【追記有】車いすでの訓練から入居者との交流まで！はっぴーらいふ池田でのインターンシップ1日目をレポート！
※2023/07/04 高校生と学校からいただいた感想を追記いたしました※
こんにちは。ライフケア・ビジョンの三宅です。私達は、大阪府を中心に老人ホーム「はっぴーらいふ」シリーズを27施設運営しています。
今回は、はっぴーらいふ池田で実施しました、3日間のインターンシップ1日目の様子をお伝えいたします。
遠方の沖縄県よりお二人の高校生にお越しいただきました！到着後すぐに施設の見学とワークショップを行いました。
はじめての老人ホーム見学「思った以上に綺麗」
老人ホーム内の見学は初めてのお二人。食堂やお風呂、入居者さまの居室を見学していただきました。
【ワークショップ】高齢者疑似体験してみた。
一人が高齢者疑似体験セットを着用し、一人が介助役をするワークショップです。体験セットを着用することで身体機能を制限し、入居者さまの体の状態や気持ちを理解していきます。
お二人は家庭科の授業で同様のワークショップを経験したことがあるそうで、その時は歩行練習や文字を書くなどのみで、車いすを使う体験は無かったそうです。そこで急遽今回は車いすを中心に体験してもらうことに。
車いすの訓練では、わざと歩行スピードに合わせて押してもらいました。速すぎて足が壁にぶつかりそうになったり、カーブが難しいと感じたとのことです。
雨も上がり、外出で段差の上り下りを行いました。老人ホーム内と異なり、道路にはでこぼこがあるため運転に苦戦していました。
ワークショップの後は、夕食の時間になったため夕食前の体操を見学。その前に入居者さまに自己紹介を行いました！和やかな雰囲気の中で、入居者さまとスタッフ一同でお迎えしました。
お二人より実習にあたって素直な感想をもらいました
―――高齢者の身体機能を体験してどう思いましたか？
「立っているだけでもしんどくて、すぐ疲れてしまった」
「立つときに立てなくて助けて欲しいと思った」
「服の着替えが難しかった」
「車いすは目線が低くて、早い速度だと怖かった」
研修担当の中本G長からのフィードバック
「ここに入居している利用者さまたちは、段々体が動きづらくなって辛い思いをすることがあったり、不安を抱えていらっしゃいます。なにか困っていることがあったら、そっと助けてあげてください。
さっき車いすに乗った時や、スーツを着て歩いた時など、体験してみて怖いと感じたことは多分利用者さまも同じように感じています。
明日からのインターンシップでは実際に訪問介護のサービスに同行していただきますが、その気持ちを忘れず業務体験に臨んでいただければと思います！」
ワークショップにかける思い
実は、高齢者体験インターンシップを企画したのは、ブロック長である中本G長です。実施にかける思いをお聞きしました。
―――どうして高齢者体験のワークショップを実施したのでしょうか？
中本G長「僕は高校が福祉学科だったんですが、入学してすぐにこのワークショップがあったんです。実際体験してみることで、利用者さまとの関わり方も変わってくるし、何より高齢者に対する理解も深まると思います。そこからこのワークショップをしたらいいんじゃないかな、と思って企画しました。
今回は高校生なので介護の仕事を楽しく思ってもらえるように難しいことは伝えず、高齢者の体について知ってもらえればと思っています。
三日間という短い間ですが、介護という仕事を好きになってもらえたら嬉しいですね」
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最終日、3日間のインターンシップを経て、「介護の仕事の楽しさを感じることができた！」「スタッフさんたちが楽しそうに働いていて、介護の仕事にもっと興味を持ちました！」など、ポジティブな感想をいただきました。
追記
はっぴーらいふ池田の職員全体が明るく、イキイキと働いている様子が印象的だったようで、沖縄に帰ってからの学校への報告でも「楽しかった！」と興奮した様子で感想を言っていたとご報告頂きました。
高校の進路担当者者らも、ワークショップの全行程が有意義な時間となったと感謝のお言葉をいただいてます。
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