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創業時の融資で断れないようにするためには?【20代からの起業】

こんにちは!本田祐樹です。

本日は「20代で起業する人が融資を受けるためには?」というテーマでお話していきます。

ホリエモン、藤田晋、孫正義など20代で起業して有名になった人たちに憧れを持ったことが一度はあるんではないでしょうか。

もうすでに20代のうちに起業することを決めている人は素晴らしいです。
とはいえ資金面に不安がある人は多いはずです。

「そろそろ念願の独立を考えているけど、上手くいかなくて速攻で廃業になる可能性もあるよな~」
「何の実績もない自分が、家族以外からお金を借りれるものなの?」
「20代の自分が少しでも融資を受けるために準備すべきことを知りたい」

本日はそんなお悩みに対するお話です。

私は4年前に独立して今では2つの会社を経営していて、融資を受けた経験は何回もあります。

また20代で起業を目指す若者に対して、自分のナレッジを共有しサポートする活動も行っていて、2つ目の会社の社長をやっている鵜飼君という子もその流れです。

そんな私から起業時の資金面に対する不安を払拭してもらえるようなお話をするのでぜひ最後まで読んでいって下さい^^

ちなみに起業だけでなく、フリーランスや個人事業主を目指す方も共通のお話になりますよ!


20代の初心者が融資で断れないようにするためには?

早速ですが20代の時点で「お金を借りたことがある」という方はどれくらいいるでしょうか?

多分ぜんぜんいないはずです、あるとしたら大学の奨学金くらいですね。

どんどん年を取ると「結婚」「マイホーム」など借金をする機会があるのですが、20代の方だと起業時の融資が人生初の借金になるはずです。

そんな初心者が融資を何とか受けるためにやるべきポイントを紹介します。

①事業計画を作り込む
②融資制度を調べる
③可能なら先に仕事をやっておく

①事業計画を作り込む
起業するには何かしら「やりたいこと」「できること」が頭の中にあるはずなので、それを計画書として落とし込んでみましょう。

「4C」「KPI」など難しいことを考える必要は無くて、ポイントは「他人に納得してもらえるか」です。

私もそうだったのですが、新しいチャレンジをするときって大体ひとりよがりになりがちなんですよね…

自分としてはポジティブに見えているけど、客観的に見たら「ヤバい計画」なんてことはザラです。

もちろん個人でビジネスをやった経験なんて無いわけですから最初から上手くは書けませんよ^^

「みんな最初は初めて」なので不安がらずに、とにかく自分なりに考えて作ってみることです。
出来れば周りにいる信頼できそうな人に見てもらいましょう。

「結局これってどんな仕事なの?」
「どうやって生計を立てていくつもりなの?」

こんな言葉が返ってきたら再度練り直すべき合図です、まあ最初の1回は誰でも言われるはずですw

やっているうちに気付くと思いますが、「他人に納得してもらえる事業計画書」は結果的に融資の返済計画にもなり得るということです。

融資と聞くと何だか堅苦しいイメージですが、お金を借りるっていうことには変わりません。

金融機関でも個人でも同じで、「どうやって返済するか」が一番大事なわけです。

金融機関の場合は利子が儲けの源泉なので基本的には「お金を貸してナンボ」っていうスタンスですが、返済計画が見えないような人にお金を貸すほど甘くないですからね。

「〇円が毎月入ってくる想定だから、そのうち△円くらいを返済に充てると■年くらいで返せるので100万円貸してください」

これがパッと言えるくらいの具体的な事業計画書が作ればOKです。

②融資制度を調べる
ちなみに融資と聞いて実際に借りる場所って思いつきますかね?
初心者なので今の時点で思いつかなくても大丈夫ですよ、調べれば良いだけですので(^^;)

日本の場合、大きく2つの創業融資の制度があります。

・日本政策金融公庫
・信用保証協会

日本政策金融公庫は「公庫」とも呼ばれ、国の政策のもと創業支援を行う金融機関です。

民間金融機関の補填のような位置づけにもなっているため、銀行が断った案件も公庫は貸し出していたりします。

あくまで私の経験や周りの話ベースですが、公庫のほうが借りるハードルは低いです。

もちろん断れることはありますが、「実績」「取引状況」「自己資金」などが無くても融資を受けられた事例はたくさんあります。

また20代で右も左も分からない人でも、公庫では担当者が事業計画書のアドバイスをしてくれることがあります。

全国に支店があるので最寄りの公庫にまずは相談しに行ってみることをおススメします。

銀行に比べて金利も低いですし、最初に公庫から融資を受けて数年後に足りなくなった分を銀行で融資を申請した際に「公庫が融資をした企業」ということで信用の積み上げになるケースがあります。


続いて信用保証協会についてです。

先ほどから「銀行」というワードを使っていますが、起業する際の融資で銀行から融資を受けられる確率は1%くらいです。

「え?じゃあムリじゃん」と思った方、おっしゃる通り無理なんです💦

公庫と違って銀行は民間の金融機関なのでお金を貸す相手を相当シビアに見る必要があるからなんです。

とはいえ銀行から融資を受ける方法が1つだけあって、それが信用保証協会を使うことです。

ざっくり言うと「信用保証協会が銀行と皆さんの間を取り持ってくれる」という仕組みになります。

銀行からすると一番怖いのは「皆さんが返せなくなったり、夜逃げすること」です、民間企業なんで当たり前ですよね(^^;)

そこで信用保証協会という仲介を得ることで、間接的に銀行から融資を受けるということです。

とはいえ実際には銀行が信用保証協会と連携してくれるので、皆さんとしては銀行に直接相談に行ってもらえればOKですよ。

万が一、返済が不能になった場合は信用保証協会が銀行に対してお金を補填します。

その代わり、融資が決まったときに融資額から「保証料」が先に差し引かれて入金されます。

仮に300万円の融資が決まって、保証料が10万円だったときは皆さんには290万円が振り込まれます。

融資の審査も信用保証協会がメインで行いますので、信用保証協会がNGとしたら銀行の意向に関わらず融資はダメだったことになります。

ちなみに信用保証協会って各都道府県に1つずつ設置されているんですが、愛知県だけ「愛知県信用保証協会」「名古屋市信用保証協会」と2つあります。

名古屋市で起業すれば2回チャンスがありますよ~


③可能なら先に仕事をやっておく
最後に出来ればで良いのですが、融資を受ける前に何かしら個人で稼いでおくと審査が通りやすくなります。

端的に言うと副業で稼いでおけばOKってことです。

多くの場合は「実績ゼロ」「取引先なし」「自己資金は少額」という状態で融資を申請しにいきます。

先ほども言ったように公庫であればチャンスはそれなりにあるのですが、「副業で月5万円稼げているので、思い切って起業することにしました」と言えた方が絶対良いです。

前段に行ったように事業計画書から返済のイメージが伝わることが大事なのですが、「これから始めます」だと中々キツイものがあるからです。

皆さんも友達が「独立するけどお金がないから20万円貸してほしい」と言ってきたとして、どうでしょうか?

これから行動する人よりも、すでに小さな結果を残している人のほうが「まあ返してくれるか」ってなるはずです。

詰まるところは信用と本気度です、手ぶらで行くより可能な範囲で行動を始めておくことを強くお勧めします!


実は書きたいことの半分くらいしか書けてないのですが、すでに長文になっているので残りは次回にしますね!(気合入れすぎた…)

こんな感じで私のブログでは「個人で稼ぎたい」「キャリアアップしたい」という若い方に役立つ情報を発信しています。

もし少しでも面白いと思ってくれた方は次回も読んで下さいね!

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