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【高齢者の健康】「もう歳だから」という魔法の言葉

訪問リハビリの現場で時折、聞く言葉。

それが

「もう歳だから。」

です。


もう歳だから○○○○

さて問題です。

「もう歳だから○○○○。」

○○に入る言葉はなんでしょうか?

たとえば

『走れない』『歩けない』
『買い物できない』『旅行できない』

など、

○○できない。

○○はもう無理だ。

という否定的な言葉が入りますね。


これが魔法の言葉です。

「もう歳だから○○できない。」

この魔法は行動に大きく影響します。


○○できない、と思い込むと

その行動に自らストップをかけてしまうからです。

しようとしない行動は永遠にできない行動になります。
そして行動を起こさないと心身の老化スピードは速まります。


魔法は魔法でも負の魔法ですね。


訪問リハビリの現場にて


訪問リハセラピストをしてますと

生活習慣をほんの少し変えれば

心身が上向きになる、という道筋が

みえます。


その道筋を説明し良い方向へ導く

背中を押すことが訪問リハの仕事の

ひとつです。


しかし「もう歳だから。」という理由で

頑なに拒まれることがあります。


A案がだめならB案、それもだめならC案と

その方が納得する形を

見つけていくわけですが


C案だと衰えるのも早いだろうな

と考えたりします。


リハビリの専門家として本音をいえば年齢がどうとか、そんなことはどうだっていいんです。


負の魔法を自分にかけないで

とにかく手と足と頭を動かすこと

動けるうちに動き続けること

人生楽しむ努力を惜しまないこと

年齢は記号と思うこと

負の魔法を自分にかけないでくださいね!


最後まで読んでいただきましてありがとうございました!


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