よしのチョコたろう

放送大学で経済学と政治学を学んでいます。恥ずかしながら男性。誇らしく、統合失調症のフツ…

よしのチョコたろう

放送大学で経済学と政治学を学んでいます。恥ずかしながら男性。誇らしく、統合失調症のフツーのヒト。法政大学経済学部中退。ピアノ弾いてます。映画サークルでのおしゃべりのために、哲学を勉強していました。右利きのお利口さんのために作られた社会で、凍結させられた左腕を解き放とう!

最近の記事

サイコ

わたしの生まれは、佐賀である。2016年に、錯乱して佐賀城のお壕に全裸で飛び込み、佐賀の肥前精神医療センターに二回目の入院をした。その時、お壕は凍っていた。 父親は、東京で仕事、母親はすでに亡くなっていたので、それぞれ、佐賀と福岡に在住の母親の姉妹がお見舞いに駆けつけてくれた。 その頃、わたしは統合失調症ということもあって、ヒッチコック監督の名画、「サイコ」のアンソニー・パーキンス状態に陥り(自分のことを母親だと思って、殺人を繰り返す)、自分のことを、中国語教師であった「

    • 「科学」は楽しい

      先週、大学時代の映画サークルの先輩に会いに、東北は宮城県の古川とゆうところまで、行ってきました。古川は、新幹線の止まる駅で、駅前もおしゃれなところでした。先輩曰く、東日本大震災の復興支援で、駅前は綺麗になったのだとか。先輩には、気を使っていただき、ビールを飲みながら、楽しく料理などしました。哲学の話は、ビールが入ると、ちょうど良いです。 その先輩の影響で、経済学部に入ってから、哲学の勉強をしていたのですが、入学当初、辱知を得、一緒に研究室でお弁当を食べるなど、懇意にしていた

      • ベルクソン研究をしていた頃(師匠不在編)

        ぼくは、放送大学生なのだが、経済学の教科書に、フランスの哲学者、アンリ・ベルクソンの名が載っていた。 ベルクソンは、中退した、法政大学時代の経済学部の哲学ゼミで、ゼミ論の課題として、与えられた。ベルクソンは、その文体の美しさから、ノーベル文学賞を受賞されたほどの人物である。しかしながら、当時、ベルクソンの名を知らなかったので、mixiで調べたら、夏目漱石が英訳で読んでいた話が載っていたので、いいかも!と思った。当時、映画サークルで映画は観ていたが、ゼミの後藤浩子先生からは、

        • 統合失調症の俺の禁書は哲学書

          前回、夢を模索中とゆう記事を書きましたが、若い方たちも含め、多くの方たちが、自らの在り方に悩んでいらっしゃるから、哲学書が売れるのではないでしょうか? https://note.com/licopene_tomato/n/n307c2065b03a 哲学は、古代ギリシャの哲学者、タレスから数えて2600年の歴史がありますから、悠久の時の流れにゆったりと身を任せてもの思いにふけるのも良いか、と存じます。哲学史の本では、この本がおススメです。 https://amzn.as

          夢を模索中

          前回の記事で、身体のことを話したが、実は、夢を見ることが身体をのびのびと作動させるために、必要である。夢とゆうのは、こうだったらいいな、こんな風になりたいな、こういう仕事につきたいな、とゆうあの夢である。 「夢を見ないで何かを手に入れることは極めて、困難である。(中略)人間という生き物は、自らの望む姿をしっかりと掴んでいれば、自ずと体がそれを実現するために動きます。そうすると、夢の実現に向かう僥倖が落ちてきたときに、間違いなく拾うことができます。」(安冨歩著、「生きる技法」

          身体に頼って生き、その上で考えよう。

          入院していた時、作業療法のプログラムで、ストレッチを教えてくれたので、続けてゆこう、と思って、退院してから、本屋で以下のストレッチの本を買った。 精神科医によれば、身体を伸ばしたりすることは、自分の身体を意識することであり、「これが自分!」とわかることである。自分とは、 「二十世紀後半にもなったとき、哲学者の間でも、身体も私のうちとばかり、身体を評価する人々が出てきました。そうなると、身体をつつむものとしての衣服もまた「私」です。今までのように、精神だけが「私」だと知らん

          身体に頼って生き、その上で考えよう。

          Ado様の「ギラギラ」とThe Cureの比較に見る、現代の狂気についての考察。

          こんばんは。よしのチョコ太郎です。今回は、Ado様の「ギラギラ」と、前回書いた、キュアーとの比較において書いてみたいと思います。 「ギラギラ」は、狂気を音像化した曲か、と存じますが、そこに、キュアーとの共通点があります。ロッキング・オンの山崎洋一郎氏によれば、「自分が本当は何者なのかがわからない、この世界がいったい何なのかがわからない、という普遍的な不安と混乱。深い森を歩いている時に陥るような感覚。それをそのまま音像化したのがキュアーの音楽だ」そうです。 更に、「抱えた病

          Ado様の「ギラギラ」とThe Cureの比較に見る、現代の狂気についての考察。

          ロックバンド、ザ・キュアーについて

          ぼくが、人気、実力を合わせたとき、世界一のバンドだ、と目する、キュアーとゆうバンドの話をしよう。キュアーは、2019年にロックの殿堂入りし、紹介役を務めたのが、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーである。海外でも、巨きな影響力を持つバンドであるが、日本でも、音楽評論家である小野島大によれば、ブランキー・ジェット・シティ、スピッツ、アート・スクール、ラルク・アン・シエル、プラスティック・ツリーなどに影響を与えている。 ぼくが、キュアーを聴き始めたのは、2004年、17

