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メキシコから撤退を決めた3つの理由

1. MXNの価値下落
現地採用はペソ払い給与のみで円収入がありません。 いくらメキシコ人と比べて高い給与をもらっているとはいえ、一時帰国の際に使うのはもちろん円。 しかも日本の物価は約3倍。ドル立てで副業収入もあるものの、MXNの下落が止まりません。

2. メキシコに特別思い入れはない
JICA不合格後、わざわざメキシコに来た理由は、3つあります。
1. スペイン語圏である=言語面でのストレスが少ない。
2. 仕事がたくさんあり、ビザの取得が容易である。
3. 日本語教育が盛ん。
なので、収入を得ながら「西語力up」「日本語教育の経験を積む」という目的が果たせれば、あとはとくに用事なし。

3. 疲れた
メキシコは階層社会です。
とくに工場の作業者は、算数(かけ算、わり算)ができないひと、お金の価値観の違うひと、 「ゴミはゴミ箱に捨てましょう」とか当たり前のことが理解できないひと。そんな人がほとんどです。 我々と同じ金銭感覚、常識で話が通じるのは、一握りのよい教育を受けた人たちだけ。
あと、ご飯が美味しくない。油っぽい。

じゃあどんな人がメキシコ向いているの?
・根気よく何度も質問できるひと
だいたいメキシコ人は三歩歩いたら忘れます。朝お願いしたことは昼には忘れています。 何度もこちらから確認しないと話がすすみません。

・ahoritaに耐えられるひと
「ahorita=今すぐ」ではなく、「気が向いたら、そのうち」です。 急かしても意味がないので、「いつまでにできるのか?」と期限を明確化することが大切です。

・乾燥や暑さが苦手ではないひと
冬場は朝晩は0度になることもあり、コート・マフラー必須なくらい寒いですが、 同じ日の日中は上着なしの気温で暑くなることが多いです。また、湿気がなく乾燥しているので、それが苦ではない人。

とはいえ、高い語学力がなくても仕事が得られ、現地採用といえども恵まれた条件で働けるのは魅力的だと思います。
とくに特別なスキルもなく大卒・社会人未経験で、そのまま海外就職は本来は難しいでしょう。 
迷っているくらいなら行ちゃえばいいんじゃない?かな。

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