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#4初めてのロンドン🇬🇧|想像の3倍でかい!【大英博物館編】

はじめまして!
フリーランスフォトグラファーのつるみと申します。

今回も引き続き、昨年の7月に訪れたロンドン旅行を思い出しながら追体験していきます!初めて来てくださった方は、ぜひこれまでの記事もご覧ください。

▼ロンドン旅行までの経緯について

▼旅費や事前準備について気になる方はこちら。
>>#2の記事がnote公式マガジンの『海外旅行記事まとめ』に追加されました!うれしいぃっっ!!

▼到着日の記事はこちらです。
キングスクロス駅と駅前のパブについて気になる方はぜひご覧ください。

さて、本記事では2日目の最初に訪れた大英博物館について書いていきたいと思います。いよいよ本格的にロンドン観光のスタートです!



イングリッシュブレックファースト

ロンドンで迎える初めての朝。
お天気も良好、最高のスタートです。


兎にも角にも腹ごしらえから。
今回のツアーにはホテル朝食がついていました。
食費が高いのでこれはかなり助かります。

朝食会場の受付で部屋番号を伝えると席に案内されます。朝食はビュッフェ形式でした。

This is イギリスなラインナップ

ハッシュドポテトにマッシュルームに豆のトマト煮など、めちゃくちゃスタンダードなイングリッシュブレックファーストのラインナップ。

ちなみに私が食べていたのはこんな感じ。

はい、コーヒー党ですね

ハッシュドポテトが美味しすぎて毎日複数個食べてました。マッシュルームもお気に入り。ロンドンを感じられて幸せな朝です。


"階"の数え方

結構びっくりしたのですが、イギリスでは”階”の数え方が日本とは異なります。
"ground floor"=日本の1階
"first floor"=日本の2階
"second floor"=日本の3階

というふうに、スタートが0階なんですよねぇ。
これがまたややこしいのなんのって。

エレベーターのボタンも、G、1、2、3…となっています。
朝食会場は地上階だったので、この場合は"G"階に向かうことになります。寝起きでぼーっとしていると、無意識に日本階で押してしまいそうになる(なんなら押した)ので要注意です。


いざ、大英博物館へ!

この日は早速メインディッシュの大英博物館からスタートします!
ここに行かなきゃどうすんのって話ですよ。

ホテルからめちゃくちゃ近いので徒歩で向かいます。色使いや新旧の混ざり方などすべての景色が可愛い。

海外の人はテラス席が大好き


オープン前から並ぶらしいとのことだったので9時半頃に到着。すでに門の前には長蛇の列が。オープンを待っている間にもどんどん列が伸びていきます。


そして10時の開場と共にゾロゾロと中へ。

ドドン!

いや想像の3倍は大きいぞっ!!!

こんな大迫力な建物を横目に順路通りに進んでいくと、入館前にセキュリティチェックがあります。火器や危険物はもちろん、キャリーバックも持ち込み不可のため要注意です。


検査をクリアしいよいよ中へ。
正面入り口から入るとまず最初に寄付BOXが。


大英博物館の入館料はなんと無料です。太っ腹!
ロンドンではすべての人が芸術を楽しめるよう、公共施設のほとんどが入館無料となっています。アートリテラシーが高いのも納得の環境、羨ましい限りです。

どうやってこんな施設が寄付だけで成り立っているのか…
そんな気持ちのまま中央部へ。

わーーーーお!

室内とは思えない大空間!!
建物の中に建物があるような不思議なつくり。

かっこよすぎるセンターホール

事前調べで散々写真を見ていたはずですが、やはり現地の迫力は違います。この時点でワクワクが止まりません。

すべての展示を見ているとそれだけで1日が終わってしまうくらい広いです。決まった順路もありません。まずは館内マップをゲットして、それを頼りにお目当ての展示物を目指して進んでいきます。


本当にたくさんの展示品があるのですが、その中から特に印象的だったものを抜粋して紹介していきます!

ロゼッタストーン

最初にお出迎えしてくれるのが人気展示物のひとつ、ロゼッタストーンです。

ロゼッタストーン

この石碑が発見されたことで、古代エジプトの象形文字が解読できるようになったとか。展示のされ方のせいなのか、なんだかすごくオーラがあるような気がします。

常に人だかりができていたため、あまりじっくりとは見られませんでした。入り口からすぐのところにあるので、しっかりと見たい方は後回しにするのもありです!

いやぁ、もうどう見てもポーネグリフですよね。


そのほかにも古代の文字らしきものが彫られた出土品がたくさんありました。これなんて絵すぎてぎり読めそうです。(読めません)

漢字の原型みたい


ラムセス2世の胸像

そして次に目をひくのがこちら。

ラムセス2世の胸像

基本的に説明は全て英語なので、ざっくりとこれがなんなのかくらいしか分からないのですが、どの作品も見てるだけでも十分に凄さが伝わるくらい迫力があります。

そもそも、3000年以上経っているとは思えない状態の良さに驚き。右胸の穴はなんだろう?と思って調べてみると、ナポレオンがこの像を運び出そうとした時に開けた穴だとか。へぇぇ!!

