見出し画像

日体大卒、教員免許あり。 コンテンツ部マネージャーに聞いた 大企業からベンチャーへ転職した理由

この度、「実際どんな人が働いているか知りたい!」とのお声を頂きましたので、”メンバーインタビュー”を通じてお伝えしていきます。

今回お話を聞いたのは、コンテンツ部マネージャーの寺内さん。日本体育大学のライフセービング部、さらに体育教師の教員免許をもつ寺内さんが「Libryに入社した理由、いま取り組んでいること、今後やっていきたいこと」を聞いてみました。

画像1

プロフィール:寺内 真吾(てらうち しんご)
コンテンツ部 マネージャー
2020年10月入社し、コンテンツ部にて出版社様との窓口や新規の業務提携先の開拓を担当している。

心の底から「この会社を受けたいな!」と思った

―寺内さんがLibryに入社した理由は?

私が考えるキャリアプランの中心に“教育に携わっていきたい”ということがあります。これまで特に興味があったのは「勉強をたくさんして偏差値をあげる教育」ではなく、「子どもたちが将来について考えるきっかけをつくる」ということでした。

前職の大手旅行代理店でも修学旅行だけでなく、キャリア教育プログラムの企画・運営をしていました。とはいえ、やはり学校教育の中心、先生たちの関心事は『教科教育(授業)』です。これに携わらずして、教育のプロフェッショナルとは言えないな、と思っていた頃に出会ったのがLibryでした。

もちろん、教員として目の前の生徒一人ひとりに向き合うことも重要だと思いますが、うまく行けば数万人の生徒にインパクトを与えられるのは民間企業の方ではないか、という考えがあり現在Libryで働いています。ちなみに、こんなことを言っている私ですが持っている教員免許は「体育(保健体育)」なんです。机に座って勉強する教科ではありません。笑

これまでも教育系の会社やEdTechベンチャーはたくさんチェックしていましたが、初めて心の底から「この会社を受けたいな!」と思ったんです。

理由は、ストレートにVision「一人ひとりが自分の可能性を最大限に発揮できる社会をつくる」が刺さったからです。そして、「この会社のビジネスモデルは、リアリティがあるな、本当に変えていくな」と感じたんです。

Libryは、デジタルを推進する会社なのに、なぜか「紙とペンで問題を解く」というアナログな部分を残しています。でもよく考えてみると、学校の試験はまだ「紙とペン」を使っています。現場からすると、タイピングで学習をする方が違和感を感じるはずです、そういう意味でリアリティがあるサービスだと思いました。

それからLibryではよく「なめらか」という表現をするのですが、デジタルとアナログの良いところ、両方の融合によって初めて学校現場を変えていける、先生を置いてけぼりにしない、という世界観が学校には受け入れられるんだろうなと感じていました。

利益を横取りしたいわけではない

―コンテンツ部では、どのような仕事をしていますか?

コンテンツ部には、営業と制作の役割があります。私が担当しているのは、出版社様との提携するための営業です。

出版社様は紙の教材をつくるプロですが、事業構造や会社規模の問題でデジタル対応の波にうまく乗れていないケースもあります。そこで、出版社様が抱える課題をLibryで解決していけると思っています。とはいえ、初めから喜んでくださる出版社様は皆無です。どちらかというと「黒船来航」という印象なんだと思います。笑

そこでLiibryの考えていることや実現したい世界観をお伝えすると、180度印象が変わるようです。お陰様で260冊を超える書籍をこれまでLibryで提供することができています。最も理解して頂きたいのは「出版社様の利益を横取りしたいわけではない」ということです。Libryとタッグを組むことで、「デジタル対応をすることで利益構造が改善でき、さらにユーザーへの提供価値も高められる」とお伝えしています。

画像3

―寺内さんが仕事のやりがいを感じるのはどんな時ですか?

