決する。そういう時代です。
そこで具体的にどうすれよいか、ゲームを通じて学び実践する場がSDGs地方創生カードゲームとライフシフトのためのキャッシュフローゲームです。
カードゲーム
まちづくり@SDGs3月6日 概要はここをクリック
まちの住民になり、自分の人生の目標とまちの持続的な発展の両立をめざします。大小140ものプロジェクトを進めるにあたって、どんな人脈が必要か、頭金がいくらくらい必要か、果たして儲かるのか?そもそも今の街の状態で実行可能なのか?
自分の力を持て余してうずうずしている方、起業をしたいけれども、どこから始めてよいのか、ぼんやりしている方。そんな方向けにファシリテートしています。
ボードゲーム:
ライフシフトさせたい!サイドFIREして、自分の「好き」「得意」を極めて社会課題の解決に結び付けたい!
その想いを実現するためのお金の学びのためのゲーム会です。
ロバート・キヨサキのキャッシュフローゲーム101に手を加え、より現実感のあるものに、お金を「貯める」「稼ぐ」「守る」の基本だけでなく、「殖やす」「使う」まで視野にいれてます。
具体的に明日から何をすればよいか行動に移せるようにファシリテートします。
ライフシフトのためのリアルキャッシュフローゲーム
2月23日(木祝) 概要はここをクリック
2月26日(日) 概要はここをクリック
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