歴史の授業で習った人物が実在した痕跡を見られてちょっと感慨深い。事前に展示物について調べていくと、さらに発見があって何倍も楽しめそうです。

アッシリアの人頭有翼獅子像

こちらはHUNTER×HUNTERに出てくる守護霊獣(念獣)みたいでかっこいい、私のお気に入りのアッシリアの人頭有翼獅子像です。

アッシリアの人頭有翼獅子像

写真を撮りそびれましたが、狛犬のように2体で対になっています。神話上の守護獣神らしいので、そんなふざけた感想もあながち間違いではないみたい。

まだまだ迫力の展示が続きます。
こちらは中東ゾーンにあった王様のお墓。
トルコの小国らしいのですが、隣国ギリシャの影響を受けギリシャ様式感が強めです。

どうやってここまで運んだの

パルテノン神殿の彫刻

こちらは大空間にずらりと並ぶパルテノン神殿の彫刻たち。石を彫って作ったは思えない繊細なデザインばかりです。

空間の使い方が贅沢

近年ではギリシャから返還要請がされているとか。いつまで大英博物館で見られるか分かりませんね。

このゾーンは全体的に頭部が無い像が多いです。首のように細くなっているところは壊れやすいんですかねぇ。

とはいえパルテノン神殿が紀元前からあることを考えると信じられない状態の良さに驚きです。

石なのに布の質感が凄い


続いて階段で上階へ。
展示もさることながら、建物自体も本当に素敵です。階段まで美しくて絵になります。踊り場の壁の色が階ごとに絶妙に変えてあるのがまたニクい。

ここで撮影したいなぁ
天井まで可愛すぎるぅぅ

エジプトのミイラ

ここで非常に残念なことが発覚します。

めっちゃくちゃ楽しみにしていたエジプトのミイラが探せど探せど見つからないなぁ〜と思っていたら、なんと当時ミイラゾーンが丸々改修中で見られないとのこと…ショック( ;∀;)!!

その時の私の表情

見られないものはしょうがない…気持ちを切り替えて引き続き展示を見ていきます。

上階には比較的小さな展示品がずらりと並んでいます。個性あふれる作品がたくさんあって見ているだけで楽しいです。

何の何かは分かりませんが、特に好きだったものたち。

ポーズ可愛すぎる
このシリーズ全部好き
エジプトの猫みんな可愛かった

日本ゾーン

続いて日本ゾーンを見ていると、私の地元石川県の伝統工芸である九谷焼の人間国宝、3代目徳田八十吉の作品が!!

地元の工芸品がこんなに立派な博物館に展示されているなんてとても誇らしいです。

右側が三代目徳田八十吉作「黎明(れいめい)」


下りは中央の階段から降りてみました。
ホール全体を上から見られてすごくおすすめ。

大きな螺旋階段

モアイ像

地上階に戻ったら締めはモアイ像でございます!

すごく見下ろされてる

一体でもこの圧。こんな像がイースター島にたくさん立っていると思うとちょっと怖いでしょうね。元々は祖先を称えるために作られたものだそうです。どうしてこんなデザインになったのか気になります。

こちらも150年前に無許可で持ち出されたとして、イースター島から返還要請がされているようです。世界中の遺物が展示されている大英博物館では、ほとんどのものがそんな歴史的背景を含んでいるのかもしれませんね。

ミュージアムショップ

中央の建物の地上階がミュージアムショップになっています。売り場も広くて見てるだけで楽しいです。展示物を元にしたグッズからロンドン土産までたくさん揃っています。

私は数あるポストカードの中から厳選した2枚をゲット。

エジプト猫の展示を見る猫さん

はぁぁ〜やはり大英博物館は凄かった。日本では見ることのできない規模感と展示ボリュームに感動しっぱなしでした。

ここまで回って大体2時間くらいでした。
これでもかなり駆け足で回った方かと思います。ミイラゾーンは抜きなので、人気の展示を見ようと思うと所要時間を2〜3時間は確保したいところです。

今回はスケジュール的に時間がなく断念したのですが、有料で日本語対応の音声案内もありました。説明を聞いてひとつひとつ理解しながら見られたらさらに楽しいだろうなぁ。


スリに注意

ヨーロッパでは、人気の観光スポットや人混みではスリ被害が多発するので注意が必要です。展示に集中していると警戒が疎かになることもあるでしょう。

刃物で鞄を切って中身を取ったり、スマホストラップを切って取られることもあるそうです。カフェなどで机の上にスマホを置くのも危険です。

私の場合は、パスポートやクレジットカードなどの貴重品はセキュリティポーチに入れて、服の下に肌身離さず身につけていました。

スマホストラップは簡単には切れないパラコード素材のものを選びました。

そこまでしなくてもと思う方もいるかもしれませんが、言葉の通じない国で貴重品を失くすリスクを考えると、警戒しすぎるくらいでちょうど良いかと思います。

また、ただのポーチだと特殊な機械でカード情報を読み取るスキミング被害に遭うこともあるので、スキミング防止機能が付いているものを選ぶのがおすすめです。

警戒していたおかげか運が良かったのか、そういった被害に遭うことなく済んで本当に良かったです。楽しい旅行の思い出で終わらせるために、これから行かれる方は200%の警戒を心掛けて楽しんでくださいね(^^)


最後まで読んでいただきありがとうございました!
最終日まで書き切れるようにスキしていただけると励みになります!
また続きも見てもらえたら嬉しいです(^^)

おまけ

当初は1日分を1記事でと思って書き始めたのですが、どのスポットも素晴らしく書きたいことがあり過ぎたので諦めました(笑) この日はナショナルギャラリーにも行ったので、また丸々1記事使ってしまいそうです。

やれやれƪ(˘⌣˘)ʃ

次回、またもや改修中の巻


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