出版社様との提携が決まった時です。

やはり、この瞬間は「出版社様に自分達の思いや考えが伝わったんだな」という安堵に近い嬉しさがあります。あとは、Libryで出版社様の売上に貢献できた時です。私の中では、提携する書籍が追加されていくことがLibryに対する評価の証です。

また、Libryでデジタル対応するメリットをご説明した際に、「そんな事まで考えているの!?」「こういうのを待ってたよ!」と共感の言葉をいただけた時も嬉しいです。Libryのみんなが苦心して形にしてきたことを、一番最初に提携する出版社様にお伝えする役割だけに、責任と共にやりがいを感じます。

―Libryの好きなところを教えて下さい

メンバーが、Think Deeplyなところ。

会議や議論の場では、思いつきではなく、しっかり考えて発言している人が多いなと感じます。年齢、社歴に関係なく自分の意見を言い合える社風、文化も好きです。自分にはない考え方を学べることも多いですし、納得感をもってディスカッションを終えられるのが良いところです。

それに、教育への想いが熱い。「どうすればもっと教育を良くできるか」をテーマに2時間ぐらい議論することもあります。同じような温度感で話せる仲間がいる点は他にはあまりない環境だと思います。それはプロダクトへのこだわりの強さにも表れていて「こんな機能を足したい」と打診をすることがあるのですが「ユーザーファーストなのか?」「継続して使用される機能なのか?」という本質の話になります。

正直、ひと筋縄ではいかないもどかしさもありますが、Libryの開発へのスタンスが一貫しているので、とても納得感があります。

出版社様に「より良い教材づくり」に集中してほしい

―寺内さんの好きな「7Values」は?

One Team、Think Deeply、Make a Better Placeの3つ。

特にMake a Better Placeが好きです。
教育出版業界を高いレベルで存続することが重要だと考えています。そのために出版社様には「より良い教材づくり」に集中してほしいと思っています。

ただ、少子化問題で教科書の発行部数が減れば、出版社様の利益が下がります。結果として、本業ではない部分を心配しなければいけなくなり、教材づくりの質に悪影響が出てしまうのではないかと懸念しています。それだけ日本の教育における、教材の役割は大きいのです。

もし仮にLibryを活用して頂いていれば、教材づくりに集中できる環境が維持できるので、教育の質を担保していけます。


―今後の目標を教えて下さい

主要5科目すべての出版社様と提携することです。

出版社様の中にはLibryの可能性を信じて、結果が出る前から提携してくださった会社もあるので、早く恩返しをしたいです。全ての出版社様に、提携して良かったと言ってもらうことを目指しています。

あとは、コンテンツ部のみんなが楽しく働けること。
社外との接点がない制作チームのメンバーにも、エンドユーザーである「先生や生徒の声」を届けて、自分の携わっていることが誰かの役に立っている、成果が出ている、と充実感を持って仕事ができるチームにしていきたいですね。

―いま感じている課題はなんですか?

最近特に感じていたのですが、出版社様への営業は私が1人で担っているため、業務が属人化しがちです。今後はメンバーを増えていくので、業務フローのマニュアル化が急務だと思います。案件が増えてもスムーズに進行できる体制を作り、Libryの成長フェーズを支えていきたいです。


―どんな人と働きたいですか?

変化を楽しめ、自分の意見が言える人です。

Libryは成長フェーズなので、状況に合わせて自分のやるべきことが刻々と変わります。なので、安定的に毎日同じことをしたい、という人はあまり合わないと思います。ポジションや年齢に関係なく意見を言えるのは私が好きな企業文化なので、自分の意見がしっかり言える人や仲間を尊重できる人、と一緒に働きたいです。

画像2


Libryに興味がある方へのメッセージ

Libryは、「教育」「社会」を確実に良い方向に変えていく会社です。まだ人数も30名を超えたところなので、一人ひとりが社会に与えるインパクトが大きくなります。
ビジネス特性上、「結果がすぐに目に見えるか」と言われると、必ずしもそうではありませんが、着実に前に進んでいますので、変化の兆しをひしひしと感じています。教育業界に興味がある方には、ぜひジョインしてほしいです。


この記事が参加している募集

社員紹介