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人生どん底の時期

これまで私の人生の中で起きた出来事で、
特に大きな喪失体験というと、
両親や主人とのあまりにも突然の別れ。
長い時間を、信じて共に過ごしてきた仕事仲間の思いもかけない裏切り。
会社を手放し、家も手放し・・・
それに伴う体調不良…などなど。。。

いわゆるどん底の時期というのがありました。

この時々を改めて振り返ってみて、とても納得できたことがあります。

それは、決まった流れに沿って出来事が起きている、ということ。

→チャレンジの時期
→積み上げてきたものに成果が現れて形になっていく時期
→形になったものの守りに入る守りの時期
→積み上げてきたものを全て手放す破壊と喪失の時期
→目標や方向を見失って迷走する空白の時期
→新しい道を発見して希望と活力を見出し、再びチャレンジする再生の時期
        

出来事は大なり小なり、このサイクルをぐるぐる回ってるんじゃないかと思います。

そして、人生のどん底が起きるタイミングはどこか?

というと、

ここです!!!         

守りに入ってる時期
→人生のどん底の出来事(強制終了的出来事)
→積み上げてきたものを全て手放す時期(破壊と喪失)
      
今思えば笑ってしまうくらい、ハッキリしてます。

ここ最近起きた出来事で言うならば、

主人との突然の死別と鬱によって、
社会的立場も、財産も、住む場所も、家族も、会社も、時間も
一気に失いました。

それまでの日常が本当にリセットされました。

そこから数か月は、実際は会社の社員の事もあったし
悲しみに打ちひしがれてる余裕はなかったのですが、
心の中は空白の時期を過ごすことになり、
色んなことが一気に襲ってきたせいか、体調を崩したり、
対人恐怖症状態になったりしました。

生活のため、働きに出て 今までの人生を全否定されるような、屈辱もたくさん味わいました。

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でもそのおかげで、色んな方に出会い、
変なプライドもなくなり、
美容の仕事のありがたさを再認識できるようになり、
子供達とも自分自身ともじっくり向き合う事ができました。

新たな目標を得て、新たな自分の可能性にチャレンジする道も出来ました。

結果的には、どん底の出来事があったからこそ、
人生の別のステージに上がることが出来た、
そう言えると思うのです。

では、なぜ、こんな形で強制終了させられるのか?
なぜだと思いますか?

それは、私の経験上で私の考えで言うなら、

それまで積み上げてきたものに対する執着心
慣れ親しんだパターンを手放す恐怖心
当たり前の生活に対して感謝の気持ちを持つ心

これらを自分の意志の力では乗り越えられなかったから。
私が望むステージに進むために、こうしたどん底と思える出来事が背中を押してくれていた、そういうことだったと思えるんです。

とはいえ、長い間、同じ時間・空間を共有し、苦楽を共に乗り越えてきた主人とのあまりにも突然の別れは、
あまりにも理不尽で、辛く、悲しい出来事でした。

でも、それくらい大きなマイナス体験がないと、
私は本気で、後ろ髪引かれることなく、
次のステージに向かえなかったのだと思います。

そのくらい、
大きな大きな執着心があって、本来進むべき道に、
勇気を出して一歩を踏み出せなかったんだと思います。

なので、突然いなくなった主人も、
後ろ脚で砂をかけるような行動をされた人達も、
人の足元みて汚い手を使ってきた人たちも・・・

私の人生のステージアップには、なくてはならないキャスティングだったのかもしれません。

大昔(笑)多くの時間とエネルギーを注いだのに失恋した時に、
私を突然、振って去っていった恋人も、

職場で10円ハゲが出来るほど、ストレスを感じてた人たちも

全部全部、私を次のステージに進ませるために、
何かに気づけるように背中を押してくれていたんだな、
と改めて腑に落ちたんです。

私の魂は全てを知っていたし、
だから頭では、辛くて悲しくてどうしようもない気持ちを感じていても、
魂レベルでは、乗り越えないといけないと感じていた、
そんな矛盾した状態を理解できた気がします。

ただ、どん底の真っただ中にいる時期は、そんなことどうでもよくて、
そんなこと考える気持ちにもなれませんでした。

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あなたが今、そう感じているなら、あなたもそうかもしれません。

でもきっと、数年後に新たなステージに立つことが出来たあなたが、
過去の出来事として振り返った時、

どん底に突き落とした相手や状況に、
感謝の気持ちが湧いてくるかもしれません。

今日は、そんな気持ちを少し、あなたに向けて、
シェアしてみたいと思いました。


最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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