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クリティカルシンキングスキル|仕事塾アウトプットVol.5

今回の仕事塾アウトプットは、クリティカルシンキング!

ここからは提案するための具体的なスキルを6連発でアウトプットしていくのでこうご期待!

この章では、思考法の重要性を一緒に学んでいきましょう(^^)/

この記事を読むと・・・

#伝えたいことを伝えられるようになる
#物事を構造的に理解できるようになる
#思考をグッと広く 、深くできる。

では、この目的達成に向けて書いていきます!

・クリティカルシンキングとは⁉

クリティカル=批判的な」という意味になりますが。

ビジネスにおけるクリティカルシンキングは『問題を解決していく思考法』です。

まずこの話を進めていく上で欠かせない言葉があります。それが『イシュー』です。

イシューの定義は『今、考えるべき”問い”』と定義します。

そして、「クリティカルシンキング」によって「イシュー」を解決しましょう。

問題解決の流れをまずは把握していきます。

What(問題の明確化)

   ⇓

Where(問題個所の特定)

   ⇓

Why(原因の追及)

   ⇓

How(解決策の立案)

という流れに乗っていけば、イシューの解決は可能です。

ですが、、、

多くの方が陥ってしまうのが、「Howから考えてしまう」というミスです。

例えば、「痩せたい」という人に対して、「運動しろ!」と『How』から伝えた場合、相手の考えている『ダイエットのゴール』を確認していないため、そのアドバイスは本質的ではない可能性があります。

では、そもそもイシューにおける”問題”というのはどういったものなのでしょうか。

ビジネスにおける問題の定義は「理想と現状のギャップ」と考えます。

つまり、ビジネスにおけるクリティカルシンキングはこの”ギャップ”を埋めるための施策を考えるための「思考法」です。

・ロジックツリーとMECE

ここで新しい重要な単語が登場します。

ロジックツリー』と『MECE』です。

ああ、もう難しい言葉ばっかりでヤダ!ってなりそうな方安心してください、かみ砕いていきます!

イシューの特定(What)をすることが何よりもとっかかりとして大事です。

このイシューの特定に対して使う手法がロジックツリーです。

画像1

では、こちらの画像を基にロジックツリーを解説していきます。

ここでの『問題(What)』は「ダイエットしても体重が落ちないこと」です。

そして、この『問題の論点(Where)』は「体重が落ちていないこと」です。

そこで、『体重が落ちない』という”問題”に対して問題の細分化を行います。

この時に大事なのが『なぜ(Why)』体重が落ちていないのか。を考えます。

すると、「食事方法が悪い」「運動不足」「ダイエット方法が悪い」と言うようにいくつか考え得る原因が並べられます。

更に、これらの原因に『なぜ』を突き付けていきます。

そして初めて、「筋トレをする」や「糖質制限をする」という『方法(How)』が出てくるということになります。

こうやって進めていくと、図のように「木の枝」のようにどんどん要素が『枝分かれ』していきます。

だから、思考を”論理的”に”木”の枝のように細分化していくことから、『ロジックツリー』と呼ばれます。

さあ、ここでこのロジックツリーを補完してくれる思考法として満を持して(待ってない(笑))のMECEの登場です。

MECEとは4つの英単語の頭文字を取っています。

ME=Mutual Exclusive (モレなく)
CE=Collectively Exhaustive (ダブりなく)

MECEとはつまり「モレなく、ダブりなく」区切った思考法ということです。

画像2

コチラに分かりやすい図があるので載せておきました。

思考のフレーム(枠組み)の中で、モレなくダブりなく」がキーワードです。だから、この思考の範囲からはみ出した考えは問題解決から遠のいてしまうので要注意です。⚠

この分け方は3つあります。

①○○別分解(具体的な年齢や性別などで区切る)
②変数分解(「利益=売上ー費用」のそれぞれの要素に分ける)
③プロセス分解(行動の段階に細かく切り分ける)

では、このクリティカルシンキングを日常生活で使っていくための方法を知りましょう。

・仮説を立てる力が勝負の分かれ目⁉

いつも通り「仮説の定義」から考えていきます。

仮説とは、

①ある論点に対する”仮の”答え
②わかっていないことに関する”仮の”答え

です。つまり、自分の中である程度の予測を含んだ『答え』です。

その仮説の立て方はまたまた4段階の思考に階層分けされます!

①それはなぜか?(Why so)
②本当にそうか?(Really so)
③他にはないか?(Anything else)
④つまり何と言えるか?(So what)

この思考を使って先ほどのロジックツリーに戻ってみましょう!

『ダイエットしても体重が落ちない』という問題に対して、”なぜ”体重が落ちないのか?(①)と考えて、最初に『運動不足』がという仮説が立ったとしましょう。

それから、本当に運動不足なのか?(②)と考えて実は『食事方法が悪い』という仮説もたっていきます。

更に、なぜ運動不足なのか?(①)を考えて『時間が少ない』という仮説が立ち、他にはないか?(③)を考えるとそもそも『運動の方法が間違っている』というように仮説が立っていきます。

そして、最後につまり、何がイシューなのか?(④)を特定していきます。

ここでクリティカルシンキング(クリシン)のコツを特別に教えちゃいます(^^)/

それは、、、

思考を止めないこと』・・・

普通じゃん!って思った方もいるかもしれませんが、これが意外と難しいんですよ・・・

ちゃんとした思考法で考えなければ、すぐにアイディア(How)合戦になってしまい、イシューの特定が正しくできません。

クリティカルシンキングの根幹は『イシューの特定』です!

だからこそ、イシューを探るときは徹底的に思考しましょう!

・まとめ

今回はクリティカルシンキングと、それに係る思考法の内容をひも解いていきました。

この思考法を使えば、ビジネスだけでなく就活でも、志望している会社の課題(つまりイシュー)を特定することが出来ます。

そして、そのイシューの解決策を面接などで『提案』できれば、即戦力としての「期待大」と判断されること間違いなしでしょう✨

次回はそんな自分(商品)を売り込むための『セールススキル』についてのアウトプットです!

是非次回も読んでくださいね☺

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

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