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いつ本読んでるの?

いい質問ですね。まず、買う前から読んでます。

そもそも、本を読む時間を頑張って捻出しません。わたしには日々解決したい問題があるんです。思考を知りたい人もいます。毎日「教えて~おじいさん♪」というハイジ的純粋無垢なステップで日々草原を走り回っています。そして通りすがりの本屋に立ち寄ったり、ソーシャルメディアで情報収集したり、amazonランキングや検索で知ったり買ったりします。

で、届いたらいつ読むの?
今でしょ。
こちとら、問題を解決してもらわんといかんので。

その本を読まないと、わたしの問題が解決しないんだから。
著者の思考を知らない事には、知的好奇心が置いてきぼりだし。

ゆえに届いたら読む。ただそれだけ。

お腹が空いてUberして届いたら、食べるでしょ。
それと同じ。
ループになるけど、本を読む目的が「本を読む!」ではないんです。

本にわたしの問題を解決してもらってる。
ダイエット目的でサプリを買うように。
新作コスメを使ってみた!くらいの感覚もありつつ。

もっと物理的時間の話に進むと、「本を読むぞ!」という時間はない。残念ながら「今日はゆっくりカフェで読書、ひとり時間です♪」のステキさとは縁遠い。それはわたしの憧れです、夢です、いつか叶えたい。

では、どこで本を読むか?

キッチンでしょ。

朝起きてキッチンに立ち、帰ってきてキッチンに立ち、寝る前にキッチンに立つから、キッチンに住んでる説ある母親ですよ。もっと言うとキッチンで音声配信を聞くし、キッチンでyoutubeもドラマも見る。

結論
キッチンに住んでる

いやいや、キッチンで?って思いますか。

ここからはちょっと秘密という名の。
嫌味に聞こえる話をしなくてはいけない。

わたしのことを嫌いになりそうだったらココでやめてください。わたしのことは嫌いになっても、わたしのnoteは嫌いにならない人だけ、ぜひ読み進めてください。

ある小説家さんが、「私は本を読むスピードが、人の3倍速い」って仰っていて。
それは「3行読みができる」と。
つまり、1行ずつなぞるように目線を上下させて読むのではなく、3行まとめて頭の中に文章が入ってくる、と。

これを読んだ時に、「!同じ人見つけた!」と思ったんです。速読の知見がないからわからないけれど、この読み方で物理的スピードがシンプルに速い。

そして、ここで、キッチンで。
本のレビューを、スマホで書くんです。
読みながら湧き出てくるからそれをログしていく感じで。

読みながら

はーなるほど。
おお、思考がおもしろいなぁ!
この著者さんすてきだなぁ!
他にどんな本書いてらっしゃるのかなぁ?
ソーシャルメディアのアカウントはあるかなぁ?
読んだ感想をお礼に書いてみよう。
書いてくださってありがとう!

って感じで書くだけ。
書かなきゃ!と思って書いていないし、それじゃ書けない。

結果、誤字る。日本語も間違う。欲動まかせ。

『本』を読まなくてはいけないものと敬遠されがちな文化は、エンターテイメントとして楽しむには手間がかかるかもしれない。わたしにとっては、キッチンで「大根 大量消費」って検索してレシピサイト見ているのと同じで、「遺伝子研究 最新」って検索して本を買う感覚があるだけの話。

それはどっちも同じでどっちも尊くて、どっちも生きるためだから共存しましょうぞ。

わたしは20年前にアメブロで『知的好奇心』ブログを書いていて。疑問に思ったことから論文のようなものを書いていた。

その当時の私は、人気コスメやファッション、恋愛、日々の女子トークの知識や情報はあったはずなのに、それについては書けなくて。かといって、社会派ブロガーのような強い主張も書けなくて。しかし止まらない知的好奇心を満たす本を探して、読み、こうして書いている。

本ってすごい!って思ってて。

著者の才能はもちろん、この世に必要と選ばれた考え方が書籍となる。文献として残す価値になるために、編集者が一般人に届く言葉にして、世の中から認められた出版社から発売される。

今や無料で膨大な情報量を手に入れることはできるけれど、わたしには、自己の脳内で編集する時間も経験もない。専門家に話を聞きに行く時間も、各地各国に移動するお金もない。だから世の中で今この考え方がトレンドであるとか、こんな未来に向かってるよ!というメッセージは、本を信じている。

そして何より本を読むと、自分が無知であることで謙虚になることができるし、結果的に誰かを攻撃することはできなくなる。

だから本はきっと平和につながっていると思ったりして。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
わたしは毎月5冊の本をnoteで紹介しています。

毎月10冊以上読んだ中から、5冊のレビューを書いています。ログインしなくても読むことはできますが、本を読む人が書いた文章を読むのもわたしは好きなので、noteアカウント開設、ログイン&フォローもお待ちしております。

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