サボる奴より、頑張るバカに注意!?

先日、母に唐突に質問された言葉。

『自分はある組織のリーダーです。とても重要なプロジェクトを扱っています。部下たちの中で特に気をつけなければならない人はどの人でしょう?』

1:有能だけどサボる人
2:有能でしっかり働く人
3:バカでサボる人
4:バカだけど一生懸命働く人


ちょっと悩んでいた母に弟が投げかけた質問だそうで…笑
皆さんも考えてみてください。


ちなみに私は、4番のバカだけど一生懸命働く人!と即答しました。

これは、ゼークト(ドイツの軍人さん?)の組織論の中の一つで、
本来は軍隊の中で〜というお話らしい。

これを聞いて、出来なくても一生懸命頑張っているのに!!とか
しっかり向き合えば分かり合える!という方もいると思いますが、
私の経験から、そういう感情論の観点から見て出た答えではないので、
ご容赦ください。

ちなみに母は1番の有能だけどサボる人を選んだらしい。
(帰宅した夫に質問すると同じ答えでした。笑)

サボるやつ。やらないやつ。って目が行きますよね。
むしろ、4番の人が「出来ないなりに一生懸命にやっているのに!!」と。


一緒に働く同僚は、そういう目で見ていても良いでしょう。
ただ、ポイントは【自分がリーダーという立場】という点なんです。

プロジェクトを成功させる(敵地に乗り込んで任務を遂行する)という
目的の達成にチームを導くのが仕事です。

となると、自ずと2番と3番はあまり気にかけなくても良い存在です。
2番は自発的に動いてくれますし、3番は諭してもサボるだろうし、
何もしない。ということは問題も起こらない。ということなので…

となると、1番と4番が残るわけで、
一般的に、特に日本人はかもしれないですけど、
「働かない人」に目を向けがちですが…
この人って有能なんですよ。

こういう人に対して私は、
コチラの伝え方や目標設定、やり方など
何かしら不備があってやる気が出ないのかもしれない。
もしくは省エネに、同じ仕事を人より少ない工数で終えてしまうのかも。
って思います。

残る4番!
ちなみに話せばわかる!というのは、
1番の「有能だけどサボる人」にカテゴライズされます。

この4番は、
話したり説明されても「正しく認知できない」
思いついたことを一生懸命するけど「独断で動いて失敗する」
結果、誰かが尻拭いをしなければならず「他の人に迷惑がかかる」

上手く使う事もできない。所謂、暴れ馬なのです。


あぁ…と思う経験がいくつもあって
本当に、叱っても、諭しても、1から10まで準備して引き継いでみても
何をしてもどうにもならなくて…
そして「良かれと思って」
なんでそんなことをした!?!?ってことをしてくれる。

一生懸命動いているのにプラスになっていかない。というのは
切ない話ですし、本人のやる気は評価してあげたいとことですが、
こういうこともありますよね。

世の中の先輩、上司の方々に
「部下や後輩のミスが頻発するのはアナタのせいじゃないよ!!」
と伝えたい。

リーダー的観点や組織、チームで
何かを成し遂げるときには、とても重要な視点だなぁ。
と改めて思いました。

その時、その状況、立場によって視点、言動を考え発揮する。

年度替わりに知っておくと少し心が楽になるかも?なお話でした✨



思考や行動を変えて今がある!
日常の中でふと思ったことや
ちょっと気持ちが軽くなることを書き連ねていきます。

しあわせのかぎや Saki

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