生活保護申請前に必要なのは『考えられる』精神状態。
生活保護を受けるにあたり、申請理由は様々でその背景も千差万別だと思います。
表向きの流れというのは厚労省や各自治体で小冊子やサイトで大まかにはわかるようにはなっています。
これをザッと眺めてみた感想。
本当にお役所仕事で命の危機が迫ってる人に対して伝わる気がしないし、まずここで諦めるのではないか?という感じでした。
自分の人生を左右する生活保護を決断するにあたり事細かなQ&A等何処にもありません。
やってるのは民間のNPO団体や実際に生活保護受給者の皆さんが動画やWebサイトで発信してるという形になります。
これは国や自治体の仕事だよね?と感じました。
*動画の情報でも某インフルエンサーが発信してるものを確認しましたが、素人の私でさえ申請却下になる危険で誤った物があるので、ここはご注意を。
まだ全国には水際作戦をしてる自治体も存在すると聞きますし、生活保護受給者への違法な対応で有名になった県内桐生市の話も記憶に新しいところです。
生活保護を受ける時点でほとんどの人は病気や無職というハードな環境にあり精神的ダメージは大きいと考えます。
病気も無職も自分が希望したものではありませんよね。人生の中で予想外の出来事というのは心身共に大ダメージなのは過去の出来事で経験済みです。
その中で『申請するなら自分で調べて知識をつけてね、じゃ、頑張って!』というのは違う角度から見れば水際作戦の1つだと思わざるを得ないです。
私がこうして生活保護を最終的に決断出来たいくつかの理由の中には、同じくコロナ後遺症に罹り、負債を抱えその中で保護申請し日々の生活を動画にした方を拝見したからでした。
なんでしょう、ちょっと大袈裟かとは思いますが今でも命のバトンを頂いた気持ちで感謝しきれません。
次は私がそのバトンを誰かに渡す番だなと思いました。
(コメント入れてくださった内容がズバリで驚きつつ、ここで改めてお礼申し上げます)
話は冒頭の情報収集と知識の大切さに戻りますが。
『知らなかった事を知ったり、わからない事を解決していくこと』は健康体で一般的な生活水準の時にはごく当たり前『できる』事だと思います。日々の生活の中で悩みや問題が起こった時にも調べる気力と心の余裕はどこかにあるはずです。
しかし、あまりにも問題が大きくなっていくと誰かのアドバイスが目からも耳からも入ってこない、見えない不安に押しつぶされそうになり何をどうしていいかわからなくなっていき……どうしよう、どうすればの循環から抜け出せなくなります。
生活保護申請前のその悪循環というのは病や無職で追い詰められた状態では何倍、いや何十倍にもなるのではと実体験で感じました。
こうなると鶏が先か卵が先かの理論になりますが、できれば悩み不安を募らせて精神的に参ってしまう前に違う物に思考力を使っていただければ結果、生活保護申請から受給までの時間を短縮でき一時的にも将来的にも安心を得られることになります。
これからの数年間を自分の決断で大きく変えることへの葛藤や世間一般の生活保護への誤解や偏見差別を目の当たりにしたら、何十倍では済まないかもしれません。
ただ、そこで思考を止めてしまい今までのやり方で再起するんだ!と後戻りしてしまうと、私のように更に自分を追い詰めてしまうよう形になります。
心の余裕を少しでも持って『物事を考える』状態を作らないと生活保護の場合は自ら越えられない壁を作ってしまう可能性があり最終手段を活用する前に人生を終えてしまう決断をされてしまう方がたくさんいらっしゃるのだと思いました。
私自身、過去に鬱で通院や症状の進行で自〇未遂で救急搬送されましたが現在は完治してから10年以上経ってる経緯があります。
ここまでの話は元々精神的な疾患をお持ちの方については私医療関係者ではなく、心理カウンセラーではないので立ち入ったことがお伝えできないことをご了承いただければと思います。
もし、ひとりで申請についてお悩みやご相談があれば民間の支援団体を利用するのも
よいのではないでしょうか。
まず、申請に関して心を落ちつけ受給予定日を決められるような精神状態に持っていくことが本当に大切ですし、合わせて1日1件でも2件でも保護に関しての情報を集め、知識を深めていくこと。
私のように手持ちがもう底をついてしまい、夢から覚めたように現実に押しつぶされる前に慌てるとそれもそれで結構な反動がくるのでその前に余裕をお持ちいただければと強く思います。
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