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“自分の心”を自分と相手にはっきりさせると生きやすくなる。世界も開けてくる。ーこめ氏のこころぐー

どうも、先日、朝起きたら米が炊けてなくて焦ったこめ氏です。
(けっきょくレンチンご飯で対応)

10月27日火曜日。

今日は極楽寺へ行ってきました。

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極楽寺は大保木公民館、さらに奥の石鎚山ロープウェイへと続く、県道12号線の途中にあります。

真言宗のお寺は関東圏、そして関西圏をはじめとし、西日本に多いらしく、極楽寺もその真言宗の寺の一つ。

なぜ行ったかと言うと、来年度からの私の動きについて、住職の神野顕彰さん(8日目初登場)に相談したかったからです。

今日は顕彰さんとの会話を通して、学んだ大切な気づきを記したいと思います。

今日は目次機能を使ってみました。(相変わらず長いので)

顕彰さんという人

大保木と関わるようになってから、顕彰さんとお会いする機会は何度もあって、その都度世間話程度に話をすることはあったものの、きちんと時間を取って話すということはこれまでありませんでした。

今日はこちらからお願いしてお時間を割いていただきました。

顕彰さんは大保木の連合自治会会長を務めていて、この辺り一帯の情報に精通する人です。 何かこの地域内で行動を起こすつもりなら、面識がある以上、一度話を通しておいた方がよいお方かなと思い。

別に言わなかったからといって怒られるとか基本的には何か大変なことになるわけではないけど、一言言う流れが一般化しているのは、こうした過疎地域ならではの特徴かもしれません。

この方はずっとこの土地の発展のために尽力してきたと聞いています。それ故に、ここに関わる人の各々の事情や活動状況など大方掴んでおきたいというのがあるのだと思います。

自治会長になって20年。寺の頭でもある彼のところには多種多様な人、伝手、知識、情報が集合しています。

ある人の活動がこの大保木を盛り上げることにつながるのなら、何か有力な情報を提供してくださる可能性もあるわけです。この地での活躍を応援、期待しているからです。

そんな大保木の重鎮に会いに彼の城でもある極楽寺を訪れると、藍色の作務衣で出迎えてくださった。
事務所のわきにある応接スペースで話をすることに。

そもそも、こめ氏が今どういう状況なのか

こめ氏は今、地域活性化事業の展開を目標とする一企業で働いています。
けれども現在は、会社が運営している施設の管理業務が事業の中心となっていて、宿泊場所を備えるそこでの業務が慌ただしく、主力としたい地域事業へあまり手が出せていない状況です。ゆえに、私もその施設運営がメインの業務となっているわけです。

もともと地域(田舎のことです)に、地域にいる人に、もっと関わっていきたいし、そこで生活したり何かやっていきたいという気持ちがありました。

それを俗に、地域活性化や地方創生というのだろうけれど、それをしたいというより、私はとにかく地域が好きだった。

学生時代には日本各地30以上の土地を訪問し (これでも少ない方だと思うけど、学生当時の私にしては頑張った方だと思ってる)、様々な地域の現状やそこで動いていく人に触れて、知見を深めた。 ※この話をし始めると長いので今日は割愛。

そもそもよく聞く"地方創生(地域活性化)する"とは、どういうことなのでしょうね。これも改めて自論を交えて考えていきたい内容です。

地域のどこがどう好きなの?そう聞かれると、地域の人やそこにあるもののあたたかさ、かなぁと思うけれども、あんまり上手いこと言葉にはできていない。
でも、確かに惹かれているものがあるのです。

現状、属する会社では地域に関わったことに取り掛かる時間は多くなく、地域に関わりたいという私がずっと抱えてきたこの想いをどうも消化しきれていない。

そんななか、大保木公民館が地域住民の拠り所であり、あれこれ活動やら行事やらがどんどん行われているとてもアクティブに動いている場所だということを知り、
「なんて元気な限界集落なんだ!よき!私も関わっていきたい」と思い、
メインとする仕事の合間に積極的に通い詰めているわけです。
なるべく地域のリアルに触れていたくて、中の人として動いていくように意識しています。

そうしてそれを記事としてときどきnoteに更新している…

というのがざっくりと私の日々です。

そうして公民館活動に出没を繰り返すうちに、もっと大保木に関わっていきたいという気持ちが次第に強くなってきて、今後の働き方も含め、動きを改めていけないかと思っている…というのが現状です。

それで今日は顕彰さんのもとに、どうしたものかと相談に来ているわけです。

自分がどうしたいのかはっきりさせて、それを相手に伝えることが大事

まずは私のこうした現状をお伝えして、(収入のことも聞かれたので答えたけれど、正直あんまり言うつもりはなかった) こんな風になったらいいなという意向をお伝えしました。

顕彰さんはその話にうなづいた後、正直、自分、そして今ここにいる年寄りだけでは限界がきていると感じると打ち明けてくださった。

大保木の地域活動のことや今の状況にも触れて、大保木の人たちだけではなく外の人、特に若い者を巻き込んでいくことがこれからの大保木には大切だと話され、実はこんな話があって…というまだ他の人には知られていない案件や大保木を今後どうしていきたいかという理想や願望等々も語られた。

気づけば、こめ氏という人間の命がなくなっても、それでその魂はそこまでで終わりというわけでなく、人の魂は考え方や知識といったもので受け継がれていくもので…といった、さすが寺の僧侶らしいありがたいお話へとつながっていったのだけども。

