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ひとは自分の変化に気づかないもの(リハビリのお話し)

今回はnoteをされています

aya@自分らしい人生づくり応援コーチさん
(以下ayaさん)

の記事から影響を受けまして書いてみました。こちらの記事です!

ayaさんは私と同じ作業療法士をされており、note内でコーチングのモニターを募集されています。

実はわたしもリモートでコーチングを受けまして自身の気持ちを整理することができました。

今回の記事ではnote執筆の振り返り、自身のテーマ「自分らしく楽しく幸せに生きる」の原点を深掘りされております。

同じ作業療法士として共感できる部分がございましたので、その勢いで書いてみたものです。

よろしければayaさんの記事とともにご覧いただければ幸いです。



人は変化するイキモノ

人って変化する生き物ですよね。


健康だった方が突然病気になり身体を動かすことが困難になったり。

知らぬ間に癌細胞が切除するくらい大きくなってたり。

中学生の身体的変化が顕著になってきたり。

高校生が自我を育てようと親に反抗したり。

歳を重ねるごとに身体や気力の衰えを感じたり。

と、いう身体や気持ちの変化に合わせて

私達は自分自身と折り合いをつけながら

生活をしてます。



自分の変化に気づかないと失敗する

こどもの運動会で転倒されるお父さん

よく見かけますが

あれは自身に起こっている身体的変化を正確に把握していなかったためと考えられます。

知らない間に運動能力が低下していた、でもイメージは20代の頃のままという感じです。



成長も老化も病気もみーんな変化だ!

成長も老化も変化ととらえると

その変化が顕著な年代や状況は

10代(心身の急激な成長)

30〜40代(老化の感じ始め)

70代(老化の本格化)

後遺症のある病気や怪我をしたとき

でしょうか。


その顕著な変化に対しての

適応に時間がかかるのかもしれません。



変化への適応がうまく生きる鍵

そして変化への適応をスムーズにする条件は

変化を許してくれる環境(周囲の理解と共感)
先人の知恵や教育
自分で得る専門的知識
適応に対する思考・行動・習慣化

かと考えます。


その変化を許してくれる環境の中に

心理療法やカウンセリングの技術があるんでしょうね。


一方、先述の運動会で転倒するお父さんのように変化に気づけないこともあるため

変化に気づくには…

行動すること

が重要です。

行動して自分自身を確認すること

ですね。


高齢者リハビリの現場では 

老化+病気のダブル変化で

心身・認知機能が衰えます。

日常のできることが減ります。

生活が変化します(縮小)


つまり

機能も活動も生活も全て変化します

さあ、この変化に高齢者は適応できるか?

この場合の適応ってなんでしょうか?


第一は

変化した身体を自身が受け容れること

が適応のスタートかもしれません。

これが難しい。

ayaさんもこの部分を分けるものはなんだろう?と考察されています。

自身の身体を受け容れられなかったらおしまいか?

そうではないですが、確かなことは

受け容れたほうが確実に生活は拡がるとわたしは思います。



そして次の適応段階はなんだろう?

機能回復か?
できない活動を可能にすることか?
その身体で生活を再建することか?



可能性があれば機能回復

あとは

その変化した身体で生活再建

生活再建すれば自ずと機能回復しますしね。

その判断ができるのは

リハビリ医でありセラピストです。



今回は変化と適応から高齢期リハビリについてお話しました!

ayaさん、ありがとうございました!


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