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「あー県の職員なんですか」肩書きより中身で勝負し、評価してもらうために

こんにちは!県職員、けんです。
前回、トーク・フォークダンスとは何かについて書きましたが、
今回は、それをある学校で開催したいと
先生に相談した時の話です。

あるイベントで縁があった高校生が
トーク・フォークダンスに興味を持ってくれて、
まずは学校の主任の先生に
話をしてくれることになりました。

ぼくのnoteの最初の投稿で書いた、
2枚目の名刺のうら?面を見せて差し出します。

「・・・子ども会?・・・PTA?」
怪訝な表情を見せる先生。

そこで、
名刺のおもて面
(職場の名称が書いてあるほう)を見せて
仕事を説明します。

「県庁の職員なんです」

そうすると、
先生の頭の上の電球が光ります。

先生に限らず、
こういった名刺の出し方をした相手は
だいたいこんな反応です。

幸い、主任の先生は、
外部の大人と生徒が関わる重要性を理解されていて、
既に経営者団体とさまざまな取り組みを
進めていらっしゃいました。

その後、先生から連絡があり、
一度学校に来て、
校長や教頭に会ってほしいとのこと。

まず教頭先生との面談?です。
開催したい内容や、現在までの経緯を説明しますが、
表情は冴えません。

主任の先生からは事前に、
「けんさんが何をしているかを説明してほしい」
と言われていたのを思い出し、
「実は県の職員でして・・・」
と切り出すと、
「あー県の職員なんですか」
と頭の上の電球が光りました笑

その後、
校長先生にも挨拶をし、
無事に企画を進められる見通しとなりました。

学校からの帰り際に、主任の先生が
「けんさんが県職員だと名乗ったことで
校長と教頭が了解したのが、
個人的にはすごく悔しかった。
私はけんさんのやりたいこと、
やってきたこと自体で
判断してほしかったから」
とおっしゃってくれたのが、
ぼくには忘れられません。

昔、職場の上司に、
「けんさん、我々は恵まれてるよ。
初対面でも身分を名乗っただけで
家に上げて話を聞いてくれ、
お茶まで出してくれる。
こんな仕事はそうそうないってことを
自覚して仕事しなきゃな」
と言われたことを思い出します。

肩書きより中身で勝負し、
評価してもらうために、
何を大事にするべきか。

常に自分に問いかけながら
生きていきたいと思った出来事です。

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