![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147252777/rectangle_large_type_2_7f79634fc8e4c87c53ac3f9418a142d5.png?width=1200)
【要約•感想】リーダーの仮面
『リーダーの仮面』安藤広大著
※あくまでも私の表現ですので、著書の内容が完全に網羅されているわけではございません。
下記以降ネタバレです。
1.前提と言葉の定義
対象:会社組織におけるリーダー、中間管理職向け
内容:上司-部下間でのマネジメント方法
会社:生きていくための糧を得るコミュニティ
仕事:会社が利益を出すための個人の役割
給料:与えられた役割に対する評価
組織:金銭的/社会的に利益や成果を出す集団
上記前提や言葉の定義をもとにして、下記がリーダーに求められるものとされていました。
2.リーダーの心構え
①いい人になろうとしていないか?
②待つことを我慢できるか?(すぐに助言などをせず、長期的視点を持ち部下の成長を見守る)
③部下と競争していないか?
④その行動はマネジメント優先か?
⑤人が辞めないかを気にしすぎていないか?
3.リーダーの役割
○成長させる場をつくる
○生き抜く力(稼ぐ力)を身につけさせる
下記3点はリーダーの役割ではないとのこと。
✕モチベーションをあげること
✕手取り足取り指導すること
✕自分が行動し背中を見せ、部下を率いる人
4.役割を遂行するためのポイント
①ルール
②立ち位置
③利益•結果
④成長
①ルール
•明確化し例外を作らない
•全員が守られるルール設定
•設定したルールを修正する柔軟性
②立ち位置
•長期的な(未来を見据えた)視点を持つ
•指示は、期限や数字設定と言い切りの姿勢
•対等ではなく平等に接する
•部下との適切な距離感
③利益•結果
•組織の利益→個人の利益 の考えを浸透させる
•仕事をスポーツ化する(ルール設定や勝利に向かう姿勢はスポーツと似ているため)
•成果→評価
•評価は事実(数字)のみで行う
→プロセスの加味もOKだが最重要は結果
•評価の基準を下げない
④成長
•目標設定し任せ、我慢する姿勢
→知識×経験で成長していくため
•適切なレベルの目標設定
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
5.感想
著書が理想とする「会社の利益は社員の成長にある。その利益のために長期的視点を持ち、社員の成長(組織の成長)を考えているリーダー」は、どれぐらいいるのだろうか?と感じました。
本書の対象者とされていない個人にとっても取り入
れられる部分があるのではないかとも思いました。
人は経験とともにしか変わらない
と最後の方に述べられていました。
本書の内容に関わらず、学びや人のお話などから取り入れみようと思ったことは、実践してこうと思いました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?