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Bretagne Classic(ブルターニュ・クラシック)

ロックダウン後、7月上旬より再度ヨーロッパに渡欧し、活動を開始した地元愛知県出身で、ヨーロッパの自転車プロロードレースの世界で活躍する中根英登 選手(NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス)これまで以下の3戦を戦ってきた。

Sibiu Cycling Tour 2020(シビウ・サイクリングツアー/UCIヨーロッパツアー2.1)/ルーマニア

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Mont Ventoux Dénivelé Challenge(モンヴァントゥ・デニヴェレ・チャレンジ/UCIヨーロッパツアー1.1/フランス)

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Tour de l’Ain(ツール・ド・ラン/UCIヨーロッパツアー2.1)/フランス

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そして現在ヨーロッパではロックダウン後再開された例年とは違う、過密かつ変則日程でロードレースシーズンが白熱している。先週末は各国の国内選手権が開催され、2020年度、それぞれのナショナルチャンピオンが決まっている。オンデマンドを利用し、スペイン、フランス、そしてイタリアのレースを観たが、どのレースも印象的で、特にスペイン、フランスのレース終盤〜ゴール前は見入ってしまった。ヨーロッパのロードレースはその風景や取り巻く環境も含め観ていて楽しいエンターテイメントである。

そして我らが中根選手はツール・ド・ランから約3週間を経て、明日8月25日にワンデイレース「Bretagne Classic(ブルターニュ・クラシック/1. UWT)」の国際色豊かなメンバーとしてレースを走る。

Bretagne Classic(ブルターニュ・クラシック/1. UWT)

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舞台となるプルエーという街はフランスの北西部に突き出た半島・ブルターニュ地方(モンサンミッシェルなども有名だ)に位置しており今年はヨーロッパ選手権(8月26日)も同時期に開催される。総距離約247kmのコースはスタートから細かいアップダウンを繰り返しながら進む。レース終盤には翌日のヨーロッパ選手権でも使われる勾配19%の激坂を内包する周回コースを1周してフィニッシュするプロフィール。

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そして今年は翌日のヨーロッパ選手権への参加もあり、多くのワールドチームが参加、その他フランスやベルギーなどのプロチームが加わった全25チームで白熱のレースが繰り広げられる。中根英登選手は前述で紹介した3日間のステージレース「ツール・ド・ラン(8月7日〜9日)」を走り終え、南仏を拠点にしたトレーニングを積んでの今回の参戦となるそうだ。
周囲を見れば世界の競合ひしめくワンデイレースだが、是非見せ場を作って欲しい。そしてレースはGCN Racing(有料/英語放送)のオンデマンド放送にて明日の夜20時30分より予定されているようだ。ただ一部コンテンツ(レース)は視聴する国の放送権等の関係で、レース終了後にハイライトしか見れなかったりする。明日のレースがライブで観られると良いのだが。

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夏のブルターニュ地方を駆け抜ける鮮やかな自転車の集団、それを沿道から応援する人たち。まさに夏のフランスの風景がそこにある。今から楽しみだ。

がんばれ!英登!

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