          ロックバンド、ザ・キュアーについて

          人から評価されたい

          こんにちは。note12ヶ月連続投稿(やったー!)の、Political_Boyです。褒められて伸びるコなので、褒めて下さっても良いですよ? ぼくは自分の知識や、才能を売って、お金を稼ぎたいです。 noteでも収益を得られる、と思いますが、取り合えずは、少しでも、多くの方のお目汚しをして、スキをいただけたら、と思います。前回の記事幻聴と愛と斗争|Political_Boy (note.com)が、ぼくの力量不足か、幻聴が聴こえる、統合失調症とゆう病気について書いたためか、

          人から評価されたい

          幻聴と愛と斗争

          ぼくは、幻聴と診断されている。 頭の中で、聴こえるわけではないが、身体的には自分の口から、保育園落ちた、よしの死ねと、おそらく「誰か」が歌っている。(水中、それは苦しいとゆうバンドの「保育園落ちた吉田、死ね」が元ネタ。)死ね、とゆう幻聴は、教科書通りだが、問題は、それを「愛」と思うかどうか、だ。 愛は親や、性愛のパートナーや、友達からだけのものではないだろう。見ず知らずの人とも愛をもって接することができる。ぼくも、ナンパはしたことがないけれど、JR新宿駅東口に立ってみるべき

          お金の大学

          どうも、political_boy、月一の記事です。 最近、(本当の自由を手に入れる お金の大学 | 両@リベ大学長 |本 | 通販 | Amazon)とゆう本を、noteで知って読んでいます。ぼくは、精神病で療養中なのですが、訪問看護士さんや、デイケアのスタッフさんにも、両学長のことを、ご存知の方がいらっしゃって、励まされる思いです。元々は、noteのこの記事(お先真っ暗だった私が、本を読んでお金を使ったら、ググッと道が開けてしまった話。|BOOK婚 (note.com))

          自立には、多くの人の助けと時間がかかる

          唐突だが、この記事は誰かに伝えよう、と思って書いているのではない。ただ、ぼくが思いつく珍妙な世界を披露して、そこに入り込んできてくれる人を求めているのである。そうゆう意味では、入りにくいことは、重々承知だが、一度入ると結構面白いのではないか、と自負している。 noteに執筆することになった、直接の契機としては、ピアノの先生から、Facebookに書くよりは、noteの方が見てもらえるのではないか、とゆうアドヴァイスを戴いたことだった。読み手を想定しながら書け、とも言われたが

          自立には、多くの人の助けと時間がかかる

          36才のオレに初めて彼女が出来た話

          大学生時代は、童貞を卒業するまで、大学も卒業しない、と決めていた。童貞を捨てたのは、風俗であった。猫ひろし言うところの、「はじめてのチュウ♪はイソジンの味でしたー」とゆうやつである。ぼくが精神病院に入ったことを心配した友人が勧めてくれた。初めて行った風俗は、ぼくがお寺の窓ガラスを割って侵入して逮捕された所に近いところにした。犯罪を犯した場所に舞い戻ってくる、犯人の心理である。人妻系、つまりおばちゃんが相手をしてくれるところで、やはり、童貞としては、若い女のコよりは、経験豊富な

          36才のオレに初めて彼女が出来た話

          楽しい入院生活partⅢ~音楽(カラオケ中心編2016)

          前回の記事が好評だったので、また精神病院での入院生活について書きます。 https://note.com/preview/n6eb44c683f7a?prev_access_key=dfe3574676fcfd50c07fc9f8c0dfc308 入院中に作業療法とゆうのがあって、そこに音楽と関わるプログラムがある。すなわち、作業療法士さんが持ってきてくれたCDを鑑賞したり、ピアノ講師さんの伴奏に合わせて合唱したり、カラオケで歌ったりする。 東南アジアから嫁いできたおばち

          楽しい入院生活partⅢ~音楽(カラオケ中心編2016)

          楽しい入院生活partⅡ

          以前、「楽しい入院生活」とゆう、精神病院に入院していた時の話を書いたら、多くの方に見てもらうことが叶ったので、また書きます。 入院中に作業療法とゆうのがあって、そこで音楽と関わるプログラムがある。すなわち、作業療法士さんが持ってきてくれたCDを鑑賞したり、ピアノ講師さんのピアノに合わせて合唱したり、カラオケで歌ったりするのだが、この俺…のセンスと他の患者さんのセンスが多少違っていたりする。俺は、CDを物色し、Daft Punkの「One More Time」をかけるのだが、

          楽しい入院生活partⅡ

          非科学経済学は、必要ないのか?

          前回の投稿で、「君たちはどう生きるか」(映画ではなく、原作ではない漫画の方)をタグ付けしたためか、多くの人に読んでいただくことができた。だからという訳ではないが、宮崎駿監督の映画の方も観てきた。デートで観に行った経緯もあり、相手も観たいであろう作品を選んだので、繰り返すが、漫画版「君たちはどう生きるか」についての投稿を多くの人に読んでいただいたからではない。映画は暗いのだが、宮崎駿監督の表現に対する誠実さのような気がして、信用できるな、と思った。帰ってから、宮崎駿監督の、山口

          非科学経済学は、必要ないのか?