結論から言うと、大保木と関わっていきたいのならそれは是非とも、ということであった。
それにあたり、「自分がどうしたいのか、きちんと決めて伝えることがまずは大事だ」という言葉をいただいた。

それがはっきりすれば周りも自分も動きやすくなる。気持ちは分かったから、まずは方向性をきちんと定めて、それからまた話をしよう、そこで詳細を決めよう、ということになった。

確かにそうだなあ、と思った。
気持ちと頭で考えている意識って、違っているときがある。
だいたいは気持ちが本音で、意識は建前というか、こうした方が形式上はいい、会社的にはいい、あの人としてはいい、とかそういう他者基準他者目線になっていることが多く、自分の意思、気持ちとは反していることがよくある。

今、私はそれをしているかもしれない。というかしている。
きっぱり断りを入れればいいものをそれとなく断ることと同様のことを言ってみたり…
本当はこうしたくはないと思っていることに対して、踏ん切りがつかずに、少しなら…とか言って許容して曖昧にすることで気持ちに妥協していたり…

本当は選びたいものを素直に選べていない。
自分の気持ちを意識へきちんと結びつけていない。
さらにはそれを相手まで届けてられていない。

そうなってしまっている。
自分の意向が相手に完全に伝わりきらないから、その後の相手の自分に対する対応に納得できず不満が湧いたり、自分も過ごしにくくなったりする。

でも、元を辿れば自分のせいってことになる。
だから、まずは自分がどうしたいのか、どうありたいのか考えること。
そのうえで、やるべきことや、やりたいことを考えて目的と目標を定めて、
必要に応じて他者に明確に伝えること。

言葉(話し言葉・書き言葉)としても、意志としても、相手に伝えるところまでできてはじめて、自分の道は開けていくような気がしました。

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臆さず自分を発信する

その"伝える"ということに関してもう一つ。

私はSNSに対して、あまり意欲的な方ではない。
今でこそ、こうしてnoteの投稿をなんとか疎かにせずやっているが、実はnoteだってこれまで3回くらい三日坊主になっている(小声)。

けれども、FacebookとかTwitterとかインスタとか、どのSNSも次の投稿までかなりの間が空いてしまうのだ。

その理由はなんだろう…と考えてみたのだけど、それはまず、習慣がないということがある。
次に一つの記事を書くのに時間をすごくかけてしまうというという自分ならではの時間問題がある。
一回書いてはやっぱり消して、言葉を変えて、順序を変えて…一つ一つの投稿にこだわっちゃうのだ。

そしてもう一つ考えられるのが、投稿をどう見られるのか、という客観的なことが気になってしまうのだと思う。

先の話にもつながるけれど、
誰かに何か言われるのではないか、嫌な顔されるのではないか、という否定や批判されたくない悪く思われたくないという気持ちと、
はたまた誰かを傷つけてしまいはしないか、という他人の尊厳を思う気持ちが同時に働いているように思う。

「自分を全面に出しにいきたい。けど、鋭いことは言わないようにしたい。」

こうして、
自分を自分で擁護する気持ちと相手の様子を窺う気持ちが、
自分のやっていることを自分のことを知る人たちにもっと知ってもらいたいという気持ちと拮抗するのだと思う。

だから一つ一つの投稿に力が入り過ぎるというか、投稿する前もしてからも投稿による自他への影響というのが気になって…

段々とSNSから遠ざかっていくようになっていったわけです。

ところが、先日、Facebookを見ているときに、ある人が新しいイベントの企画をしていて、それに私の知り合いの多くが反応しているのを見た。

私もその企画の場所のことは知っていたし、ぜひ一度行けたらいいなあと思っていた場所であった。イベントのテーマもなかなか面白そうである。

そのイベントの共通の主催者の中には、同じ年齢くらいで自由な生き方をしていながらもどんどん活躍の場を増やしていっている人がいた。

そのとき、私は突然、ハッとして、
「最近は専ら人の投稿ばかり読んでいるけど、なぜ自分は投稿しないのだろう」
「自分のやっていることって発信しなければ誰にも全然伝わっていかないじゃないか!こりゃあ、いかん!!」

という気になり、動かなければと一念発起した。(本当に突然 (笑))

周りがどうのこうのってことより、自分をかたちづくっていくための手段として、ちょこちょこやっていけばいいのだ。

1つの投稿で自分に対する周りの見方が決まるなんてことはないし、じっくりゆっくり、臆さず無理なく、長い目で付き合っていったらいいではないかと。

刺激1つでものの見方は変わるものですねぇ(笑)

やっぱり、自分のこと、届けたい。自分のやってることって、自分は素敵なことだと思っているし、大保木のことなんて書いたら魅力だらけだと思うし(私は笑)、だからこそ知ってもらいたいし。

SNSの使い方は人それぞれだ。
肌身離せない人もいれば、全然使わない人もいる。
使う気になるときもあれば、距離を置きたくなるときもある。

これも少しずつでいいのだ。
気張らず、適度に更新しよう。
私のことを、やっていることを、発信していこう。広めよう。私も大保木も伸ばしていこう。

リアルでも同じく、頑張って “伝える”
ところまで、いきたい。

11月から、こめ氏もこめ氏のSNSも動き出したいと思います。


以上、今日のこめ氏でした。
思い立ったが吉日の人より。


広報活動や事業づくりなど、これからの大保木を盛り上げるために使っていきます。